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【ネタバレあり】タキオン推しなら何があっても絶対見ろ『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』感想なぐり書き

注意

・この記事はネタバレ有りです。
・今日見た勢いのままのなぐり書きなんで文章めちゃくちゃだったり順番の  間違いあるかも。
・大体タキオンの話しかしてない。
・まだ見てない方はぜっっっっっっったいに見てから読んでください。

冒頭→ラジオたんぱ

 初手イケメンの弥生賞。フジキセキも大好きな筆者からしたらいきなりご褒美をぶち込まれた感じ。トレーラーが出たときからもしかしたらフジキセキの走る姿が見れるかもしれないって期待してたからガチで嬉しい。
 体操服姿のフジ様・・・・・・美しすぎます。ポッケがトゥインクルシリーズにあこがれて参入するのにめちゃくちゃいい導入だったと思う。

 ラジオたんぱでとうとう俺の愛馬アグネスタキオンの登場。推しがトコトコ歩いてるだけで感動した。トレーラーの時からずっとシリアスな感じだしてたから、ギャグ要素薄めかなっと思ってたんだけど、急にポッケの太ももをもにょもにょ触りだしたシーンはOVAの時のスカーレットとの絡みを思い出してニヤニヤした。
 レースの演出はウマ娘お得意の 主人公スパート→サブキャラがそれを肯定→ライバルがさらにそれの上を行く の王道パターン。ポッケの横をさらっとくぐり抜けてズバッーっと走り去る姿は、閃光のようでウットリ。多分劇場にいるオタクたちみんなアプリ版のモルモットくんとおんなじタキオンの走りに魅了された目だったと思う。
 走り終えたあとの足にフォーカスが当たった瞬間、俺の胸に激痛が走る。あぁやっぱりこうなるのかって感じがホンマにきつい。モルモットくんどこいってんしっかり支えんかいバカタレ。

ラジオたんぱ→皐月賞

 来客がきても超マイペースなタキオン解釈一致すぎる。意外だったのはポッケからの挑戦状を普通に受け取ったこと。なんかもにょもにょ言って流すのかと思ってたからちょいと驚いた。それにしてもここまでのタキオン狂気的すぎるやろ怖いまである。でも大好き。
 ポッケが出ないタキオンVSカフェの弥生賞はスラっと終わった。走ってる最中カフェがめっちゃしんどそうで見てて辛かった。
 そして大本命皐月賞。現実ならアグネスタキオンが最後に走ったレース。始まる前からこのあとタキオンは足の故障でレースを引退することがわかっているから、もう怖くて怖くてたまらなかった。もしゴールを超えた直後に激痛で倒れたりする演出が来たら普通に泣く。
 ゲートが開く直前タキオンの口だけ動いてたけどあれなんて言ってた? 結構短めの言葉やった気がするけど正直検討つかん。
 皐月賞の演出はタキオンの独壇場。タキオンのウマ娘の可能性劇場だった。独特の色鮮やかな世界でタキオンが走り切るところをまじまじと堪能できる。なんかキルラキルとかサイバーパンクのTriggerっぽかった。EDに名前があったからそのへん協力したんかなーって感じ。
 ゴール直前で飛行機が飛行機雲出しながら走り去っていくシーンあったけど、あれは単に速さの比喩で出したのかそれとも別の意味、すなわちタキオンの兄に当たるアグネスフライトの匂わせやったんかどっちなんやろ。速さの比喩にしては妙に目立ってた気がしたけど……。
 走り終えたあと、ポッケのグータッチを無視して歩いていくタキオン。ああこの世界ではAプランを諦めたんやなってことがひしひしと伝わってくる。なんかひょうひょうとしてたけどぜっっっっっったい悔しかったはず。本人はその感情にこのとき気づいて無かった思うけど。

