見出し画像

DATA Saberを目指す君たちへ〜Apprenticeの心得

この記事はこれからDATA Saberを目指す者として3ヶ月の試練を受けようとしているApprentice of DATA Saberに向けて、試練に立ち向かうにあたっての心得と試練前または試練中の疑問に答えるものである。この記事はあくまで補足であり、挑戦にあたっては公式サイトの記述も合わせて熟読すること。

まず、種々様々溢れるような情報の海、インターネットという数多のコンテンツの波間を漂う中、辺境の果ての果てに、君たちがこのデータドリブン文化を目指す者たちの集まる地に辿り着いてくれた奇跡に感謝したい。

ここに辿り着いた君たちは、データを真に活用する世界がより良い世界であると信じ、活動している人たちであることと思う。そして自分の信念をどう伝えたら、周囲の人々にも理解してもらえるか、共に進むことができるか、試行錯誤する毎日であると思う。君たちは既に日々数多の試練に立ち向かい、大変な努力を重ねていることと思う。
このDATA Saber認定制度は、そんな君たちに何某かの指針やヒントを与えうるかもしれないが、同時にこの試練を乗り越えるため、君たちに更なる努力、時間の投資、そして何より必ずやり遂げるのだという強い意志を求めるだろう。
3ヶ月の旅路は、君たちがこれまで経験したことのないような困難な試練を要求することになる。
ただ、一つだけ言えることは君たちは一人ではないということだ。
これまでに同様の試練を超え道を切り拓いてきたDATA Saberたち、共に君たちと歩もうとしてくれる師匠たち、そして君たちと共にこの試練を乗り越えようとしている仲間がいるのである。
データドリブン文化醸成を目指し、共に試練に励む仲間がいる。君たちは一人ではない。どんなに辛い時も、どうかそれを忘れないで欲しい。

この試練はいわゆる製品や技術の認定資格とは異なっている。
問われるのは技術力のみならず、自身が得たものを世界と人に還元し変化させていく、実行力と周囲を巻き込む文化醸成の力である。
そして君たちをDATA Saberと認めるのはシステムではなく、人である。君たちと同じ試練を突破し、世界を変革する道を歩んでいる「人」が認定する、コミュニティによるコミュニティのための認定制度である。
君たちがDATA Saberとなるための道のりでは、多くの人の協力を得ることになる。そのことを深く心に刻み、機会を与えてくれる人たちに感謝しながら、試練に向かって欲しい。

Apprenticeの心得 6カ条

Apprenticeとして挑戦するにあたり、絶対に忘れてはならない心得を記す。

すべての人に感謝と畏敬の念を持つ
君を育てようとしている師匠、共に歩む仲間、認定制度を支える運営チーム、認定制度を卒業してデータドリブンな世界を切り拓いてきた先輩たち。ここにいるすべての人たちが踏みしめてできた道のおかげで今がある。すべての人に感謝と敬意を持とう。

すべての瞬間から学ぶ
どんな人、どんな事柄、どんな瞬間からも学ぶつもりで挑むことによって吸収力は全く変わる。人からの教えに何も学ぶことがない者に成長はない。もし学習の中で知っている機能の説明に出会ったら、あなたの師がどうやって教えているか学びなさい。その上で、自分ならどう伝えるか考えなさい。

常に問いかけられている意義を考える
なぜこのような問題を問いかけられているのか。その意味を深く考えながら進みなさい。そして自分がこれから成し遂げようとしていることを常に思い描きながら、課題とリンクさせながら取り組むこと。課題に課せられたスコアやポイントは手段であって目的ではない。単にスコアを獲得することを目的にしないこと。

適度に頼り、適度に自立する
迷い悩むことがあれば、一人で悩まず、知らぬことは師匠に頼り、仲間に相談しよう。一人で悩み立ち止まるより、前に進むことができるだろう。ただし、聞いていいのは聞かれる覚悟のある者だけだ。自身でできる範囲のことは得た上で望もう。そうすることで相互のコミュニケーションはより有意義で密度の濃い時間になるだろう。

