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【オーロラを探しに】②〜ムーミン篇〜

2023年10月18日(水) 朝

オーロラを観に行こう!旅なのですが、まずはその国のヌシに挨拶しに行かなければと思い、いったん首都のヘルシンキをスルーして、空港から電車に乗って約2時間の「タンペレ」という地区を目指します。ヘルシンキのヴァンター空港はとても綺麗だし表示も分かりやすいです。

空港直結の鉄道の駅まで下って行ったらもう寒い。

まずヘルシンキ空港駅からこんな感じの電車に乗って3駅先のティックリラ駅まで行って、

こういう電車に乗り換えてタンペレまで1時間半。コンセントもWi-Fiもあって便利。電車のチケットはフィンランド国鉄(VR)のアプリから購入して、改札もないので、車内で見回りに来た方にQRコードを見せたら読み取ってくれます。日本よりもIT化と電子決済化が進んでいるみたいで、とても良きです♪

ひたすらこういったクソ針葉樹の風景が続きまぁーふ。

無事にタンペレ駅に到着したもののやっぱり寒い!オーロラ観測予定の場所はここよりもっと北なので寒いだろうと思ってたけど、街中もこれほど寒いとは思ってなかったです。ダウンジャケットを持ってきていて良かった。

とりあえずタンペレの目的地『ムーミン美術館』へ到着!

いくつかの美術館が集まったセンターのようで、その中の1つにムーミン美術館もあったけど、結構ボリュームがありました!夏だったらカイロ島というところにあるテーマパークの『ムーミンワールド』にも行ってみたかったけど、もうムーミンは冬眠中らしい笑 いいねぇ、寒くなったら冬眠してぇですわ〜!!!🐶💤
あ、日本の埼玉にある『ムーミンバレーパーク』も結構素敵ですけどね。

館内は撮影禁止だったので写真はないのですが、さすが本場のフィンランドだけあって、作者のトーベ・ヤンソンさん自らが作製したフィギュアや立体物や、もちろん原画などがたくさん展示してあって、子どもも楽しんで遊べるような内容でとても良かったです♪あと、日本からのお客さんも多いみたいで日本語の説明も普通にありました。

フィンランドの豊かな自然や、その中での営みが反映されたムーミンたちの物語ってとっても素敵やん!楽しいムーミン一家!

個人的には、紙にインクだけで描いたシンプルなイラストがとても好きで、こちらのモランとムーミンが対峙したシーンのポストカードを購入しました。ムーミンってただ楽しいだけじゃなくて、登場人物の内面を想像させるような哲学的な内容も素敵なんですよね。幽霊みたいで巨体なモランはみんなに怖がられてるけど、その孤独感を、ムーミン一家は可哀想だなと思って接しています。そういえば日本ではスナフキンが人気で自分も好きだけどそこまでスナフキンのグッズ売ってなかったなぁ。バランスよく少量のグッズしか売ってなかったのも良かったです。日本はオタク国家なのでバレーパークには大量のグッズ売ってますもんね(笑)

ポストカード1枚しか買ってないのにレジのお兄さんが「よかったら紙袋いるかい?」と、こちらもトーベさんのイラストが描かれた素敵な紙袋をくれました。もしかしてこっちの方が高いのでは?来たばかりだけど、フィンランドの人たちは優しい人がとても多い印象です。

美術館の外にはムーミンの小さな銅像もありましたので、「モイ!よろしゅう!」と、この国のヌシに挨拶をしました♪
(つづく)

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