【第8節】AXIZ vs リバレント まとめ

明日はFOH環境最後のプロリーグですね。最近のシャドウバースはいろんなデッキが強くてメタの流動性もすごく高いのでプロリーグ毎週日曜日固定でやってほしいです。この環境中盤からnoteにプロリーグの内容をまとめてみましたが、来季もできれば継続していきたいと思ってます。それに伴い内容の質も良くしていきたいです。前置きはこの辺りにして未使用デッキから見ていきます。

AXIZ

スクリーンショット (1611)

リノセウスエルフです。エリン1枚であとはフルで積まれています。

リバレント

スクリーンショット (1612)

専門店です。第8節は5チーム店でしたね。スペルブーストvs店のミラーが店有利なこと、スペブウィッチのターゲットであるAFネメシスの減少も要因だと考えています。ネメシスに関しては1チームのみの持ち込みとなりました。

2Pick

Rob後攻エルフ vs keisuke3先行エルフ

まさかのミラーマッチになりました。先行のリバレントが先行の利を活かして果敢に攻めていき、AXIZはそれを受けるという構図をひっくり返せないままリバレントが押し切って勝利となりました。本来アイリーネ、フェアリーアサルト、プライマルギガントといったカードはバリューを最大限活かそうという発想でPickは戦うと思うのですが、リバレントはそれらをコスト通りに投げてテンポを離さない立ち回りを徹底していました。見事な大局観というかゲームプランだったと思います。

構築

Rumoi後攻ロイヤル vs feg先行ネクロ

スクリーンショット (1613)

進化ロイヤルです。他チームはもてなしを削っているところも多かったのですが、しっかりと2枚採用しているところは好感がもてます。

スクリーンショット (1614)

リアニメイトネクロです。ギルトをきって葬送パーツをフルで投入したやつです。

AXIZは相手がエルフを選択してくると予想しウィッチを選択したかったのですが、そこまで読まれてリバレントの初手ヴァンパイア出しも十分あり得たのでどちらもある程度見れるロイヤルを選択。リバレントはエルフかネクロで迷っていましたが、エルフにウィッチを合わせられるケースが最悪だったのでネクロから選択しました。試合内容は5t墓守ミルティオ6tフェイタルスター自害から死帝出てくるヤツをされてロイヤルが返しきれずリバレントの勝利となりました。上振れネクロ最強なのですが、相手のエミリアをスター自害に利用する形をしっかりと作っていたのは流石でした。

Chino先行ヴァンパイア vs けんぴ後攻エルフ

スクリーンショット (1615)

バアルヴァンパイアです。ゼルガネイヤを減らして犇めく悪鬼に回しています。

スクリーンショット (1616)

リノセウスエルフです。癒しの波動とエリンを22で散らしています。豊穣を減らしてゼルガネイヤを見せているのも公開性であるプロリーグらしいです。

AXIZは専門店と戦いやすいロイヤルを1戦目で消費したので、相手がここでウィッチを通してくると予想してヴァンパイアを選択しました。リバレントはそれを読んだうえでエルフを選択していきました。試合内容はエルフ側がリノセウスさえも盤面の駒として使うようなコンシードプランを徹底しましたが、ヴァンパイアの攻撃力がそれを上回ってAXIZの勝利となりました。8節のヴァンパイアはあまり振るっていなかったのですが、やはりこうして回っているのを見ると凄まじいパワーを感じますね。

Gemo後攻ドラゴン vs Surre先行ドラゴン

スクリーンショット (1617)

AXIZのドラゴンはかなりテンプレチックな構築です。ホエールなしです。

スクリーンショット (1618)

対するリバレントはゼルガネイヤなし、治癒を削ってパキケファロに回しています。プレシオでパキケファロを捨てれば実質治癒みたいなところはあるので、ゼルガネイヤまで削った攻撃極振りって感じですね。

AXIZは相手の専門店をドラゴンで抜いて、残りをエルフで取るという背水の陣でした。リバレントはここでドラゴンを出すことによって相手がどれを出してきても延長戦で有利なマッチアップを作ることができると判断してドラゴンを選択。試合内容はお互いにPPブーストができないままプレシオ着地を済ませ、そこからは形成有利の取り合いになる展開となりました。押していたのは先行のリバレントでしたが、AXIZはゼルガネイヤをしっかりと利用してアドバンテージが取れたのでジェイルで逆リーサルという形でAXIZの勝利となりました。ドラゴンミラーはどっちが形成有利なのかが神目で見ててもわかりにくいので非常に面白いです。

Gemo後攻ウィッチ vs Surre先行ヴァンパイア

スクリーンショット (1619)

専門店です。もう話すことはないです。

スクリーンショット (1620)

バアルヴァンパイアです。コックとベヒーモス両立型は初めて見ました。コック型のテンプレからレラジュを不採用にしてベヒーモスを積んでいます。レラジュはスタッツが心許ないので減らしている構築がけっこうありますね。ここまでバアルの融合素材を減らした構築だともう6枚融合というのはほとんど視野にいれてないかもしれません。

AXIZはグーとチョキを持っています。リバレントはグーとパーを持っています。この手で2択じゃんけんをする状況です。feg選手のこの例えがすごくわかりやすかったので使わせてもらいました。AXIZがチョキであるエルフを使うのはすごくリスクが高いので、AXIZはグーのウィッチを選択。逆にリバレントはグーを出していれば間違いなく五分以上に持ち込めますが、有利じゃんけんを制すためにしっかりとパーであるヴァンパイアを選択していきました。逆にわかりにくかったですかね…大丈夫かな。試合内容は1、2、コックと動けたヴァンパイアが開店する前に終わらせてリバレントの勝利となりました。

プロリーグのルールはPickの勝敗が実はかなり重要です。このラウンドはPickで勝ったリバレントがしっかりと最後に自分たちが有利になるような投げ順を通せたのがよくわかる展開だった気がします。こういった投げ順考察ももっとじっくりとやってみたいです。

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