【第8節】GxG vs マリノス まとめ

1日空いてしまいましたが、今日からは連日であと3ラウンド書いていこうと思います。そうしないと第9節始まっちゃうので…早速お休みデッキから見ていきましょう。

GxG

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妖怪冥府ネクロと呼んでいいのでしょうか。RAGEGFで優勝した選手が魅せてくれた構築です。ララギンセツやトートナイトメアイーターなど他のネクロとは一線を画すようなギミックが多く搭載されたデッキです。

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ベヒーモス型バアルヴァンパイアです。レラジュを1枚減らして犇めく悪鬼を増やしています。ドローソースの安定感を削って攻撃力に回した編成です。

マリノス

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進化ロイヤルです。特徴的なのは黒豹の偵察者の採用です。この枠にはイルミスナを入れている構築が一般的だとは思いますが、黒豹の利点はエンハンスを使って盤面を強力にできることです。このデッキはフェイランの直接召喚が8ターン目であることが多く、そのタイミングに合わせて盤面を作るのが定石です。以前はこのためにエルネスタを採用したりしていたのですが、黒豹は最低222としても仕事をするので彼女よりも環境にマッチしていると思います。イルミスナとの比較は一長一短なので、好みの方を採用していいと思います。

スクリーンショット (1591)

スペルブーストウィッチ、キョウカ1枚です。キョウカの枚数は本当に意見がわれますね。

2Pick

フォレスト先行ウィッチ vs しーまん後攻ウィッチ

マリノスのウィッチはフィニッシャーになるカードが取れずデッキパワーに差があったように思いました。GxGの敢えて4ターン目にビジョンを使って6ターン目の大紅蓮が4点AOEになるというプレイングは素晴らしく、構築では意識しない発想だったので印象に残りましたね。順当なGxGの勝利となりました。

構築

ちゃみ後攻エルフ vs あぐのむ先行ネクロ

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リノセウスエルフです。ラブソングを入れて専門店を対策してますね。このデッキはバウンスカードが豊富なため、それらをラブソングに使うことで1枚でもラブソングを持っていると使いまわしも可能です。基本的にはリノセウスに使いたいバウンスですが、癒しの波動で進化権を回復すればラブソングで1ターンの猶予を得ること=リノセウスへ使うバウンスカードが1枚減ることでもあるわけなので、手札次第では遅延することが勝ちに繋がる場面もあると思います。専門店が横行するプロリーグならではのチューニングになっています。

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リアニメイトネクロです。一番オーソドックスな形だと思います。

GxGは相手のエルフの通りがいいため、エルフ一点読みのネメシス投げを考えていましたが、リスクが大きすぎると判断し最終的にエルフを選択しました。マリノスは困ったら初手安定のネクロ選択となりました。試合内容は序盤からパスなく動いて5tミルティオ6tミルティオと展開したネクロに対してエルフもかなり早いリノセウス完成となりましたが、リーサルまでは届かずネクロが盤面で殴り勝ってマリノスの勝利でした。

Riowh先行ウィッチ vs 水煮後攻エルフ

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専門店です。アルヤスカの登場で落石3が定着していましたが、1枚調理に散らしています。GxGは持ち込みにロイヤルがなかったこともあり、ロイヤルをあまり評価していないのが伺えます。

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リノセウスエルフです。マリノスもラブソングをしっかりと採用しています。特徴的なのは豊穣ではなく生命の宴を採用しているところです。1ドローよりも山神を優先しているということになりますが、自分はあの熊の利点がわからない豊穣派です、誰か宴の強いところ逆に教えてください…

GxGは相手がエルフ、ヴァンパイアを出してくるならネメシスを投げておきたいが、ネメシスでウィッチを踏んでしまうケースが最悪だと判断して、スペルブーストに有利な専門店から投げていきました。マリノスは最初から比較的通りがいいとされていたエルフを選択しました。試合内容は境界の魔導士が引けずに7ターン目に開店とはいきませんでしたが、エルフ側もリノセウスが全く引けない状況だったのでGxGの勝利となりました。

拓海先行ネメシス vs みずせ後攻ヴァンパイア

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AFネメシスです。4枚目のコロニーになるラズリを不採用。代わりにラグナアウェイクなど2コストを散らしています。ルチルが登場したアディショナル後も結局ゼルガネイヤは採用されるのがAFネメシスのテンプレートとなっているので、ラズリよりもゼルガネイヤと相性の良いラグナアウェイクを採用していますね。アイスティーを1枚まで削ってマグナを入れているのも面白いと思います。

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ベヒーモス型バアルヴァンパイアです。ゼルガネイヤ3枚採用で長いゲームを意識しています。自傷ダメージと低コストの複数枚プレイで体力と手札の減りがちなこのデッキにおいてゼルガネイヤは強力なリソースカードなのですが、彼はバアルに融合できないので複数枚手札に重なってしまうと逆に動きが固くなってしまうことがあるため注意が必要です。

GxGは相手のウィッチ読みヴァンパイアを投げたかったのですが、相手がウィッチ以外のものを選択してヴァンパイアが抜かれたときにウィッチの抑止力がなくなってしまうのが最悪のパターンだったので、相手のヴァンパイアにも有利がとれるネメシスを選択していきました。マリノスはウィッチをヴァンパイアに縛られていたので、相手のネメシスが最も出てきにくいと予想してのヴァンパイア選択でしょうか。試合内容はネメシスが序盤にしっかりとパラダイムを2枚回収しながらモデストに進化を使ったうえでAFの種類を稼げたのに対し、ヴァンパイアはゼルガネイヤが手札に重なってしまい受けの動きばかりになって攻められないうちにネメシスが詰めきってGxGの勝利となりました。

ラブソング入りリノセウスを両チーム採用していたのがリーグ内の環境の変化を感じられて面白かったです。今日は試合こそ見られなかったのですが妖怪冥府ネクロ、ついにプロリーグにも姿を現わしたので自分も使ってみようと思いました。



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