安田記念~自分勝手全頭分析~

いよいよ春のGⅠシーズンも終盤を迎えました。
春のマイル王決定戦、安田記念。
今回は何が難しいかというと、馬場状態。なんか雨が降りそうな感じで、稍重なのか重以下なのか、意外に良馬場なのか。
出る時計の感じで、来る馬がガラッと変わりそうな雰囲気。
現時点では、日曜日の東京都府中市の天気は雨。なので馬場は渋りそうですし、時計が掛かる馬場だと考えて分析していきます。

1枠1番カテドラル
・シンプルにテンについていけなくなってますね。もとから出足は良くないタイプでしたが、年齢を重ねて輪をかけて前半置かれるようになりました。近走でも上りは上位2位以内となってますが、距離も短い気がしますし、時計が掛かる恩恵を受けたとてというイメージです。

1枠2番ガイアフォーズ
・前走はフェブラリーS2着とダートでも適性を見せました。
個人的には前が流れて終いもペースが緩まないラップの時に真価を発揮するタイプなんだろうなと思います。
去年も好メンバーの中4着で、このメンバーではかなり上位の能力の持ち主。ただ、個人的には良馬場の高速芝でこそ力を発揮するタイプだと思っています。前走でダートを使った事で、渋った馬場でもやれそうな気はなくもないですが、展開の恩恵(ちょっと前が速くなる)は必要な気がします。

2枠3番レッドモンレーヴ
・京王杯SC2着からの参戦。去年のレースでもそうですが、1600mだと少し長いと思いますね。出足がないので、1600mだとやはり隊列が少し長くなり過ぎる感じがあって、この馬の切れ味でも最後届かない感じがありますね。さらに馬場悪化で切れ味も削がれるでしょうし、ここは厳しいレースになりそうです。

2枠4番ジオグリフ
・イクイノックス世代の皐月賞馬。皐月賞以降は勝利からかなり遠ざかってますし、陣営の迷走?試行錯誤が伝わってくる使い方ですね。
今年2戦は芝に戻して掲示板の内容。決して悪くはありません。個人的にはマイルは少し短い気もしますが、馬場悪化で時計が掛かれば十分出番はあると思っています。
週頭のフォトパドック見るとなんなら1番良く見えて雰囲気を感じたので、人気がないなら狙いたい1頭ですね。

3枠5番ナミュール
・昨年のマイルCS勝ち馬。前走は海外帰りの影響か伸びを欠いて8着。ジリジリ伸びて来てはいますが、マイルCSの時に見せた切れには及ばずという感じ。これが、調子によるものなのか、もっとガシガシ追ってくる騎手の方がこの馬にはあっているのか判断が難しいところです。
ただ、調教を見る感じでは前走より坂路の上り方が軽快に見えたので調子は上向いていると思います。馬場悪化でどこまで走れるか分かりませんが、他の馬が苦戦するようなら上位は十分ありそうです。

3枠6番ドーブネ
・展開のカギを握る馬。ウインカーネリアンとの兼ね合いになりそうですが、時計が圧倒的に足りません。馬場悪化で時計が掛かるとは思いますが、この馬より時計が速くて馬場悪化も苦にしない馬がいるので現状厳しいと思います。

4枠7番ロマンチックウォーリアー
・香港中距離の最強馬が参戦。すごく今回のレースを盛り上げてくれそうな印象。馬場が軽い日本の馬場に適応出来るのかが疑問でしたが、雨で時計が掛かりそうなのがさらにこの馬の注目度を上げそうです。
あえて重箱の隅をつつくなら、1600mという距離。おそらくベストは2000m。そこに日本馬のつけ入る隙は十分にあると思います。
前走のクイーンエリザベスCから直接宝塚記念とかだったら素直に買ったんですが。

4枠8番エアロロノア
・さすがに、他の出走馬との勝負付けが済んでいる印象。これで来たら素直にごめんなさい。

5枠9番パラレルヴィジョン
・ダービー卿CT勝ち馬。中山マイルで2連勝でこの舞台へ。東京競馬場でも2勝しているので適性も問題ないでしょう。前々走でも時計面の課題も及第点。馬場の悪化も問題ないキズナ産駒。強い馬もいるが、流れに乗れれば大チャンス。

5枠10番ソウルラッシュ
・前走マイラーズCを勝利して、3度目の安田記念挑戦。
安田記念になるとなぜかポジションが取れないので、個人的には時計勝負1分31秒台の決着には向かないのかなと思ってました。
しかし、去年の秋に高速決着にも適応。ここにきてもう1段階成長した印象です。今回は陣営もかなり力を入れているのか鞍上にはモレイラ。
去年より力をつけてかつ、馬場も渋ってこの馬むき+モレイラ!期待大。

6枠11番ウインカーネリアン
・東京マイル重賞の常連。左回りのマイルという条件はベストの舞台。前走で馬場が悪いとは言え、スプリントの流れを経験してこのマイルに戻ることがカンフル剤になればチャンス十分。近走は逃げる競馬で結果が出てたので逃げているが、ドーブネを行かせて早めに捕まえにいく競馬も出来ると思うので、この馬の特性を生かしたレースをしてほしい。

6枠12番フィアスプライド
・前走ヴィクトリアマイル2着。ハイペースの流れを追っかけて行っての2着なので、かなり強い内容。今回も同じようなレースが出来ればチャンスはあると思います。ただ、軽快なスピードの持続力とキレを持っているタイプだけに馬場悪化はマイナス材料な気がします。

7枠13番ステラヴェローチェ
・昨秋長期休養明けから3戦目で復活勝利。前走の大阪杯では上り2位であわや馬券内の4着。力はあるところを見せました。前走に関してはジョッキーがもっと強気に乗っていればもっと着順は上の順位だっと思わせる内容でした。どの距離でも堅実に走ってくるタイプ。高速馬場だと厳しいかなとも思いましたが、馬場悪化は大歓迎。重よりさらに悪化すればチャンス十分。

7枠14番コレペティトール
・京都金杯勝ち馬。時計と上りが掛かる馬場は大歓迎のタイプ。ただ、同じタイプにもっと強い馬がいるのでそれより上に行くのはかなり厳しい。

7枠15番ヴォイッジバブル
・香港ではマイルを中心に使っていた馬。ただ、ゴールデンシックスティやビューティーエターナルなど香港では同じ相手に敗戦しているだけにここでの能力は疑問。馬場も悪化で時計が掛かるし来てもおかしくはないが、日本勢に地の利がありそう。

8枠16番エルトンバローズ
・3歳の時に毎日王冠を勝ったときは凄い馬かもと思いましたが、その後は微妙な成績に。ベラジオオペラを除いて4歳勢が振るわないのも気がかり。
ここでは買いづらい。

8枠17番セリフォス
・2022年マイルCS勝ち馬。その後もマイルでは安定した成績を遺しています。実績でもここでは上位ですし、昨年の安田記念くらいのレースが出来れば十分勝利圏内。
ただ、川田騎手と手があっていないんじゃないかと疑問を持っています。

8枠18番ダノンスコーピオン
・2022年NHKマイルC勝ち馬。それ以降は全く成績が降るわず。しかし、前走は福永厩舎に移籍して久しぶりの掲示板に。少し力を取り戻したかもしれません。成績的にも買いづらいですが、美浦滞在という珍しい調整方法がハマればもしかしてもしかする?


以上、全頭自分勝手分析でした。

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