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【新ユースケース登場】環境センサデータの可視化と分析

こんにちは!2024年3月に「データプラットフォームくれ」において、「環境センサデータの可視化と分析」を新たにリリースしました。
本noteではその内容とデータの活用方法をご紹介させていただきます。

新ユースケース「環境センサの可視化と分析」とは

呉市内の中心部、沿岸部、山間部の温度、湿度などの環境データを収集し、ダッシュボード上で一元的に表示、暑さや乾燥に関する注意喚起や各観測地点のデータの推移を可視化しています。

本可視化の主な機能

市内の複数観測地点のデータを地図上に一元的に表示

呉市内の呉市役所(本庁舎)、昭和まちづくりセンター、下蒲刈まちづくりセンター、音戸まちづくりセンター、安浦まちづくりセンターの5観測地点の場所をデジタル地図上から確認できます。

各観測地点からの収集データをダッシュボードとグラフで表示

全観測地点のデータを比べて見ることができるダッシュボードで、各地点のデータ比較や暑さ指数を確認することができます。

全観測地点のデータを比べて見ることができるグラフで可視化しています。

暑さ指数による注意喚起を表示

室外気温データを基に、暑さ指数(WBGT参考値)による注意事項をダッシュボード上に表示しています。
WBGT参考値:https://drive.google.com/file/d/1QuF89IMNH-zm7RiX7IZ0g9EDHuNkqO7P/view

乾燥状態が続く地点には地図上に乾燥マークを表示

位置を示すアイコンの右隣りに画像のアイコンが出ている場合は乾燥状態

各観測地点において、取得したデータの室外湿度から最小湿度と実効湿度を算出し、最小湿度35%以下且つ実効湿度が65%以下になると乾燥マーク を地図に表示しています。

地図上の観測地点から詳細なデータを確認

各地点のアイコンをクリックすると、その観測地点のグラフに遷移し、全ての種類のデータが閲覧可能です。

位置アイコンをクリックした場合
下蒲刈まちづくりセンターのグラフ
各地点のデータをひとつのグラフで表現

本データの活用法

本可視化に利用してるデータは、データプラットフォームくれから配布しています。例えば、以下のような活用が考えられます。

  • 市民の健康管理:熱中症や乾燥から市民を守るための情報提供として、特に高温や乾燥が予想される日には事前の警告や対策を促すことができます。

  • イベント計画:市内でイベントを計画する際に、環境データを考慮に入れることで、参加者の安全を確保するための最適な日時や場所の選定が可能になります。

  • 教育と啓発:環境データを公開することで、市民が気象条件の変化を理解しやすくなり、学校や地域コミュニティでの教育プログラムに組み込むことで、気候変動への意識や理解が深まります。

このように、環境センサデータの活用は、地域社会の健康、教育、安全性を向上させ、より快適で持続可能な生活環境を築くための重要な手段となることが期待されます。

環境センサデータの活用は、私たちの生活や地域社会の安全と健康に直結します。気象条件の把握やリスク管理に役立つだけでなく、新たなイノベーションや地域の発展にも貢献できる可能性があります。ぜひ、この貴重なデータを活用してみてください。

本可視化で利用しているデータは公開APIから入手可能です。
🌦 気象 - 環境センサデータ

ぜひ以下のURLよりユースケースをご体験ください!
🌦 広島県呉市「データプラットフォームくれ」ユースケース



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