【釣り】11月の模試でE判定、共通テストリサーチでもE判定だった僕が上智大学に合格した奇跡の方法!!!!!

そんな上手い話はないよ。

僕について

はじめまして。脱素といいます。最初に言うとこの記事は完全にネタ記事みたいなものです。まぁタイトル見れば分かると思いますが。

私は、元々理系大学進学を目指していましたが、あまりにも理科が苦手だったので入試3ヶ月前に急遽文転することになりました。

もちろん、それまで理系科目しか勉強していなかった(そして成果が出なかった)ので、その時点での学力は散々。

画像1

ちなみにこれが11月のベネッセ・駿台共通テスト&記述模試での、上智大学経済学部の判定です。輝かしいE判定ですね。

しかし無謀にも私は「何としてでも上智大学に受かるぞ!」と一念発起しました。(実はその後共通テストリサーチでもE判定取ったりしましたが)

高校の偏差値も60程度で、地頭が特別良いというわけでもありませんでしたが、「素晴らしい方法」によって、なんと上智大学経済学部経済学科に逆転合格を果たしました!!!!

画像2


また、上智大学の他にも中央大学、関西大学、近畿大学からも合格をいただきました。

それではここから私が「E判定の上智大学に僅か3ヶ月で逆転合格」したである「素晴らしい方法」についてお教えいたしましょう!


「素晴らしい方法」

では私が「E判定の上智大学に僅か3ヶ月で逆転合格」を果たした方法を教えます!

それは


「いっぱい勉強を頑張る」


ことです。


それしかないです。

おわり


Twitter→ @Dasso_1985





真面目な話

だから言ったじゃん釣りだって。
まぁ釣りですが、一応上に書いたことは全部本当です。文転は入試3ヶ月前ですし、上智大学はE判定でしたし、共通テストリサーチでもベネッセに出した方はE判定でしたし(紙捨てちゃったから証明できないけど)(河合塾に出した方はD判定だったけど)、本当に上智大学に合格してます。
じゃあ実際にどうしてE判定から合格してるんだと言われそうですが、そこには色々カラクリが仕込んであります(仕込んだわけじゃないけど結果的にそうなった)。あと本当に努力です゜


1. 入試形式

まずは私が受けた上智大学の入試方式を見てみましょう。

Screenshot_2021-03-16 上智大学 共通テスト利用入試(センター試験利用入試) 科目・日程 |大学受験パスナビ:旺文社

〈引用元:https://passnavi.evidus.com/search_univ/2470/center.html

はい。見れば分かる通り、二次試験が数学しかないんです。

当然ですが科目は少なければ少ないほど対策はしやすいですし、何なら最初の方に言ったとおり、一応元理系なので、数学IAIIBはそこまで苦としていませんでした。そこで、共通テストの後は数学に重点的に時間を割いて、試験に挑みました。1教科集中すれば割と直前でも学力は上がったり上がらなかったりするもんですね。有名なビリ○ャルだって英語と小論文しかないSFC受けてたでしょ。
余談ですが、数学(と理系時代全くやってなかった古文)に時間を当てまくったせいで、ほとんど英語の勉強をすることが出来なかったためか、個別試験で3教科(国数英)を必要とする同志社大学と東京理科大学には落ちました。理科大に関しては英語の時間寝ちゃった゜

2.模試の判定

画像4

これは先程貼った11月の模試の判定です。
もしかしたらこの画像に違和感を覚えた人もいるんじゃないでしょうか。
「共テ判定と2次判定の偏差値に差がありすぎる」ことに。(まぁ普通にやってても共通テストと記述模試で偏差値が乖離することは結構あるけど)

実は、この判定で用いてる「3年10月の記述模試」、この頃にはまだ文転していなかったので、この判定で使われてる「数学」は理系受験生の受ける、「数学IAIIBIII」のものだったのです。
正直あまりに理科が苦手すぎて理科ばかりに時間をかけてた僕は、数学IIIをほとんど勉強することが出来ず、結果として偏差値48.4とかいうグロい数字を叩き出しました。正直、共通テストだけの判定はD判定ですし、記述模試もちゃんと文系数学を受けてれば、E判定にはならなかったと思います…多分…。(それでもC判定とかB判定は流石にありえなかったと思いますが。)

3.苦手分野

さて、最後に上智大入試の点数の250/450を占める共通テスト、こちらの方もちょっとしたカラクリ(?)があります。

Screenshot_2021-03-16 模試カルテ 成績結果画面|進研模試 デジタルサービス|マナビジョン

これは3教科の中で一番点数の低かった国語の分野別得点です。
そう。古文漢文の点数がめちゃくちゃ低いんですよね。
その一方で点数を上げにくいと言われる現代文は割と得意な部類でした。
巷でよく言われてるように、共通テストレベルだと古文漢文の点数は割と短期間であげられるんですよ(特に漢文)。
私もその例に漏れず、共通テスト本番では現代文87点、古文29点、漢文46点と、古文だけは正直間に合ったとは言い難いですが、それでも国語の点数を112点→162点と大きくあげ、他の科目も概ね8割ほど取り、上智合格への一縷の望みを繋ぐことが出来ました。正直そんな驚くことほどのことでもないですね。

最後に

はい。「3ヶ月でE判定の上智に逆転合格」なんて夢のあるタイトルでも、実態を見ると「個別試験は数学だけ」「判定自体も不正確」「苦手分野が対策しやすいところ」と、正直そりゃ頑張れば受かるだろう、といった内容がてんこ盛りでしたね。

正直、世の中に腐るほどある「nヶ月で○○大に逆転合格!」みたいな話も、私みたいにバカ正直に言ってないだけで、様々な要因があるのかもしれません。というか入試自体、方法論だけで語れるほど単純なものではないと思ってます。

学力の伸びは、それこそ本人の努力や方法もありますが、それ以外にも環境、地頭、それまでの努力…etcと様々な要素が複雑に絡み合って、影響を与えるものだと思います。

まぁ…何かこういう記事とかに惑わされず、できるだけ早くからきちんと受験勉強はやりましょう。頑張ったからって報われる保証もありませんし、ぽっと出の数ヶ月勉強したやつが難関大に合格したりしますし、何なら文部科学省とベネッセが色々ちょっかいかけてきたりして、理不尽なところもありますが、それでも頑張ってください。

まぁ本気でこれ読む受験生はいないと思うので、締めが雑ですがこれで終わらせておきます。ほら文を禄に書いたことない人間が書くとこんな駄文が出来上がる。


おまけ

画像6

シュアスタという問題集はいいぞ。これ1冊やれば大体の定石は抑えられるし、問題数は多すぎも少なすぎもしないし、単元の導入もシンプルでなおかつ分かりやすい。教科書終わった後ぐらいにやるといいと思います。はい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?