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【米医師の個人情報が流出、関連業界標的の攻撃増加中】6月1週目のS2W単独ニュース

こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日は、S2Wで毎週配信しているウィークリーニュースまとめをお送りいたします。

6月1週目の注目の内容は、先週のニュースでもお伝えした医療業界を標的としたサイバー攻撃が増加傾向にあるようです。今後、関連業界に対する攻撃がより活発になる可能性があるため注意が必要です。

それでは、6月1週目のニュースをご確認ください。


■米医師の詳細な個人情報がハッキングフォーラムで無料公開、関連業界標的の攻撃が増加中

• 6月3日、ハッキングフォーラム「BreachForums」で活動するユーザー「b1nary01」は、アメリカ医師の詳細な個人情報を無料で公開しました。

•ユーザーによると、彼が流出しているデータは、100万行を超えるレベルの膨大な量で、医師の氏名、役職、専攻、ID、住所と連絡先、その他の詳細が記載されているとのことです。

・最近、アメリカを含め世界各国の医師の個人情報や病院の内部資料に関するポスティングが頻繁に確認されており、関連業界の注意が必要です。

■韓国有名女子大から流出の内部資料、ハッキングフォーラムで無料で公開中

•2024年5月31日、韓国の有名大学から流出した内部資料を無料で公開する投稿がハッキングフォーラム「BreachForums」にポスティングされました。

•韓国の有名女子E大学の流出資料をポスティングしたハッカーは、被害大学からSQL形式のファイルを盗み出したことを明らかにし、ファイルのダウンロードリンクを添付しました。

また、同ハッカーは流出したファイルの一部の内容をサンプルとして公開しましたが、内容を確認した結果、被害大学のホームページの各掲示板に保存されている投稿や画像ファイルと内容が一致するものと思われます。

■韓国でダークウェブ麻薬サイト内の暗号資産の資金洗浄方法の解説投稿

•最近、韓国語のダークウェブ麻薬関連サイトに麻薬を購入するための暗号資産のマネーロンダリング方法について解説したポスティングが確認されました。

•韓国語のダークウェブ麻薬サイト「トップコリア」のフリー掲示板には、「nobody」というユーザーがマネーロンダリング方法についての質問をし、本人のマネーロンダリング方法を一部紹介しています。それによると韓国の取引所で特定のコインを購入した後、海外の取引所で別のコインへ両替する手口を使用しているとのことです。

•これに対してサイトの運営者は、ダークコインと呼ばれるモネロ(Monero)への両替を行った後、複数のアドレスに分散する方法を推奨するというコメントを残しました。

✅ダークコイン:匿名性の高いコインで追跡が非常に難しいことで知られている