見出し画像

はじめまして

いろんなことをやってきました。現在は、元々大学院生時代から慣れ親しんできた地政学とサステナビリティをベースに、企業シンクタンクに所属し、いわゆるビジネス・インテリジェンスの業務に携わっています。

ですが、ここまで来る中で、多くの出会いと経験がありました。そこで得られた仲間や経験の数々は、かげがえのない財産。一見、つながっていないように見えても、実はつながっていたりする。

生まれてから高校卒業まで。
瀬戸大橋の四国側の玄関口、香川県坂出市に生まれ、高校は丸亀。
注)丸亀製麺は神戸が本社の会社。香川とは無関係。
讃岐人のソウルフードである讃岐うどんで育ち、高校時代はハンドボールに明け暮れる毎日でした。

大学入学とともに東京へ。
上智大学で、法律と国際政治を学び、留学生とも交流しながら、他大の仲間と国際問題をディスカッション。当時は、法学部は出席も求められなかったこともあり、大学3年生にはほとんど授業に出ず、試験のみ受けるというとんでもない生活をしていたことを告白致します。

夢を叶えるべく大学院へ。
そのまま上智大学で大学院に進学。今や参議院議員として活躍されている猪口邦子先生の下で学び、縁あって訪問したカンボジアでの様々な気づきが、途上国の問題に取り組むきっかけに。その原点は、またいつか。当時の専門は、国際政治学ですが、中でもNGOをテーマに研究に。

シンクタンクでの研究員生活。
大学院に進学すると、大学時代の同級生や後輩がどんどん就職し、社会人となっていく姿に、自分が「社会不適応者」となっていくのではないかとの不安にかられたからかどうか分かりませんが、博士課程には進まず就職。さる商社を経て、現在も所属する企業シンクタンクの道に。東南アジア、南西アジアを軸に地域研究をしながら、大学院時代の専門であるNGO研究の経験を活かすべく、企業とNGOをどうコラボするかを考えるように。

社会起業家、CSRとの出会い。
まさにその頃、まだ日本では、ほとんどそのワードも知られていない頃、仲間に誘ってもらった社会起業家研究会での活動が、新たな道を拓く。同時に、企業シンクタンクにいることを活かし、当時、日本に入ってきたばかりの概念であったCSRを追求。学会活動なども通じ、立教大学で教鞭を執る機会も頂くことに。また、2005年には、愛知県で開催された「愛・地球博」において、「地球市民村」というNPOが集まるパビリオンに関わる機会を頂く。これらすべて、ただアジアの研究をしていただけでは得られなかった経験。そして仲間。

地方創生、まちづくりへの目覚め。
社会起業家やCSRを通じ、日本の地方や地域コミュニティに関心を持ち、大学でも問題解決のためのワークショップを展開。せっかく働いているのだからと、勤務地の大手町でクラブイベントを主催したり、神田のまちづくりに参加したかと思いきや、渋谷川再生を考えたり。地元・香川をどう盛り上げるか、それは今なお永遠のテーマ。

すぎなみ大人塾との出会い。
そうこうしているうちに、ある方にお声がけ頂いたのが、杉並区での「大人の放課後」の仕掛け作り。老若男女多くの方に参加頂き、社会起業家の考え方をベースに、ワークショップとひとりひとりの課題解決のプロジェクト立案のためのファシリテーションを進めることに。自分が担当したのは、プロジェクト開始の2005年~2009年。今も継続されています。ここでつながった杉並の地域コミュニティは、また新たな自分の取り組みへと進化。西荻窪での活動へつながり、学校運営協議会(コミュニティスクール)への参加、東京女子大学で授業を持つことにも。
「すぎなみ学倶楽部」で取材を頂いて紹介してもらった際の記事。
新谷大輔さん|すぎなみ学倶楽部 (suginamigaku.org)

和食ダイニングラウンジ開業。
いろんな経験をしてきた中で、最も得難い経験をしたと思うのは、仲間20人くらいによる共同出資でオープンさせた渋谷の和食ダイニングラウンジ「abmer garret」。それまでほとんど接点のなかったベンチャー業界のつながりが出来るなど、お金の価値ではない、人の価値の大切さを改めて知る機会をもらったように思います。

シンガポール、そしてロンドンへ。
そして2010年からはシンガポールへ。また2022年からはロンドンへ。海外に出ることになるとは思っていなかったこともあり、最初は戸惑いもあれど、海外で戦う日本人に知り合い、海外だからこそ、大学の同窓会(ソフィア会)支部活動にも参加。シンガポールでは、シンガポール香川県人会を仲間3人で立ち上げ、手打ちうどん体験会を開いたり、また「ペーパーチキンを食べる会」を主宰し、定期的にイベントを開催したり。ロンドンでは、郊外での生活を満喫しつつも、英国ソフィア会の会長にも(現在)。仕事面では、シンガポール時代は成長著しいアジアを体感し、ロンドンでは今、ウクライナ問題はじめ、激動する欧州を肌で感じながら、日々の分析活動に。その合間に、フランスでのラグビーワールドカップ、パリ五輪と実際に足を運ぶ機会も得られたことはラッキーでもありました。
※シンガポール香川県人会、シンガポールソフィア会、英国ソフィア会とも参加希望は随時受け付けております。

新たなコミュニティ。ゲーム、そしてスポーツ。
大人になると、仕事以外の友人を作るのは、簡単でなかったりもする。しかし、今は何でもつながるためのツールはいくらでもある。その一つが、ポケモンGO。Facebook上の関連コミュニティを通じて知り合った仲間とは、札幌、大阪、そして台湾にまで遠征したりと、かけがえのないつながりに。また、そもそも近鉄バファローズファンの自分、球団消滅後は紆余曲折を経て、オリックス・バファローズを応援してますが、直接会ったことはなくとも、オンライン上のファンコミュニティで、試合を見ながら一喜一憂できる仲間がいる、これもまた人生を豊かにしている気がします。

一つのつながりが、新たなつながりを生み、まるで生き物であるかのように成長していく。自分は何者なのか、一言では説明できないけれど、Facebookでは書ききれないことも含め、時々、発信していこうと思います。

具体的な経歴はLinkedInを参照ください。(英語)

https://www.linkedin.com/in/daisukeshintani/

※写真は、2024年7月に行ったスペイン・マドリッドで初めて現物を見た、ピカソの「ゲルニカ」。圧倒されました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?