Tableau Certified Data Analyst に挑戦(復習)

忘れないうちに復習を

昨日の投稿で、詳細なスコアレポートが出たら復習します~と書いたけど、どうも詳細な方は出ないみたいです。Tableau Desktop Certified Associateのときは出た記憶があるんですけど、、
ないものは仕方ないし、記憶が新しいうちに、出題された問題のなかで「これなんだっけ?」ってなったものをバンバン書いていこうと思います。


ランク関数、意外といっぱいある

いつも、簡易表計算でランクを一旦出したあと、表計算の編集でぽちぽち触るくらいしかしていなかったので、ランク関数の使い分けについて出題は完全に盲点でした。
以下、ランク関数のまとめです。

RANK(expression, ['asc' | 'desc'])

パーティション内の現在の行に対して標準の競争ランクを返します。同一の値には同一のランクが割り当てられます。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc' 因数を使用してください。既定では降順です。
簡易表計算でランクを選択すると、まずこれが出ます。

こんな当たり前のことも、突然試験に出てくると分からなくなる

RANK_DENSE(expression, ['asc' | 'desc'])

パーティション内の現在の行に対して密度の高いランクを返します。同一の値には同一のランクが指定されますが、数列にギャップは挿入されません。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc' 因数を使用してください。既定では降順です。
密度?しっくりこなかったので、出してみました。RANKと並べて比べると、分かりやすいですね。

RANK_DENSEは、数列にギャップが挿入されない
RANK_DENSEが適用されるときの表計算の編集画面

RANK_MODIFIED(expression, ['asc' | 'desc'])

パーティション内の現在の行に対して変更された競争ランクを返します。同一の値には同一のランクが割り当てられます。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc' 因数を使用してください。既定では降順です。

RANK_MODIFIEDが適用されるときの表計算の編集画面
競合したランクは後ろに変更されるって意味の変更なのかな?

RANK_PERCENTILE(expression, ['asc' | 'desc'])

パーティション内の現在の行に対して百分位値のランクを返します。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc' 因数を使用してください。既定では昇順です。
ここにきて、昇順!

RANK_PERCENTILEが適用されるときの表計算の編集画面(もはやランクじゃない)
でも並べてみると昇順がデフォルトなのがしっくりくる

RANK_UNIQUE(expression, ['asc' | 'desc'])

パーティション内の現在の行の一意のランクを返します。同一の値に異なるランクが指定されます。昇順または降順を指定するには、オプションの 'asc' | 'desc' 因数を使用してください。既定では降順です。

RANK_UNIQUEが適用されるときの表計算の編集画面
計算の向き表(下)に則り、上にある椅子が2位、保管箱は3位に

まとめ

事前準備から通してランク計算に特化したエントリになってしまいました。でもランクに関する(表計算に関する)問題はかなり出題されたので、勉強して損はないと思います。
昇順か降順かを選択したり、こういう表現で計算したい場合はどのランク関数を使うか?という選択問題が実際に出ました。
実業務でランク関数を使うことがあまりなかったのが今回試験で困った原因だったと思います。やっぱり使わないと根本的には理解できませんね。せっかくここで勉強できたので、これからはランク関数を使う場面も増やしてみたいです。
次は昨年から受けよう受けようと言っているTableau Server Certified Associateに挑戦したいです。


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