実はもう退院しました。
水曜日。
定時過ぎに細君の入院している病院から着信があることに気づいた。
病状が良くなってきたからさらに検査でもしたのかなと思って折り返した。
今朝は顔色も良くて調子も良さそうだったけれど、昼から気分がすぐれないようで「帰りたい」と…
担当医師が申し訳なさそうに説明してくれる。
あー、またか。。
細君は気分が悪い時、特に体調が思うようにいかない時、病的な状態になってしまう。
どうもその状態が発生してしまったようだ。
僕の理解している範囲で説明すると、体内に自分が許容できない異物が入ったときに、体が強烈な拒否反応を示し、本人の態度も豹変する。
いわゆるアナフィラキシー反応みたいなものだ。
でこの状態になると落ち着くまで周囲は手がつけられない。
これは病院にも説明はしていたのだが、一般的な麻酔が体に合わない。
麻酔を打つと嘔吐したりしてしまうようで今回もそれが出たらしい。
この状態になると完全に排他的になり他人の言うことを一切聞かなくなる。
そうなった時の細君は無双で「ヨルナ!」「サワルナ!」状態。
エクソシストでも呼んでこないと普通の看護師では手に負えない。
ただ、そんな状態を最後に見たのは出産のときぐらいで、もうずっとなかったんだけど。
病院側としたら炎症を起こしていた部位は治ってきているし、日常生活では問題ないレベルであるのと、また豹変した場合のリスクとかを考えて退院の方向性を出したということだろう。
何より本人が退院したいと意思表示したので。
病院にしてみれば他の患者さんの安全安心を確保したいわけで退院を考えるのも無理はない。ましてや検査数値的には平常の数値に戻っている。
今入院しなきゃならない理由が減少したので退院というわけだ。
とはいえ入院しておいたほうが良いというのは変わらない状態なので退院されてもなぁという気持ちはある。
実際、退院したところで通常食を取ることができない。
基本的には消化しやすいものしか食べることができない。
ただ、娘にとっては細君がいるのといないのとでは違う。
特に次女は細君がやってきた負荷を学校に行きながら自分がこなさなきゃいけないという事に対するプレッシャーがあったらしい。
もともと2週間とか1か月とか言われていたのでかなり娘は気を張っていたようで、急にそこから解放されてホッとしたところもあるんだろう。
細君が戻ってきて泣いていたようだ。
いや、張りつめていたのは娘だけじゃなくて僕も同じことだ。
とりあえずこの土日は保険の請求手続き以外はひたすら休養にあてさせてもらった。
変な言い方をするけれど完治じゃないのに家に帰ってくることのメリットとデメリット。
今だけを見ればメリットの方あるようにも見える。
ただ検査しきれていない部分もあり細君の病状については不安要素もある。
いずれにしても気を抜けない状態は続きそうだがフェーズで言えば4から3ぐらいには下がっているようなイメージ。
#あんまり下がってないな (笑)
今のところ大きな進展はないけれど現状報告まで。
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