土曜英語for kidsに向けた僕の思い

明日、4つの英語プログラムを夕方開催するように企画して、今動いています。

たくさんのお申し込みを頂いて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます^^

このプログラムを思いついて、ぜったいやろう!と思った気持ちを素直に伝えたい、そんな思いがあってここに書くことにしました。
ご一読賜り、趣旨にご賛同いただければ、光栄です。

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僕は中学校で英語教師をしています。

コロナ禍の現状において、全国の先生方と同じく、生徒たちに会えない日々が続いています。

生徒に会えない、ということは、全国に学校に通えない子供たちが存在していることになります。これは事実です。

僕が中高の英語教員をしている理由は1つしかなくて、

「子供が好きだから」

それだけなんです。

子供たちが目の前にいないのに、僕が仕事をする意味は全くない。
個人的にはそう思っています。

今、このコロナ禍で、生徒に会うことも自宅から動くことも制限されています。人に会えません。

多くの学校が、生徒たちに届ける教育の可能性を探り、日夜努力を重ね、いろいろな方法で生徒たちに教育を届けようと努力と工夫を重ねておられます。

学校が今配信している動画や、オンライン授業について、様々な否定的な意見を読むことがあり、胸が痛むことが多いです。ICT化を推し進めて行こうとする時に、技術や設備の不足から、不具合が起きたり、対面式授業をそのままオンラインに置き換えることによって起こる不自然さを嘲笑い、民間のオンライン配信の方が良い、という罵声にも似た批判を読むにつけ、心が傷みます。

僕個人の結論として、教育への投資を怠ってきたつけは確実に回ってきている、という1点の事実が広義でICT化が進まない主たる原因で、それを現場の教員の努力不足と切って捨てる意見には憤りも覚えます。

予算も余裕もない中で、現場は必死に子供たちのことを考えて動き続けています。公立、私立、全ての学校の教職員は子供たちのことを愛しています。その働きの改善を求める前に、圧倒的に予算が不足しており、労働環境が劣悪で、さらに社会のup to dateな要求にも瞬時に応えていかなければならない立場もお含みおきいただけたら、と僕は思っています。

全国にいらっしゃる教職に従事する仲間同胞は、子供たちが授業を受けられない、学校に集えないことを本気で憂えています。そのことをまず覚えていただければ、と思います。様々な障害があり、現状で最大限の努力をしながら動いています。それをぜひ色々な方に知っていただければと思います。

SNSでの先生方の投稿を拝見していますと、先生方の子供たちへの愛情を深く読み取れます。なんとかできないか、どうすればもっとうまくやれるか、全ての力を総動員して、全国の先生方が頑張っておられます。そこをぜひ知っていただけたら、と僕は思います。

前置きが長くなりました。

今回の土曜日の企画は、
「家にいる子供たちに、英語で何かできないか」という思いが発端でした。
深い意味はありません。

単純に、
「家で暇だったら、おじさんと英語で遊ぼうよ」
そんな気持ちです。子供たちのためのプログラムをしたかった。

明日は子供たちが喜んでくれるように、いつもの50倍くらい、
頑張りたいと思っています。
子供たちが喜んでくれるように、いろんな工夫をしたい。
ギリギリまで、いろんなことを調整して、
いろんなことをぶっ込んで、
いろんなことを仕掛けたいです。

僕自身、小学生に英語で授業をするのはこれで3回目です。
楽しみで仕方ありません。
小学生に英語を教えたい、ほんとに思っています。

人生で、こんなチャレンジが与えられるなんて、
思ってもみませんでした。楽しくて楽しくて、
仕方ありません。明日、子供たちに会うのが楽しみです。

音読のプログラムは、どなたでも良いプログラムにしようと思いました。
大人や子供は関係ない。英語を勉強したい、読みたい、何かやってみようかな、そんな人がきやすい場所を創りたかった、それだけです。

英語のプログラムをやるとき、「見学しても良いですか」というご意見をいただくことがあります。
僕は丁重にお断りするようにしています。

見学・見物では子供たちのbenefitにはならないからです。

参加者として、子供たちの将来に貢献できるopportunityが目の前にある、
できればobserverではなく、perticipantとして、子供たちと時間を過ごして欲しい、僕はそう思っています。

学校の枠を超えて、多くの子供たちともっと関わりたい、と僕は思っています。子供たちは未来の地球を担っています。大人のはしくれとして、子供たちに今後の未来について、一緒にcommitmentを作れる場が欲しい、そういう思いで土曜英語を企画しました。

明日の1~3のプログラムは、大人の方には申し訳ありませんが、大人の方に一切配慮は致しません。申し訳ありません。
全面的に、子供たちに対峙して、授業をしたいと思います。
子供たちを喜ばせたい、子供たちに、喜びをあげたい、
そういう一心で1〜3のプログラムをやります。

どうぞお含み置きください。

僕は本気です。

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