6月2日(火)15時〜 GSIキャラバン第1回研究会(「「小国」の経験から普遍を問いなおす」班)

前便では「「小国」の経験から普遍を問いなおす」というプロジェクトを紹介しました。

この第1回の研究会を来週開催します。コロナ禍でなかなか海外を周る「キャラバン」ができそうにない!のですが、まずはコア・メンバーを中心に議論を深めて、来るべき遠征に備えたいと思います。

日時は、6月2日(火)15時〜です(たぶん18時頃まで)。ZOOMを利用して行ないます。使用言語は日本語です。発表者は2名で、タイトルは以下の通りです。

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伊達聖伸「「小国」論試論ーー近現代日本の「宗教」と「世俗」の観点から」
張政遠「Small nationとしてのホンコン」

私は、「宗教」と「世俗」を研究してきた観点から、近現代日本の「小国」意識と「大国」意識の揺れについて、これまでの議論をもとに整理してみたいと思います。加藤典洋をどう読むかがひとつのポイントです。

張さんは、6月9日で、香港の「逃亡犯条例」の改正案に反対する大規模なデモから1年になるので、それを起点にしながら「ホンコン」(あえてカタカナでのエントリーです)をSmall nationとして考える論点を出してくださるようです。

まずはメンバー内で議論を煮詰めていくために、基本的にはクローズドの研究会のイメージなのですが、関心のある研究者や学生にも聞いてもらって意見をもらえたらという期待もあって、10名〜20名くらいのセミクローズドで開催できたらと考えています。

もし興味のある方がいらっしゃるようでしたら、kiyonobu.dateATask.c.u-tokyo.ac.jp(ATを@に変える)までご連絡ください。メールを通じてZOOMミーティングのアドレスをお教えするようにしたいと思います。

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