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【イスラエル国防省、軍などの主要のデータが多数流出】8月3週目のS2W単独ニュース

こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日は、S2Wで毎週配信しているウィークリーニュースまとめをお送りいたします。

8月3週目の注目は、イスラエル国防省、軍などの主要データが多数流出し、ダークウェブハッキングフォーラムで頻繁に確認されており、様々な機関が被害を受けたことが分かりました。

それでは、8月3週目のニュースをご確認ください。



■イスラエル国防省、軍などの主要のデータが多数流出

・ハマスとの戦争が続く中、イランとの戦争拡大の可能性が浮上しているイスラエルに関するデータ流出の投稿がダークウェブハッキングフォーラムで頻繁に確認されています。

・最近1か月以内にデータ漏洩被害を最も多く受けた国の統計を確認した結果、イスラエルが2番目に多くの被害を受けたことが分かりました。

・被害国ランキング:アメリカ、イスラエル、ロシア、バングラデシュ、インドの順
特に政府機関のデータが最も頻繁に流出しましたが、被害機関には国防省や軍事機関も含まれており、他にも司法省、福祉省など様々な機関が被害を受けたことが分かりました。

■韓国教育部傘下の進路相談ウェブサイトの内部資料が流出、ダークウェブフォーラムで販売

・韓国教育部傘下研究機関が運営するウェブサイト「キャリアネット(CareerNet)」の内部資料が漏洩し、ダークウェブハッキングフォーラム「BreachForums」で販売されています。

・ハッキングフォーラムで活動する有名ハッカー「IntelBroker」は8月15日、韓国の国民に進路、進学情報を提供するウェブサイトのデータ販売に関するポスティングを投稿しましたが、それによるとキャリアネットの約160万行のデータが流出したことが明らかになりました。

・漏洩したデータの一部をサンプルとして公開しましたが、確認した結果、登録ユーザーのユニークID、氏名、ID、暗号化されたパスワードなどが含まれていることが分かりました。

■米ワシントンタイムズ、ランサムウェア感染でデータ漏洩被害

・アメリカの保守系日刊紙ワシントンタイムズが、ランサムウェアに感染し、ランサムウェアグループから内部資料データを流出させると脅迫されています。

・8月15日、ダークウェブランサムウェアグループ「Rhysida」は自らが運営する機密流出サイトにワシントンタイムズに関するポスティングを掲示しましたが、ポスティングには被害媒体の内部資料と見られる各種書類や身分証などがサンプルで公開されています。

・ランサムウェアグループは被害媒体に7日の返答期間を通知し、彼らに5BTC(約30万ドル)を要求していますが、統一教会系の日刊紙として知られる被害媒体が交渉に応じるか注目されています。