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安全基地


1ヶ月だけ、男性の家で共同生活を送ったことがある。

夜ご飯を時々一緒に食べて、あとはお互い課題をこなす日々。
時々メンタルが死んだ私のために抱きしめてくれたり、話を聞いてくれた。
あとは、シングルの布団で一緒に、手を繋いで抱きしめてもらって寝ていた。
もちろん、1度も壁を越えたことは無い。
ただそれだけの1ヶ月。
自分の人生の中での一部分なだけ。

それだけなのに

その1ヶ月が忘れられない。
どうしても。どうなっても。

また戻ってこないかなと思う。
あったかくて、安心できる場所だった。
怖くなくて、優しい場所。
家に帰ったら誰かがいて、
それだけでよかった。
話したかったら話せばいい。
気を遣って話す必要はない。
怯えなくていい空間だった。


相手とは、その期間が終わったあと。今でも、連絡を取り続けているけど簡単に会える距離じゃない。
冬に引っ越してしまった。

相手は、いままでの生活拠点に未練はないのだろうか。
遊ぶ相手はずっとここにいるから、
いつかなにかが落ち着いた時に引っ越してきませんかね。
もはや、第2の人生を一緒に私と過ごしてみませんかね。

付き合いたいわけでもなんでもない。
ゆるゆるとした生活を送りたい。
時々会って、何となくすごしたい
泊まりたいなら泊まればいい、
帰りたかったら帰ればいい
そんな関係でいい。


だけど、自分とずっと一緒にいる負担、関わり続ける負担が大きすぎるから、そんなこといいたくない。
時々会うなんて、現実的には不可能なことだったりする。

今言った事は私の願望。私の夢。相手に押付けたくない。

いつか会いたいなあ。

いつか会えると願っているけど、きっと会えない。
相手が望んでいない気がするから。


1ヶ月じゃ埋められなかった、
むしろ、もっとこじらせてしまったかもしれない。
わたしの自己責任だった。ご利用は計画的にだった。
相手にただただ申し訳ない。
もっと長い期間過ごしていたら変われたかな
結局たらればで何も変わらない。
なにかされてばかりな日々だった。



相手へ、いつも疲れてていつも忙しくて構ってられないだろうに、仲良くしてくれてありがとう。
この投稿を本人が見つけたら、私はきっと笑ってしまう。


最後に、あなたから借りている本を返し終えた頃には
この友人関係が終わるのではないかと思っています。
終えたくないけど、終えないとあなたの人生を縛りそうで、自分が怖いです。
あなたにとって、私の存在はどんな存在ですか。
この先も関わりたいと思える相手ですか?
どう関わっていきたいですか?

いつかあなたの口から聞いてみたいです。


というぼやきでした

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