必ず卒業するつもりで挑む
3ヶ月の試練は厳しいものになるだろうが、必ず突破することを前提に挑むこと。
これまでに試練を超えたすべての人がこの試練を日々の生活の合間を縫って超えている。時間は作るものであり、時間がないは言い訳にならない。
この試練は一人で受けるものではない。落ちるかもしれないけれども試しに受けてみようなどというのは君の認定を引き受けてくれる師匠への裏切りに等しい。必ず、本気で挑んでほしい。君を育てる決意をした師匠のためにも、莫大な時間を投資して道を切り開いてきた先人たちのためにも、そして何より、試練を突破すると決意した君自身のために、必ず卒業することを誓ってから挑むこと。

受け取ったものを返す
君が成長するときに受けた恩義は忘れず、常に受け取ったものを周囲に還元する気持ちを持ちなさい。君の言葉は新しい世代に受け継がれることもあれば、巡り巡って君の師匠や、周囲の人、そして君自身を助けることもあるだろう。


試練踏破に向けて

さて、DATA Saberの試練に挑戦するにあたり、試練の流れと事前に理解しておくべき事項やよくある質問について記載する。挑戦前、挑戦中のガイドとして活用してほしい。

挑戦内容の確認

認定基準を確認し、卒業にあたり求められる事項について確認する。90日の期限内に全て完了できるかスケジュールを軽く想定しておく。3ヶ月の間には突発的な事項も起こる可能性があり、必ずしもここで組んだスケジュール通りに行くとは限らないが、少なくとも挑戦者としてApplyしてから90日以内で完了できるイメージを持っておくこと。なお、Webサイトに記載の課題を全てクリアした後に最終試練があるため、実際には掲載されている課題を90日ギリギリでパスすることはできない。実際の細かいスケジュールなどは開始時かその前に、師匠とともに組んでおくことを勧める。開始のタイミングは特に定められておらず、自分の好きなタイミングで受けられるが、師匠のスケジュールも考慮すること。

師匠と出会う

挑戦を始めるためには君をKnight of DATA Saberと認定してくれる師匠を探す必要がある。3ヶ月の間、君たちは師匠の知識と愛を存分に享受することとなる。自身が鍛えたい方面が得意な人、特に尊敬している人、教えを乞いたいと思う人にコンタクトを取ってみよう。
認定はKnight of DATA Saberに掲載されているメンバーが行うことができる。たくさん卒業生を排出している先輩や、現在Apprenticeを育てている先輩を確認することができる。なお、リストに掲載されているメンバーだからと言って現在弟子を取っているかはその人次第である(例えば、KTは現在直接の弟子は取っていない)。コンタクトを取ってみて、師匠となってくれるかは要確認・要交渉である。
師匠となってくれるかどうかの連絡の方法は特に定まっていないため、自分でどのような方法がいいのか考えてお願いする。オンライン(Twitter, Tableau Public, Community Forums, Web記事)やオフライン(Tableauユーザー会, 事例登壇)などの活動を見たり、普段お世話になっている師匠にお願いすることとなるだろう。すでにある程度面識があるDATA Saberがいる場合はその人にお願いするのが一番良いが、誰も知り合いにいない場合のヒントを記載しておく。

Hint: 挑戦前の段階ではあるが、すでに試練は始まっていると思った方がいい。この認定制度を通して君たちは「人の心を動かす」技術を身につけることになる。師匠となる人たちは君たちに師匠になってくれと頼まれることを一般に嬉しいと感じている。なぜなら、DATA Saberたちはデータドリブン文化を広める人を増やすことをミッションにしているからである。したがって交渉相手としてのベースラインは比較的Easyモードの人たちである。そのような前提に立っている人の心すら動かせないようでは、様々な人が所属している文化をデータドリブンに変えるなど程遠いと言わざるを得ない。
師匠になってほしい人が参加しているコミュニティに積極的に顔を出したり、普段どのような活動をしているかを知り感想を伝えたり、また自分自身が何を成し遂げようとしているのかしっかり説明できるようになって共感を得ておくことを勧める。
師匠となる人に、君とともに3ヶ月を歩みたい!と思ってもらえるよう努力しよう。


師匠とプランニング〜Week0

師匠は君たちApprenticeを育成する活動をデータドリブン文化を醸成するために愛と情熱によって引き受けてくれている。Apprenticeとなるものは師への感謝と敬意をゆめゆめ忘れず、鍛錬に励むこと。
師匠が決まったらいよいよApprenticeとなることができる。即登録したいとはやる気持ちはわかるが、正式Applyの前に師匠と進め方とスケジュールについての指示を仰ぐことを勧める。やり方は師匠により異なるため、よく聞くように。詳しくは師匠の方針に一任しているが、開始前に考慮しておくと良い事項を記しておく。