皐月賞→日本ダービー

 アグネスタキオンのレース休止会見からのスタート。ただ最初に思ったんは「あっ引退じゃないんや」って感じ。これ多分心のどっかにひっかかりあったから無意識に引退じゃなくて休止ってでたんちゃうかな。インタビューを受けてるのが同室のデジたんと娘にあたるスカーレットなのよき。
 みんながタキオンに思いをぶつけにくるけどケロってしてるタキオン見ててつらすぎる、ポッケたちの言い分もわかるしタキオンの気持ちもわかる。なんかこうみんな幸せになるルートないの? モルモットくんは?
 フジキセキから夢を託されたポッケのシーンは感涙もの。こうしてウマ娘の思いは受け継がれていくのだ。
 タキオンのいないダービーで争うのはダンツとポッケとクロフネ(ペリースチーム)の三人。てかペリースチームの勝負服めっちゃよない?
 ダービーを見に来たタキオンの横に座ってた女性誰? 未来のモルモットくん?
 レースが終わったあと彼女らなら自分の代替品になれかもって自分で言って、代替品って言葉に引っかかるタキオン。ほらやっぱり走りたいんやって自分で。プランBじゃタキオンの欲求は解消されへんねん。

ダービー→夏合宿→菊花賞

 ダービー勝ったポッケはTVとか雑誌でまくり。それを眺めるタキオンの姿がマジできつい。きっと本人的にはデータ集めのつもりやと思うねんけどそれでもなんかひっかかりがありながら見てたはず。
 夏合宿に各自向かう中、タキオンはいつもの場所から動かない。この頃から少しずつ周りの物が増えまくってる。誰かエアグルーヴ呼んできて。
 夏合宿にタキオンこなかったから水着は見れず、アプリで見るしかねぇ。
 RTTTのときのアヤベさんから打って変わって、ふわふわソムリエとして若干暴走気味のアヤベさんが見れたのは熱かった。特に布団のシーンは必見。
 一見楽しい夏祭りのシーンからタキオンの呪縛に囚われたポッケの苦悩のシーンはかなり狂気的に描かれていた。途中のモニターがタキオンに変わるやつとかただのホラーやん。その勢いのまま札幌記念、菊花賞と敗れていくポッケ。完全にタキオンがトラウマになってる。

菊花賞→ジャパンカップ

 自分を見失いつつあるポッケをどう救うのかと思ったらここにきて、ターフのエンターテイナーフジキセキが手を差し伸べる。勝負服きたああああああってもし映画館に俺一人だけだったら叫んでた。ポッケをトラウマのそこから引き上げて再び復帰を目指し、かつてのようにトレーナーさんって言うシーンは激アツのそれ。イナズマイレブン並の熱さ。
 代替品がずーっと引っかかったままのタキオンをポッケが並走に誘う。モルモットくんはいないけどこうしてずっと自分のことをまっすぐ見てくれてるライバルがいる。その存在がタキオンに間違いなくいい影響を与えてる。本人はそんなつもり無いと思うけど支えてくれてサンキューポッケ。
 そしてジャパンカップ当日、世紀末覇王降臨。艶めきガンマシ。RTTTの頃とは比べ物にならないくらい光輝いてるし完全に王。
 ゲートが開く直前、観客席のタキオンの一言「待ってくれ……」は完全に涙腺崩壊。全モルモット総立ちの展開、今すぐ支えさせてくれ。この待ってくれは「待ってくれ、まだ私がそこにいないじゃないか」って言いたかったって俺は解釈した。追いついてみろって言ってたタキオンが走れなくなって逆に置いてかれての待ってくれの可能性もある。
 レース終盤のポッケVSオペラオーはプリティーの崩壊。完全に少年漫画のラストや。しのぎを削り全力でぶつかりあう二人。そしてそれを見て走り出すタキオン。そう! それでいい! それがベストやタキオン!!! プランBなんかじゃない! お前の力でウマ娘の可能性の果てにたどり着くんや!!! あぁよかった、タキオンの物語がここで終わらなくて……。これぞウマ娘の醍醐味。
 今まで叶わなかったタキオン・ポッケ・カフェ・ダンツ四人が揃った最後のシーンはもう感無量。これが見たかったんよ。
ライブシーンに関しては言うことありません。最高なんで。

総括

 この物語の主人公は間違いなくポッケやったけど、タキオン、フジ、タナベトレーナーの再起の物語でもあったと思う。
 アニメ1,2,3 OVA RTTT RTTT映画版と見てきたけど、正直一番良かった。ウマ娘好きやのに映画館行くのめんどいからアマプラ待つわwとか言ってるやつが周りにおったらぶん殴ってでも劇場に連れて行ってあげてください。
 このRTTT系統の続きまってます。


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