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遊戯王禁止カードクソ解説①何が最後の戦いだよ編

 おはこんハロチャオ、闘争を求めてポケモンの育成をしていたら急にAC新作発表されてやや興奮気味になっていたハトPです。でも遊戯王の記事書きます。

 先日リミットレギュレーションの更新が発表されましたね。今回は思い切った改訂でしたが皆様はどう感じますかね。ガゼル君返してくれ
 さて、遊戯王には何故かたくさんの禁止カードがあるんですけど、今回はそういう何故か存在してしまっている禁止カード群の中から「まともにゲームさせてくれない」タイプの禁止カードを取り上げて解説?していこうと思います。多分適当言ってたり大ボラ吹いてたりするのでそういうのあったら教えてください。(2022/12/12)
今回紹介するカードは

ラストバトル!

ラストバトル!

 通常罠(禁止カード)
自分のライフポイントが1000以下の場合、相手ターンにのみ発動する事ができる。 発動後、自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、 そのモンスター以外のお互いの手札・フィールド上のカードを全て墓地へ送る。 その後、相手はデッキからモンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚し、 自分が選択したモンスターと戦闘を行う。 この戦闘によって発生するお互いのプレイヤーへの戦闘ダメージは0になる。 このターンのエンドフェイズ時、 どちらかのプレイヤーのみがモンスターをコントロールしていた場合、 そのコントローラーはデュエルに勝利する。 それ以外の場合は引き分けになる。

遊戯王カードwikiより

 イラストはデカブツ同士の決戦って感じで、効果は一見読めば、一発逆転が狙えるカードに見えますね。発動条件はあれど、ノーコストで手札を含めた全体除去(しかも破壊じゃない)をしながらお互いにモンスター一体だけでバトルをさせてケリを付けさせようって効果です。

 なお、有名なジョウゲンやその他稀な状況における裁定は調整中が多かったり処理が複雑だったりするカードです。誰も使わんで良いからずっと調整中でいい。

 除去効果が強力なカードではありますが、このカードの真のやばいところは除去とかバトルさせるとかじゃなく、テキスト後半に書いてある「発動ターン中に勝負が決する」という点です。というよりそれがこのカードの本質ですが。このカードの発動が通った時点で、英語名通りラストターンで、事実上のゲームエンドになります。一応《時の女神の悪戯》で回避できるんですけど、逆にそれしか回避できるカードが存在しません。それが如何にやばいかなんてのことは他のカードゲームでも証明されていますが、実際に禁止にされた理由は少し違うかもしれないらしいです。

 このカードが使えた当初はジョウゲンやデビフラ最終戦士とのコンボを使ったワンキルを軸としたデッキが存在していたほどです。しかし、特殊召喚封じとの裁定は現在調整中に変更されているうえ、現役で使えていた時も実は調整中だったりそうじゃなかったりしたらしいのですが、禁止になってからできると裁定をもらったとか。また、当時はこのカード自体は凶悪だけどそこまで強くはない、といったような評価もあったそうで、実際規制されてから更に禁止になるまでには月日が空いてますし、禁止になった理由はその裁定の複雑さからというのも大きい関係しているのでしょう。それらを含めても、どこかの無双竜機と同じで使うとゲームエンド系のカードは問答無用で禁止でいいと私は思ってるんですけどね。

 今使うとなるとどうなるのとか、帰って来るならどうしたらいいのとか

 絶対に帰って来なくていいんですけど、今この禁止カードを使ってみたい、とか、禁止カードを使った今風の構築を考えたい、とか思ってる人多分いると思うんですよ。ラストバトル!でそんなこと考える人なんてそういないだろうし裁定は匙を投げられてるのが現状だから需要なんてないだろ

 まずは、今風のテキストにするならば、

自分のLPが1000以下の場合に、相手ターンにのみ発動できる。
①以下の効果を全て適用する。
●このターンのエンドフェイズ時に、モンスターをコントロールするプレイヤーが1人のみの場合、そのプレイヤーはこのデュエルに勝利する。それ以外の場合は引き分けになる。
●自分フィールドのモンスターを一体選び、選んだモンスター以外のお互いの手札・フィールドのカードを全て墓地に送る。相手はデッキからモンスターを1体、表側攻撃表示で特殊召喚する。その後、自分が選んだモンスターと、相手が特殊召喚したモンスターとで戦闘を行う。この戦闘で発生するお互いへの戦闘ダメージは0になる。

出典を入力

みたいな感じですかね?

 今の環境のスピードだと、まず発動が間に合わないと思います。LPが1000以下になって自分の場にモンスターがいる時ってほぼないですもん。あっても相手はこっちの動きを封じる手段持っていることの方が多いですし。また、デッキから特殊召喚する効果を含んでいるので、《灰流うらら》であっさり止められます。

 場の状況の整え難さや通りの悪さからして使えたとしても今のカードパワー故に発動自体がかなり難しいこのカードですが、なんと自己犠牲しながら妨害を構えるデッキがちゃんと今現在のパワーで存在してるんですよ。そう、ダイノルフィアですね。また、ラビュリンスでも一気に盤面を取れるので使えそうではあります。今現在で使うならこれらのデッキが筆頭に上がりましょうか。

 予想ですけど、通りにくいってだけで、今はメインデッキから出てくるモンスターで強力なステータスのモンスターやリクルーター、戦闘耐性持ちなんて存在はかなり低いですし、ましてや手札と盤面の全体除去を行いお互いのリソースを消してからの戦闘なんで決まればかなり有利になるでしょう。……と言いたいのですが、今現在のカードだと墓地で発動する効果が多く存在し、発動後に返されて逆に負けか引き分けになる可能性は十二分にあります。よってエンドフェイズまで待ちながら自分のモンスターを守りつつ相手を妨害し、さらにはこのカードを必ず通さなければならなくなります。こんなことしなくてもそこまでできるなら普通に殴り勝てそうなもんですけど。

 どう調整したら帰ってくるかなんですけど、まず最後の方のこのターンで決着する効果を消さないとダメです。
 代わりにどういう効果を付けるべきかなんですけど、代わりになるような効果が思い付かないのでどうしようも無いです。むしろ勝負に勝ったらお互いを除去して1ターン封印するくらいで良くないですかこれ?この部分はどう調整しようとも名前に反するので無理です。なんでこんなカードあるんですかね?私にはいい感じの調整が思い付きません。投げます。帰って来させようとすんな 

終わり

 カードのコンセプトは面白いんですが、やはりそのターンで強制的にゲームが終わってしまうという点では禁止のままでいてほしいカードですね。
 個人的には《魂のリレー》とかもあんまり存在して欲しくないカードタイプで、発動したら効果であっさりと決着を付けられるようなカードはカードゲームをさせてくれなくてクッソしょーもないので…(他のTCGだと有名な◯◯◯◯◯ー◯とか)
 このカードとは違えど、発動するだけでゲームエンド級のカードが禁止カードには沢山存在します。それらも解説できればいいんですが…

 ということで解説にはなってない気がしますが、今回は終わりです。続くかどうかは気分次第です。ありがとうございました。

 

無駄に効果テキスト長いんよ

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