本当に大切なことって何か


いいクラスになることは目標ではない。1人1人の成長のためにクラスがある。
と、素敵だなと思っている人が書いていた。自分が望んでいることを押し付けようとしているだけなのか、相手が望んでいることなのか、意識していないとすぐに自分の方がでてきそうで怖いなと思う。

今いる場所は特殊で、目的ありきで集まったわけではないので、興味も価値観も性格も全然違う人たちの集まり。しかも家なので、スイッチオンのときよりもスイッチオフの状態で集まるところ。小さなことに反応しすぎても相手は窮屈だし、自分ももたない、でも小さなことの中に相手が悩んでいることや、今後の爆弾になることがあるかもしれないから難しい。本人が一人では乗り越えられそうにない場面に適切にサポートができるように、人を観察する力っていうのが欲しいと思う。

ブームの中に
なぜ、離島留学のムーブメントを進めたいと思っている人が多いのか。なにがいいことだと思っているのか。現場は気の合う人は多分少ないし(人数が少ないから)楽しいと思える要素も少ないし(エンタメ、文化に触れることが少ない)学校は田舎の学校であって何か特別なことがあるわけじゃないのに。結局、都会の高校でうまくやっていける人じゃないと離島留学はかなりきついものになると感じている。全ては自分次第だと思えるかどうか。合わないなと思っている人と折り合いをつけれるか、退屈だなと思ったら自分で楽しみをつくれるか。わざわざ離島である意味…と思ってしまう。地域みらい留学でうたっていることは全てマイナス面にもなる可能性があると思う場面も多くある。実際田舎の困難高校であるというだけ。

日々の関わりの中で、相手のことを本当に考えるとは
ごめんねとすぐ謝罪を伝える人がいるけど、相手は何を考えてごめんねと言ってくれたんだろう。ごめんねの言葉に反射的に返すよりも、ごめんねをなぜ言ったか考えることが大事なのかな。もっとその表情や感じを見てたら、そこにきっと不安があることがわかったかもしれない。声かけるか側にいるか出来たのかもな。不安を和らげるとか目的なくてもよくて、ただ相手が望んでることを知ろうとするだけで、いいってことがあるのかもしれないな。

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