公園で花火が禁止になってることについて
公園ダメ 河川敷ほぼダメ 道路ダメ 手持ち花火はどこですればいい?
という記事が話題となっているようです。これは先日の芸能人の住宅地での花火が論争となったことをうけての内容だと思われます。
全然やれる場所が見つからない!マナーが悪いからしょうがないね。みたいな内容です。これについたコメントもだいたい賛同の声が多いようです。
公園で出来ないなんて世知辛い世の中だ不寛容だという人も散見されるようです。今は各自治体の方針で多くの公園で花火が禁止されています。
先日こちらの記事で紹介しましたが名古屋市では完全に禁止されておらず迷惑や危険を生じないであろう基準が提示されています。
一番の問題点は騒音であることは疑いないと思います。夜間は本人たちが思っている以上に遥か遠くまで音は聴こえています。手持ち花火であれば窓を閉めていれば微かにしか聴こえませんが打ち上げ花火ともなると100メートル以上先まで聴こえています。
話し声も同様です。本人たちは大きな声を出していないと思っているかもしれませんが、何を喋っている周辺住民には全部聴こえていますよ?
安全確保も大きな問題ですね。花火程度に何を恐れているんだと感じる人もいるでしょうけど火事は実際に起きています。
バケツを持ってくる人が激減しました。私は幼少の頃は子育て世代向けの公団住宅に住んでおりました。周りに燃えるものがなく舗装された広場があり住民はみんなそこで花火をしておりましたが、全員が全員バケツをもってきていました。
しかし、最近はバケツを持ってきてる人のほうが希少でゴミはそのまま放置していきます。火に対する恐怖心というものがないのでしょうか。私の家にロケット花火を打ち込まれたこともあります。私の家は鉄筋ですので無事でしたが木造であれば火事になっていたかもしれません。
花火をする時間帯も生活様式の変化等によりだいぶ変わりました。先日の記事でも触れましたが多くの人が夜遅くに小さな子どもを伴って公園にやってきます。数日前にも23時頃まで子どもがはしゃぐ声が花火とともに聴こえてきました。
「大きな声を出すことはやめてください」などとインターネット上に書いても誰も守らないのです。罰則など何もなくせいぜい付近住人が呼んだ警察に注意されるだけですから。
水泳はプールで、スキーはスキー場で、花火は花火が可能な場所で、というように意識を変えていかなくてはこの問題は解決しないのかもしれません。
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