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随筆8 博多

 今日は博多を満喫した。
 昨日とはうってかわり、もつ鍋、ちゃんぽん、鯖の刺身、馬刺、ひと口餃子、酢もつ。
 そして、昼には以前、食えなかったチキン南蛮を食べた。

 そして…記者として初の題材が見つかる。


 T氏と歴史の話しになり、信長を題材に小説を最近書いたと伝え、京都の本能寺に行きたかったと話すと、なんと本能寺で披露されるはずだった、豪商 博多三傑の茶壺の話しになった。

 茶壺、“三日月”、“松島”のソースをスマホで見せられ、福岡市博物館を勧められた。

 くぅっ!もう少し調べるべきだった。僕は“つくも茄子”を採用したのだ。

 “三日月”や“松島”も当然、光秀の企てとして触れられている記事を見ていたのだが、“つくも茄子”の見た目が好きで、悩んだ末に“つくも茄子”にした。

 信長は生きていた説として、堺から秀吉と家康の手引きで海外に航海することとして物語を組み立てたが、もしも博多に先に来ていたら、秀吉が朝鮮出兵のために建てた名護屋城につなげ、佐賀県からの出航に変更していたかもしれない。

 そんな話しに興奮した僕は、明日、福岡市博物館と福岡市美術館に行き、博多三傑の茶壺を取材することにした。

 はじめて取材らしいことができると楽しみでしょうがない。

 福岡きてよかった!

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