【第8節】ホークス vs デトネーション まとめ

第8節後半ラウンド、首位の直接対決をまとめていきます。よろしくお願いします。

未使用デッキ

ホークス

スクリーンショット (1598)

コントロールビショップです。この機械腕を博愛の翼人に変えた構築ですが、ヴァンパイアを強く意識した編成になっています。博愛のコピー対象にもなっているカームフェザーフォルクはリーダーを3回復してくれるカードなので機械腕よりも回復力が高く、盤面にたつ3/5も体力が高いところがヴァンパイアに対して強いです。ただこのカームというカード、結晶のカウントダウンが4と非常に遅く使い勝手がいいカードとは言えません。また対ヴァンパイア以外のマッチアップ、主にロイヤルやネメシスといったクラスとの戦いは盤面にフォロワーを極力置かないのが定石です。カゲミツや各種AFの自害をさせない為ですね。カームを入れていると本来なら有利なマッチアップ(主にネメシス)に負ける可能性を上げてしまう恐れがあるため、プロリーグ環境のみ効果を発揮するチューニングというのが自分の使ってみた感想です。このデッキを見せることで、相手のヴァンパイア選択にに圧力をかけ続けるのがこのデッキの仕事となっています。

デトネーション

スクリーンショット (1599)

土ウィッチです。珍しい持ち込みとなりました。アディショナル前の環境では見る機会も多かったのですが、アディショナルで強化を貰えなかったため後半はランクが下がったデッキです。ただリンクルとキャルを使った最大値コンボが直接弱体化をうけたわけではないので、依然として多くのデッキと対等に戦えるポテンシャルはあると思います。今回は奇しくも相手のビショップを縛るデッキとなりました。

2Pick

バーサ後攻ドラゴン vs cross7224先行ヴァンパイア

お互い中堅リーダーの戦いとなりました。ヴァンパイアがしっかりと攻めを継続したのに対し、後攻のドラゴンはどうしても受け寄りの動きばかりで攻めに転ずることがかなわず、デトネーションの勝利となりました。

構築

まっつ後攻エルフ vs Enju先行ロイヤル

スクリーンショット (1600)

リノセウスエルフです。第8節はリノセウスエルフ大人気なんですが、エリンが採用されているのは珍しいです。エリンはリノセウスが引けていないときに進化してデッキを圧縮できる優秀なカードですが、プロリーグは1回勝負なのでリノセウスを引くことに賭けたほうが分がいいということで抜いているチームが多いです。ランクマッチで使うならあった方がいいと思うんですけどね、エリン。

スクリーンショット (1601)

進化ロイヤルです。2コストが少し厚めになっています。イルミスナは対ドラゴンで序中盤にスカラーの除去ができる唯一のカードです。ホークスと言えばMURAのドラゴンなので相手を研究してイルミスナを3枚にしたのかもしれませんね。

ホークスはエルフかネクロで迷っていましたが、相手が通せるうちにヴァンパイアを投げてくる可能性があったのでヴァンパイアと戦いやすいエルフを選択しました。デトネーションは相手がヴァンパイアを持ち込んでいなかったのでロイヤルを温存する意味が薄いため、初手からロイヤル選択でしょうか。試合内容はエルフはリノセウスが引けず、ロイヤルもエミリアが引けなくて手札が細いという下振れ対決になりました。しかしエルフがエルフクイーンとマドロスを上手く使って盤面を形成していき、最後は森林の狼進化でリーサルという異例の勝利でホークスが取り返しました。

カラクリ後攻ネクロ vs spicies先行ネクロ

スクリーンショット (1602)

ホークスはリアニメイトネクロです。ギルトやハデスを抜いて酒吞童子進化からの中盤の押し込みに特化させた編成になっています。

スクリーンショット (1603)

対するデトネーションは冥府ネクロとなりました。双方の違いはギルトの有無による安定感の違いが一番大きいと思っています。最大値が高いのはリアニメイトです。

ホークスは相手のヴァンパイアが一番出てこなそうなのはここだと判断してネクロを選択していきました。デトネーションはドラゴンミラーやりたくないと言っていたのでドラゴン読みのネクロ選択でしょうか。試合内容はお互い5ミルティオできない拮抗した展開かと思われましたが、アクセラレートスターで盤面を作りながらフェイランの連携条件を達成し、フェイタルスターでフェイラン盤面に蓋をして一気に勝負がつくというリアニメイトらしい勝ち方でホークスの勝利となりました。

MURA先行ロイヤル vs ミル後攻ドラゴン

スクリーンショット (1604)

進化ロイヤルです。舞踏の採用が特徴。

スクリーンショット (1605)

ディスカードドラゴンです。結局ホエールってコールのサーチ先ブレるし要らない説で抜いている構築よく見ます。もちろん強い場面もあるんですけど、弱い面も目立つんですよね。自分も今は鯨抜いて使ってます。

ホークスはここでドラゴンを使って負けると延長戦で相手がウィッチ安定になってしまうのでそれを嫌ってのロイヤル選択だと思います。デトネーションは相手のドラゴン一点張りヴァンパイアはリスクが高すぎること、ウィッチはドラゴンに縛られて選択しにくくなっていたことからドラゴンの選択となりました。試合内容は後攻託宣レイジプレシオが炸裂してしまったうえに、ダークジェイルを山半ばに3枚引ききるというウルトラムーブをされてホークスのなすすべのない敗北となりました。ただ、デトネーションのジェイル3枚伏せのみでターンを渡す択は素晴らしかったです。

MURA先行ドラゴン vs Spicies後攻ヴァンパイア

スクリーンショット (1606)

ディスカードドラゴンです。ゼルガネイヤ2枚が特徴的。ドラゴンはPPブーストを優先すると序盤に大きく顔を削られてしまうので、ゼルガネイヤの枚数を増やすことは相手にプレッシャーを与える意味でも有効だと思います。要らなかったら捨てればいいので。

スクリーンショット (1607)

ベヒーモス型バアルヴァンパイアです。犇めく悪鬼3枚の超攻撃力に振った構築。先行犇めく悪鬼は下手をすると一人で6点以上ライフをもっていく恐ろしい生き物。

ホークスは満を持してのドラゴン登場です。ビショップが相手のウィッチに9割くらい負けるので、ビショップはBANとなりました。デトネーションは相手がビショップを投げてくるのは万が一だろうということでヴァンパイアの選択となりました。試合内容はヴァンパイアの1コストが5枚手札に集まってしまうという苦い序盤になりました。それでもバアルさえ引ければリフレッシュして十分戦えるのがヴァンパイアの強みなのですが、その後もスペルが手札に重なってアグロヴァンパイアをすることしかできなかったデトネーションを、ドラゴンのゼルガネイヤがしっかりといなしてホークスの勝利となりました。

8節はヴァンパイアが負けまくっているのが目立ちますね。ホークスは持ち込みからウィッチを外すなど、ヴァンパイアに焦点を当てているのが伺えるので、現状のトップメタはヴァンパイアであり、対策されているが故の負けなのかもしれませんね。

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