スケジュール
・各技術試練のクリア期限
・コミュニティポイント獲得(イベント開催など関係者が多い場合は特に入念に)
・Vizや文化醸成系(Ordeal 2, 4, 6, 10)課題のディスカッション(強く推奨)
・最終試練の日程調整期間。目安として残り30日を切ったら最終試練の日程調整を始める。残課題の進捗や計画についても相談しておく。試練は2種類あるため、ギリギリの調整にならないよう注意する。

連絡、伝達方法
・定期的な進捗報告の方法
・課題がどうしてもクリアできないときの相談方法


Apprenticeリストへ登録〜Week1

いよいよApprenticeとしてWebサイトからApplyする。この日から試練がスタートし、90日のカウントが始まる。師匠の名前はDATA Saberリストのローマ字氏名を参照し、大文字小文字表記含め誤りのないように正しく入力する。データはリアルタイム更新ではないため、登録後1日〜2日程度かかる場合がある。データの更新日時はUTCタイムゾーン(日本時間との時差は9時間)でApprenticeリストの上部に表記されている。表記されている更新時間より前に登録したにも関わらず自分の名前が表示されない場合は師匠に相談する。登録したSNSの情報はApprenticeリスト、並びに卒業後はDATA Saberリストに掲載される。コミュニティ間の交流に活用できるため、可能な範囲で入力しておいて欲しい。

試練の突破〜Week1-7

試練に立ち向かう方法は師匠にアドバイスをもらうと良いが、これまでの卒業生のフィードバックや体験を鑑み、一般に学習効果が高いと考えられる方法を記載する。

技術試練 Ordeal 1, 3, 5, 7, 8, 9
1.何も見ない状態で自分の知識を頼りに課題を解く
2.師匠の講義、KTChannel予習教材Tableau eLearningクラスルームトレーニングなどで学習する
3.再度課題を解き、満点を取る
4.現場で自分のデータを使って同じ技を試し、使い所を把握する
5.最終試練の前に、課題を時間制限付きで解く

技術試練 Ordeal 2,4,6,10
1.何も見ない状態で自分の知識を頼りに課題を解く
2.Apprentice同士でそれぞれの意見を交わし、ディスカッションする
3.師匠の講義、KTChannel予習教材Tableau eLearningクラスルームトレーニングなどで学習する
4.再度課題を解き、満点を取る
5.自分のシチュエーションに置き換えて考え直したり、実践する

※1の時点で満点を取っていたとしても、知識のバリエーションを増やしておくため後続もこなしておくことを勧める。
※同じ試練に5回以上挑戦してもクリアできない場合は師匠に相談し、一人で闇雲に回答しないこと。
コミュニティ試練
コミュニティポイントの獲得はリストにあるものから自由に選んで構わないが、できるだけ一種類の活動に偏ることなく満遍なく様々な活動に挑戦することを勧める。このような機会がないと実施しない活動も多く含まれているはずである。これまでやる機会がなかったが、やってみた結果思った以上に気に入ってTableau Publicやユーザー会での活動に継続して参加して活躍している卒業生も多い。自分自身の幅や深みを広げる機会だと考え、これまでやっていなかったことにあえて挑戦してみてほしい。

試練の期間は、自分が抜けているものに気づき、自分が本当に得意なものに気付く瞬間でもある。技術もコミュニティも、全ての要素を満遍なくこなすことで気づきが増え、今後の自身の活動に役立つものも増える。厳しい試練を通していく中で、自分自身がどういう人間なのか気づく瞬間もあるだろう。

かけがえのない繋がりを得る

試練期間中には意識してたくさんの同期Apprenticeと交流することを勧める。リストに並んでいる同期たちは切磋琢磨するライバルであり、共に進む心強い仲間である。全国各地、異なる地域や組織の同期が多いことだろう。しかしだからこそ交流することで新しいインスピレーションも浮かぶ。私たちはテクノロジーのおかげで時空間を超えた時代に生きている。TwitterFacebookなどSNSを駆使して交流しよう。厳しい試練である。一人で立ち向かうことは難しく、共に歩む仲間と出会うことが大切である。
予め用意されたプラットフォーム(Twitter / Facebook)で自ら企画・発信してもらうことは歓迎である。どんどん発信して欲しい。また同期メンバーというのは共に試練を乗り越えたメンバーとしてかけがえのない繋がりを持つものなので、自分たちでリーダーシップをとって独自のプラットフォームでグループを作ることも大いに推奨する。標準で用意されているものにこだわる必要はない。自身のアイディアと実行力で最もいい方法を模索しながら突き進んでみよう。

