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【ダークウェブハッキングフォーラムでブラジルや米、台湾の個人情報流出】3月4週目のS2W単独ニュース

こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日は、S2Wで毎週配信している3月4週目ウィークリーニュースまとめをお送りいたします。

3月4週目には、ダークウェブハッキングフォーラムでの個人情報の共有・販売が頻繁に見受けられました。

それでは、3月4週目のニュースをご確認ください。


■ブラジル政府機関の内部データ流出。盗難車両のデータがダークウェブハッキングフォーラムに

3月25日、ダークウェブハッキングフォーラムの「BreachFourms」でブラジル政府の内部資料が掲載されていました。
該当のデータは、ブラジルの犯罪車両を管理する内容で、各車両の所有者に関する識別子、車両の状態、タイプ、ナンバープレート、ブランド、モデル、色、年式、所有者の住所、関連事件の詳細などの内容が含まれています。
このデータが外部に漏洩した場合、車両の位置、盗難状況、被害者の個人情報などのデータを犯罪者が悪用する可能性があり注意が必要です。

■米医学研究所のデータ60GBがロシアのハッキングフォーラムで販売

3月27日、ロシアのダークウェブハッキングフォーラムのユーザー「Ddarknotevil」は、米医学研究所の患者の個人情報の販売に関して投稿しました。
60GBの規模の販売データには、患者の氏名、住所、連絡先、社会保障番号などが含まれており、販売者がサンプルで公開した画像には、各患者の身分証明書のコピー、詳細な医療情報などが含まれていることが確認されました。
同研究所はアメリカ・メリーランド州に位置する遺伝学研究所で、先進的な医学研究を進めています。

■台湾学生の個人情報販売、保護者の情報も

台湾の学生の個人情報が漏洩し、ダークウェブハッキングフォーラムで販売されています。
3月27日、ダークウェブハッキングフォーラム「BreachForums」のユーザー「Tanaka」は台湾の約2万人の学生の氏名、性別、ID、生年月日、住所、親の名前と職業、家庭と親の連絡先情報と学生に関する備考、入学方式や先住民かどうかなどを含むデータを販売すると述べました。
「Tanaka」は、アジアを含む世界各国の企業や機関のデータを販売したことがあり、過去に日本のS社やインドネシアの銀行データなどを流出した経歴があります。

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以上、3月4週目のニュースをお届けしました。
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