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HSC日記

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ひといちばい敏感なHSCの娘の過去と現在進行形と。
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2020年1月の記事一覧

はじめての児童精神科【思い出】

わたしが子育てで 大切にしていること。 ひとつは 自分の常識を過信しないこと。 未来を生きていく子どもに 過去の常識はあてはまらないと思う。 これからの未来を生きる娘だから 娘のことを不思議に思うことが たくさんあって、当然だ。 メルヘンの国の住人、コジコジや その仲間たちの言動は、 地球人のわたしにとってはナゾだらけ。 未来の地球の住人、娘も同じ。 わたしの過去の経験が役立つことが ゼロとは言わないが、なるべく過去の 常識には囚われないでいたい。 それから わ

なぜ?どうして?娘の不思議!!【思い出】

2017年11月初旬 2学期も折り返し。 お騒がせの運動会も無事?終わり 娘は朝から大泣きする事もなくなり 始業に間に合うように教室に入り 朝の会も参加できるようになった。 わたしが一緒にいる。 ココを除けばとても普通! 母と一緒に登校しているのは 校内見回しても娘だけだ。 だから、どうした! 母がいたら学校に行けるんだから それでいいじゃないか! と 思っていたはずなのに。 だんだんと寒くなる学校の廊下。 そこで何時間も過ごすのは 本当にとても辛かった。 娘も調

大きな安心とほんの小さなご褒美 苦手な学校に毎日通えるようにした工夫【思い出】

HSCの娘は 突発的な事 一気にたくさんのタスクをこなす が苦手だ。 だから 月の初めに、「ひと月の予定」を 書き込んだカレンダーを 娘とわたしで作成した。 それから 今日は「何をするか」を毎朝、紙に書き わたしが帰る時間 と 頑張る事をひとつ 娘と一緒に決めた。 頑張る事と言っても 「今日は泣かない」とか 「母さんは教室の中じゃなく 廊下にいても大丈夫」とか ハードルの低ーい事だ。 カレンダー作りと、朝、予定を紙に書く たったこれだけの事だけど 娘にとっては大きな安心

凍えるような 小学校の廊下で 心がホッと温かくなり フワッと軽くなる【思い出】

陽当たりの悪い、鉄筋コンクリートの 建物は真冬じゃなくても ものすごく冷える。 娘が入学する2年程前から 子どもの数が急に増え 娘の通う小学校では教室が 足りなくなっていた。 娘の教室はかつて、倉庫として 使われていたそうで 校内でも、1、2を争う陽当たりの 悪い場所にあった。 とりわけ廊下側は1日中 陽当たりがほとんどなく 10月も中旬を過ぎた頃から ひんやりを通り越して寒かった。 運動会が終わり 娘は学校で泣く事もなくなった。 相変わらず、わたしは お弁当持参で

「めあて」って何? 授業の最初の不思議な呪文 「めあて」に違和感を抱く【思い出】

時代は令和。 なのに昭和な教育現場。 娘が小学1年生のときは 正確には、まだ平成だったけれど。 平成29年。 昭和が終わり29年もの月日が 流れている。 毎日毎日、母子登校をして 教室の後ろで娘と一緒に 授業を受けた。 昔よく見た、スライドの姿は消え 立派なスクリーンとプロジェクターが 教室にある。 学校で配られるワークブックは どれもアニメのキャラクターが 表紙を飾り、なんだか騒がしい。 これで、子どものヤル気が出る とでも思っているのか、、、? 気が散ってしかた

HSCは治すものじゃなく 伸ばすもの【思い出】

残暑が厳しい2017年9月。 2学期、小学校でのメインイベント 「運動会」。 どうしてなのか? 運動会、学芸会の練習に 先生方はものすごく力を入れておられる。 わたしは、完成度の高い低いより 子ども達が楽しく参加している 姿を見たいと思う。 けれど、先生方は完成度をより高く! そして、、、指導がヒートアップ!! HSCの娘にとって最も苦手な 大人数での練習、大声での注意。 2学期早々に始まった運動会の練習。 行き渋りが激しくなった。 全校生徒での運動会の練習は 娘に