この3ヶ月は普通の3ヶ月ではなく、非日常である。普段やらないこと、これまで出会ったことのない人と共に歩む時間を持つ。それを極限のタイムマネージメントの中でこなしていく。フロー体験である。その中で君たちApprenticeのクリエイティビティは研ぎ澄まされていくはずである。


ApprenticeリストのデータにまつわるQ&A

ApprenticeリストDATA Saberリストのデータ更新
Apprenticeリスト並びにDATA SaberリストはTableau Publicで作成されており、データソースは君たちがフォームに入力したデータがGoogleフォームを経由してGoogleスプレッドシートに入力されたものである。Tableau PublicではGoogleスプレッドシートのデータを1日1回を目安に更新する機能があり、バッチ処理で更新されている。基本的に1日1回更新であるが、稀に更新がうまくいかずに2日以上かかる場合がある。データの更新日時はUTCタイムゾーン(日本時間との時差は9時間)でApprenticeリストの上部に表記されている。
データの更新が3日以上行われていない、または自身のデータが登録したと思われるのに表示されていない(自身が登録した時間より後にデータが更新されているのに表示されていない)など、自分の想定したデータが表示されない場合はできる限りわかる情報を突き止めた上で、師匠に相談する。

Apprenticeリストの技術試練結果に表示されている値
☆スコアはいつ回答したにせよこれまでの最高点での判定結果
☆日付は各試練最後に回答しときのTimestamp
クリア後に復習したときに誤った回答を入力してしまい、挑戦中に戻ってしまうのを防ぐための処理。一度でもクリアした後に再度回答を送信すると、スコアに関わらず表示される日付は本当にクリアした日ではなく、最新の回答日に更新される。データ更新日時はUTCタイムゾーンだが、試練突破時間は日本時間である点に注意する。

Apprenticeリストのデータ結合キー
複数フォームから登録されたすべてのデータをマッチングして君のデータとして表示するためにApprentice登録時に設定したメールアドレスをキー項目としている。メールアドレスが誤っているとスコアは反映されない。

Apprenticeリストのデータ修正:Apprentice登録コミュニティ活動登録
この二つのフォームは登録を誤った場合は修正が必要である。大前提として回答の登録には細心の注意を払うこと。ただし、誤登録が起こった際のため、この二つのフォームは登録後に編集できるようにしてある。登録後に「送信後に編集」へ遷移してもらうことにより投稿後に誤りを訂正することができる。これはリンクを保存しておくことで後からでも編集することができるため、データが無事反映されるまではリンクを保持しておくのも手である。また、Apprenticeリストの情報は最終的にDATA SaberとなったときのSNSリンク先なども編集できるため、リンクを保管しておいても良い。リンクの編集が出てくるのは回答登録直後のみで、一度ページを離れると出てこないため注意する。
なお、誤っていたことがあとからわかったが、編集するリンクを保持していない場合は師匠に依頼して修正してもらうことになる。しかしできるだけ君の師匠に余計な負担をかけさせないよう、自身でしっかり管理する努力をすること。

Apprenticeリストのデータ修正:Ordeal1〜10
何度でも挑戦することが可能なため修正という考え方はない。結果を確認して、クリアしていない場合は再度挑戦する。このフォームは回答後に編集することはできない。

さあ、ここまで読み進めたApprenticeの諸君、準備は万端だ。
DATA DRIVEN CULTUREを広める旅の準備は整った。あとは決意して一歩踏み出すだけだ。
私たちは、君たちの挑戦を待っている。

2020.5.27
KT   Portrayer of the D♡TA Universe - Grand Master of DATA Saber


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
19
Grand Master of #DATASaber としてデータドリヴンを広める105名の弟子を育てたのち、認定制度策定に従事。 #Tableau ユーザー会の支援も積極的に行っています。