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レーザー脱毛

医療用レーザー脱毛で効果が出るまでの回数と通院期間の目安
顎髭で悩む

医療用レーザー脱毛は毛の生え替わりを待ちながら施術しなければならないため、1回では完了せず、ある程度の回数と通院期間がどうしても必要です。そのため、脱毛を受ける前に効果が出るまでの施術回数と完了までの通院期間を予想しておき、長期的な計画を立てるのが得策です。
このページでは医療用レーザー脱毛に時間がかかる理由と回数・期間の目安についてくわしく、わかりやすく解説します。

なぜ1回では不十分なのか|レーザー脱毛と毛の生え替わりの関係
医療用レーザー脱毛の仕組みを知ればなぜ複数回の施術が必要なのかすぐに納得できます。とくに重要なのが毛の生え替わりの周期(毛周期)との関係です。

医療用レーザー脱毛は毛が生えていないと効かない
長期にわたって毛が生えてこない状態にするためには、毛の根元にある毛包(もうほう)を破壊する必要があります。医療用レーザーを毛に照射すると、毛の中にあるメラニン色素にレーザーが反応して熱を発生させます。この熱が毛包を破壊する武器になります。毛を伝って十分な量の熱が毛包に伝わると毛包の細胞が損傷され、「永久脱毛」状態となります。
毛はてんでばらばらに生えたり脱けたりを繰り返しており、一度にすべての毛が生えそろっているということはありえません。毛が生えていない箇所にはレーザーが効きませんので、1回の施術で部位全体を脱毛することは不可能なのです。

レーザー脱毛は成長期の毛にしか効かない
ヘアサイクル

さらに、生えている毛のうちにもレーザーが効かないものがあります。毛は「成長→退行→休止→再び成長」というサイクル(毛周期)を絶えず繰り返しており、退行期・休止期の毛にはレーザーが効かないのです。
成長期には毛包の細胞が盛んに分裂して毛を伸ばしますが、退行期になると毛包が縮んで毛の伸びが止まり、休止期には萎縮した毛包がまったく別の場所に移ってしまいます(自然な脱毛はこの時期に起こります)。数か月すると毛包が元の位置に戻り、新たな成長期が始まります(※1)。
退行期・休止期には毛から毛包に熱が伝わりにくいため、レーザーで脱毛を行うことができるのは成長期の毛が生えている箇所に限られます。毛穴全体のうち、成長期の毛が生えているのは2割程度と言われており、それ以外は退行期・休止期にあります。1回の施術で脱毛できるのは全体の2割だけなのです。

医療用レーザー脱毛で効果が実感できるまでの回数の目安
個人差はありますが、毛周期を考えると医療用レーザー脱毛の効果が出るまでの回数の目安が簡単にわかります。

平均して5回程度が必要
1度に脱毛できるのが2割程度ですから、部位全体を脱毛するには5回程度の施術は必要になります。毛の生え方には個人差があり、部位、肌の状態、レーザー機器のタイプ、施術方法などによっても1回で脱毛効果が得られる毛の割合は変動します。
そのため、5回未満ではっきりした効果が実感できる場合もあれば、5回では足りないという場合もあります。

男性の髭は回数がかかる
男性の髭は毛包が非常に深いところ(皮膚表面から1センチメートル程度の深さ)にあるため、きれいに脱毛するのが難しい部位です。他の部位よりも多めの回数が必要になる場合が大半で、満足できる状態になるまで10回程度かかることもあります。

「ツルツル」ではなく適度な減毛なら少ない回数で可能
レーザー脱毛というとまったく毛が見当たらない「ツルツル」の状態にするというイメージがありますが、実際には手入れが楽になる程度の「減毛」状態にするケースもあります。また、希望の髭スタイルに合わせて余分な箇所だけ脱毛するという場合もあります。こうしたケースでは完全脱毛よりも少ない回数ですみます。

医療用レーザー脱毛で必要な通院期間
計算

施術を受ける間隔も毛周期との関係で考慮しなければならないポイントです。どうしてもある程度の間隔をあけて施術する必要があり、こまめに処置したからといって脱毛完了時期が早くなったりはしません。

医療レーザー脱毛はメンズケアクリニック

https://mens-care-clinic.com/


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