【基本】NHKは東京一極集中である

今回はタイトルには敢えて入れませんでしたが、「地域職員」についてです。ある程度年次の行った方にとっては当たり前でも、これからNHKを受験される方や若手職員の方には実態が分からないと思います。

地域職員の方が気を悪くされるのを承知で書きます。

結論から言えば「選べるなら全国職員であるべき」ってことに尽きます。確かに何が何でもNHK職員になるというなら地域職員は有効な手段です。採用倍率も2倍程度と言われていますからね。

しかし、NHKはあらゆる点で東京一極集中の組織です。とりわけ、選挙や災害等の緊急事態では東京の統制下で全てが動きますし、資源の点でも圧倒的に東京が潤沢です。

よほどの覚悟・信念が無い限りは、渋谷の放送センターでポジションを求めるべきです。かくいう私も、その事情を知っているからこそ、ローカルから東京に上がって退職するまでずっと東京の第一線で番組を作っていました。

フランチャイズ採用と地域職員の違い

私は本部の採用で、あまり昔のことは知らないのですが、実は昔から地域職員的な採用の色分けはありました。それが「フランチャイズ採用」です。

フランチャイズ採用≒全国採用　若手のうちの差は無い

東京だけでなく大阪など拠点局での採用ですね。私は極度に採用が絞られた時期だったこともあり、同期はフランチャイズがほぼ無かったのですが、私より2〜3年先輩になるとそこそこ見かけます。