初ポエム『青空とワタシ』
空はなぜ青いのだろうか。
青空は時に快い。
絡み合ってぐちゃぐちゃな心を吹き飛ばすような青をしている。
青空は時に無情だ。
落ち込んで傷ついた心を嘲笑うがごとく澄み切った青をしている。
私たちは常に空の下で生きてきた。
私たちは空の色に心を染めながら生きている、無意識のうちに。
ふとした時に空を見上げ、己の虚無感を感じる。
そんな毎日の繰り返しだ。
たまには曇りも楽しみたい気分だ。
そんな出来心に誘われて雲を憎む。
見上げれば満天の星。雲が憧れた景色だ。
ただ、少し足がすくんだ。
やっぱ青空が一番だな。
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