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【米空海軍関連のデータを含む軍事機密を共有するダークウェブ投稿を確認】4月1週目のS2W単独ニュース

こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日は、S2Wで毎週配信している4月1週目ウィークリーニュースまとめをお送りいたします。

4月1週目も、ダークウェブハッキングフォーラムでの政府機関の機密情報の共有・販売が頻繁に見受けられました。

それでは、4月1週目のニュースをご確認ください。


■米空海軍関連のデータを含む軍事機密を共有するダークウェブ投稿を確認

4月1日、有名ダークウェブハッキングフォーラム「BreachForums」に米国の軍事関連の内部資料を流布するポスティングが投稿されました。
脅威アクター「IntelBroker」によると、流出したデータには、米国空軍と海軍の内部資料が含まれており、自分たちが流出させた事実を証明するための4つのファイルサンプルを公開しています。
また、画像ファイルで公開したサンプルには、ソースコードと推定される内容が記載されています。
このファイルを流布した脅威アクター「IntelBroker」は、「Cyber Nigger」sというニックネームで活動するハッカーで、最近当データを含め、米国の教育機関、有名グローバル金融機関などのデータを流出させています。

■韓国の新たなダークウェブコミュニティ登場:薬物・違法ポルノ取引、個人情報流出など

今年初めに出現したと推定される韓国のダークウェブコミュニティがS2Wのデータ収集ネットワークで検出されました。
「AssGuard」という名前のコミュニティは、主に韓国語でコミュニケーションが行われるダークウェブサイトで、現在までに約3,000余りのポスティングが投稿されていたことが分かりました。
掲示板の名前などから、コミュニティの主な関心事項は、麻薬取引・テレグラムチャンネルの宣伝・違法ポルノの流通などであり、他のユーザーの個人情報を流布する掲示板も存在します。

■パキスタン警察内部システム関連データが漏洩、内部ネットワークのアクセス権限販売

4月4日、ダークウェブハッキングフォーラム「BreachForums」でパキスタン警察の内部システムへのアクセス権限に関する販売ポストが投稿されました。
「MustardMan」と特定された脅威アクターは、システムのスクリーンショットを公開し、機密性の高い犯罪記録や警察の文書にアクセスできる可能性があることを示唆しました。
取引は匿名性が高く評価されている仮想通貨のモネロを通じて行われ、価格は15万ウォン(日本円で約16,000円)前後です。
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以上、4月1週目のニュースをお届けしました。
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