【第7節】デトネーション vs OJA まとめ

昨日は時間がなくて書き終えれなかったので遅れての更新です。第7節最終ラウンドの構築や試合展開について書きます。

未使用デッキ

デトネーション

スクリーンショット (1530)

進化ロイヤルですが、ペインレスが3枚だったり、貴族の舞踏が採用されていたりと個性があります。進化ロイヤルの8ターン目はフェイランが直接召喚されるターンであることが多いため、それに合わせて一気に盤面を強化する動きが定石です。舞踏はその動きに噛み合うカードでもあり、舞踏からペインレスが出てくるのが強力である故の3枚採用でしょうか。

OJA

スクリーンショット (1531)

こちらも進化ロイヤルですが、イルミスナの採用や剣閃3枚などが目立ちます。カゲミツ分身の代わりにイルミスナで進化回数を稼ぐことが可能です。イルミスナが採用されたことで同じ2コストの魔獣使いを削って剣閃に回してコストカーブを整えています。

2Pick

cross7224先行ヴァンパイア vs さに後攻ウィッチ

ヴァンパイアは相手がウィッチであることや自信のデッキパワーを考慮すると長いゲームは不可能だと判断し、1コストをマリガンで残してアグロプランを通す勝ちを見ていました。ウィッチ側もなんとかライフを守るために除去を続けていましたが、トップからラッシュインプ、一裂きと引かれてしまい6点削られてデトネーションが勝利しました。豪運ではありましたが、マリガンからしっかり筋を通して勝ったのはさすがです。

構築

ミル先行ドラゴン vs マサヤ後攻ウィッチ

スクリーンショット (1532)

ジェイル3、日輪1.

スクリーンショット (1533)

叡智1枚。1コストをフルに採用しています。噛み合ったときのバリューが一番高い構築だと言えます。

デトネーションはウィッチを通す話をしていましたが、読まれてヴァンパイアが出てくる可能性を考慮し安定のドラゴンから選択。OJAは相手のウィッチ読みヴァンパイアを狙っていましたが、外したときのリスクが大きく、ウィッチミラーを勝つ方がラウンド勝利が太いと判断してウィッチを選択しました。試合内容はドラゴンはかなりの速度でPPブーストしていましたが、ウィッチの6クオン展開を捌ききれず、7ターンにルーニィと疾走暴鬼を絡められてOJAの勝利となりました。

Enju先行ウィッチ vs 和真後攻ドラゴン

スクリーンショット (1534)

ウィブラ2、ドロシー2.両雄激突よりも安定した除去ができるウィブラを採用しています。

スクリーンショット (1535)

パキケファロ1、ホエール2.

デトネーションはここでウィッチを通さないと、相手のヴァンパイアと当たる確率が上がっていってしまいウィッチが使えなくなってしまう可能性があるためウィッチを選択しました。OJAはドラゴンを選択。タイに戻ったため一旦中堅デッキで様子見といったところでしょうか。試合内容は初手ルーニィクオンと託宣レイジプレシオとお互いに最大値の戦いとなりました。ウィッチは6クオンで盤面を押しつけて勝つプランを狙いましたが、ドラゴンに全て破壊されて返されてしまいリソースがなくなったところを逆にドラゴンが押しつけてOJAの勝利となりました。クオンとルーニィはルーニィから先に使う方が長く戦っていけるのでクオンの押しつけで勝てるのかどうかの見極めが重要になりますね。

spicies後攻ネメシス vs 隼人先行ヴァンパイア

スクリーンショット (1536)

ミュニエ不採用、ラズリ3、ジャイアント採用。ラズリ3のレシピはデトネーションだけだと思います。ラズリは進化を使うことで序盤のトレード有利を作り出せる他にも終盤にリーダーに付与すればモデストやコロニーから飛んでくる打点をカットできるのでミラーを強く意識した採用ではないでしょうか。

スクリーンショット (1537)

バアルヴァンパイアです。ウィッチを両方破壊できる唯一のデッキということで特殊な立ち位置を築いています。ちなみにウィッチ以外のデッキは概ね不利寄りなのでかなり尖った性能をしています。ただ、プロリーグのルールではこういう尖ったポジションのデッキが相手を牽制させる意味でいい働きをするので、これから増えていくのではないかと個人的には思っています。

デトネーションは後がない状態なのでとりあえず1本取るために、勝ち星デッキであるネメシスを選択。OJAはここでネメシスを選択してミラーで負けてしまったときに残りのデッキで勝つことが難しいと判断して、ここを捨てマッチと考え役割のなくなったヴァンパイアを選択しました。試合内容は先行を取れたヴァンパイアが序盤からテンポを取りながらリーダーを詰めてきましたが、ネメシスもパラダイムを確保しながらしっかりと応戦していきました。その後かなり惜しいラインまでヴァンパイアが削りましたが、ピン挿しのゼルガネイヤを引いたネメシスがしっかりと回復を挟んで詰めきり、デトネーションの勝利となりました。

spicies後攻ネクロ vs マサヤ先行ネメシス

スクリーンショット (1538)

冥府ネクロです。異形エルフが消えたことと、墓守のナーフが相まってリアニメイトネクロのランクが下がってしまいました。冥府ネクロは上手く噛み合えば7冥府で地上戦デッキを崩壊させることができるため、強化は貰えませんでしたがまだまだ現役デッキだと思います。

スクリーンショット (1539)

ミュニエ3、ラズリ1、アイスティー3.ネメシスにしてはあまり枚数を散らさずにコンパクトにまとめた構築となっています。

デトネーションは相手の残ったデッキが盤面で戦うデッキ2つなので、冥府を早期に起動すればどちらがきても勝てると踏んでネクロを選択。また、ロイヤルを出してしまうと後攻を取ってしまった場合、相手がロイヤルなら先世界猛虎、ネメシスならコロニー2回を受けてしまうのであまり分が良くないとの判断だと思います。OJAはロイヤルが構築的に自分たちの方が不利だと判断してネメシスを選択しました。試合内容はお互いにかなり良好なスタートでしたが、ミルティオのラストワードをミュニエで消滅させられてしまいネクロはリソースがかなり苦しい展開になります。しかし、トップ王墓の骸から一気に冥府を完成させてネメシスが攻める前にデトネーションが勝利を飾りました。

次のリーグは半月以上先とアディショナル環境のリーグがあまり見られなさそうで残念です。随分時間が空くため、ルーンテラの新弾追加があったそうなので久しぶりに戻ってみようと思います。


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