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秋華賞/グラフィカル競馬(末脚指数×ポジション)

無敗の三冠なるかならぬか
私は信じてる側の人間です

グラフの見方

縦軸が末脚指数
横軸が第1コーナー通過順位
基本的に左下が優秀(ポジションも取れて、上がりも使える馬)
逃げゾーンに何頭もいる場合はハイペース濃厚なので差し有利、逆に逃げゾーンが少なければスローペースの楽逃げになる可能性が高い
※基本的には近走5レースのデータを使用しています
第1コーナー通過順位は出走頭数によってばらつきが出ないように補正した順位の中央値を出しています
末脚指数は、条件別(競馬場、芝、ダート、距離、馬場状態)別の平均タイムとの差分の中央値を計算しています

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秋華賞2019の回顧

1着:5.クロノジェネシス
2着:8.カレンブーケドール
3着:14.シゲルピンクダイヤ

稍重で開催された2019年の秋華賞は夏を越えて馬体重+20で出走してきたクロノジェネシスが2馬身差をつけて勝利。当時のグラフをからもクロノジェネシスはポジションが取れ、末脚が使える高評価のできる一頭だった。
レース展開としては稍重でも1000m58.3のハイペースで、好スタートをしたが控える競馬を選択した北村友一ジョッキーの好判断がクロノジェネシスを勝利に導いただろう。
カレンブーケドールもクロノジェネシスの後ろに控える形で競馬をしたが、地力の違いを見せつけられ2着まで。シゲルピンクダイヤは展開がハマって上がり1位の脚で追い込んだが、14番手からでは届かなかった。やはり直線の短い京都競馬場では展開が向いても最後方一気差しはアーモンドアイ級でないと難しい。

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京都11レース 秋華賞 芝2000m

今年の桜花賞は記録的に馬場が悪かったので、今回のグラフは末脚指数を中央値ではなく最小値に変更して作成しました。
グラフから読み取る展開的には確固たる逃げ馬は不在で、アブレイズが出していくかどうかだろう。昨年とは違うスローペースの前有利の展開になってもおかしくない。グラフ的には中堅評価だが、マルターズディオサやミヤマザクラにも注目したい。
最優力は言わずもがなデアリングタクトで、グラフ的にもメンバー上位の末脚を有していることが読み取れる。しかも、春のレースでは能力の底を見せていない走りで、グラフ以上の末脚を見せてくれる可能性は大きいだろう。
二番手評価としてはウインマイティー。前走はスローの競馬を最後方から差す形になり5着までだったが、平坦向きのゴールドシップ産駒ということを考えると中山で展開が向かずにあのパフォーマンスは高評価できる。ポジションが取れないタイプではないので、前走よりはいいポジションを取ってくるだろう。
非クラシック路線のレイパパレがグラフ的に高評価だが、前走は少頭数のレースで今回もこのポジションが取れるかは怪しい。

末脚指数×第1コーナー通過順位(5走平均) (2)


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