天柱樹

あまのしら たつき

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マガジン

  • 別冊陽卍

    オモムロな名前に自分でびっくり。

最近の記事

使えない人を使うということ

他所から派遣されてきた人が、予想以上に使えない人だってことが「ごくたまに」あります。くる時は非常に自信満々なんですな。なんでも出来るって触れ込みで来るんだけど、その実なんにも出来ない。そして私ではなく、なぜか他の人に泣きつく。でも私が本当にがっかりしたのは、その当の本人が果たして何を求めているのか、その泣きついた文章からはとんと読み取れないことでした。苦情もまともに言えんのか。こりゃあかんわ。 「私は高く雇われたので上手に使ってください」これは私がある人から言われた言葉です

    • 今日もせっせと浅蜊とり

      厦門に行ったらホテルの裏の浜辺で岩にくっついたアサリを金槌で一つ一つこそげとっている人に出会う。苦労してこそげても非常に小さい身が出てくるばかり。でもこれで作る味噌汁は美味しそうだ。ここの人たちはどうやって食べるのかしら? ここはこうして石ころだらけの海岸なのだが、もう少し戻ると細かい砂の浜になる。潮の匂いはそれほどせず、その日は凪だった。砂浜にもゴミはほとんど落ちておらず、こういう細かいところで海に対するリスペクトの感情を見て取れる。上海だとこうはいかんよね。 学会のた

      • 千翔は三分だけゲームで遊ぶと言った

        千翔は「三分だけ」と言ってゲームを持って行った。私はそれを信じて iPadを貸した。しかし! 千翔はうんこをしたまま眠ってしまった。 終わり。

        • 長春出張より

          noteを書き始めてから気がついたのだが、こう言う記事は画像があるのと無いのとでは雰囲気が違う。無論、画像はあるに越したことはない。そしてインパクトがあるに越したことはない。今回の長春出張でも、さあ書こうと思った時に画像の余りにもの少なさにハッとする。画像が無いと不安を覚えるというのは、自分の筆力に対する自信の無さの現れとも言える。 表紙の画像は長春から上海に帰るフライトから。台風が来てたのでドキドキしてた。今年の上海は例年より台風の上陸数が多く(確か3つ目)、フライトに大き

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        • 別冊陽卍
          1本

        記事

          オバマ広場に鰻屋発見

          上海にある通称オバマ広場(正式名称:嘉頓広場)の2階に蓬莱軒という鰻屋を発見。ってたぶん開店してからかなり経っている筈なのだが、私が見つけるのが遅かっただけ。店主のいうには関西風とのことで、焼きが入っていてカリッとしている。 でもここもデベロッパーが入ったらしく、11月には立退きをしないとならないらしい。新しい場所を探してるんだ、と言っていた。 ところでここから延安西路を挟んだ真向かいにある金橋大厦の2Fに蓬莱という名の鰻屋があった。あそこの鰻はふんわりしていて美味しかった

          オバマ広場に鰻屋発見

          長沙出張

          長沙出張していきなりの多椒魚頭の洗礼。どちらかというと麺の方に惹かれる私。辛いというよりは塩っからい方が強い。お陰でビールを2本も飲んでしまう。扇子が手離せない。 『中国皇帝全伝』長沙の書店で後学のために買いました。内容が濃いのでゆっくりと拾い読みしようと思う。それにしても中国の書籍の安い事。これでも一時よりはかなり値上がりしているが、それでも安い。この点だけは人口の多い中国が羨ましい。 夜はやはり「三中全会」、五糧液と赤ワイン(ルーマニア産)、そして苔桃酒(楊梅酒)。本

          長沙出張

          除け者となる際の心の準備

          最近、中国でも有名なコングロマリットの日本支社の方が会社を訪ねてきた。日本語のできる中国人のトップに、日本語しかできない日本人マネジャー、それに加えて中国をベースに仕事をしている英語のできる中国人の3名。 最初は日中英のちゃんぽんで話が進んでいったが、どうしても数の原理で中国語が中心になっていき、最後の方は完全に中国語だけの会話に。 私はちょくちょく先方の日本人マネジャーの顔色を見ながら時折り日本語を交えてみるが、それではどんどん進んでいく会話の全体は掴みきれない。そのマ

          除け者となる際の心の準備

          初めてのnote

          40歳も2年過ぎて、アウトプットをすること、いやしなければという何かえもいわれぬ焦りが生まれている。えもいわれぬと書いたが、「エモい」とは無関係です。この焦りっていうのは何なのか。 何か40歳を超えたら自分の考えをしっかり持って、それをアウトプットしていかんとならないみたいな社会的圧力みたいなのを勝手に感じているのだが、これは非常に精神的に悪い。 それでギターなんかを始めてしまい、痛いことになっている。ギターはずっと習いたかったとはいえ、それでもスマホに向かってギター練習

          初めてのnote

          この寒天の下、なんの因果で外で演奏しなきゃならんのよ、という声が聞こえてきそう。お疲れ様です。

          この寒天の下、なんの因果で外で演奏しなきゃならんのよ、という声が聞こえてきそう。お疲れ様です。