Tableauで作ってみた - CPI 中分類比較ツール
はじめに
こんにちは、Tableau使いのとあるSaber見習いです。
2014年ごろからTableauを使ってきましたが、ここで初記事書いてみたいと思い書いてます。
対象は、ハイパーインフレなどが懸念されている日本のCPIの過去の推移を使ってみました。
Tableauとは
この記事を見てる時点で、ご存知のことでしょう。
BIツールの中でも、個人でも簡単にデータ加工・ビジュアライズできるツールです。
公式:https://www.tableau.com/ja-jp
CPIの比較ツール作ってみた
このTableauとオープンデータを用いて、日本のCPI(品目別ー中分類)の比較ツールを作ってみましたので記事にしました。
Estatsでデータ取得
オープンデータとしては政府統計の総合窓口であるEstatsから取得しております。
Estats:https://www.e-stat.go.jp/
実際に作ったVIZ
実際に作ったVIZ(TableauでVisualizeしたもの)は下記のようなものです。
右のリストから品目を選ぶと、グラフ上に表示される形になります。
現状は理美容用品と理美容サービス、それに総合CPIを比較しています。
気づき
総合CPIに対して労働集約的な理美容サービスが急速に上昇したものの、早期に頭打ちとなっている様子が伺えます。
一方、理美容用品は総合CPIに対して大幅に上回って推移していましたが、コモディティ化したのか、もしくは生産性が上がったのかによって直近では大きく下落しております。
つまり、理美容用品は昔と比べて相対的に安くなったものの、理美容サービス自体は総合物価と比較しても一定のままであることがわかります。
これでは美容師の賃金も上げにくいですね・・・
終わりに
このようにCPIをグラフ上で比較するだけでも、いろいろと見えてきて面白いです。
ぜひTableauでCPIをVizualizeしてみてはいかがでしょうか?
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