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モーリス・ブランショ(1907/9/22 - 2003/2/20)
難解な文学評論家として早くからその名は聞いていたし、その取り上げる作家やテーマの一貫性から道標、羅針盤の様な存在でした。
ただ、リアルタイムで、本当に多大な影響を受けたのは「明かしえぬ共同体」(1983)でした。この本で初めてジャン=リュック・ナンシー、ジョルジュ・バタイユ、1968年5月、マルグリット・デュラス、そしてエマニュエル・レヴィナスが結びついた。特にレヴィナスへの関心を強めるきっかけでしたし、バタイユが違う相貌で見える様になったのと、もう一人のジャン=リュックを知りました。
書評として発表する論考がこんなにも大きな広がりを見せるというだけでも凄いなあと思います。
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