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【インドで世界最大の総選挙の最中、有権者情報が漏洩】5月4週目のS2W単独ニュース

こんにちは、S2W NOTE編集です。
本日は、S2Wで毎週配信しているウィークリーニュースまとめをお送りいたします。

5月4週目の注目の内容は、5月22日に速報でもお伝えした建設大手S社の個人情報がハッキングフォーラムで公開され、「世界最大」の総選挙が進行中のインドでは有権者情報が漏洩するなどデータ漏洩が頻繁に発生しました。

それでは、5月4週目のニュースをご確認ください。


■日本の建設大手、従業員と顧客の個人情報がロシアのハッキングフォーラムにて販売される

•3万人の従業員を有する日本の建設大手S社の内部資料が流出し、ダークウェブ有名ハッキングフォーラムで販売されています。

•ロシアのダークウェブハッキングフォーラム「XSS」で活動しているハッカー「0x3a0」は、5月21日にS社の内部資料販売に関する投稿をポストしました。

•「0x3a0」がサンプルで公開した資料を確認した結果、被害企業の従業員のIDとパスワードだけでなく、SoftBank、Docomoなど顧客と推定されるユーザーのアカウント情報も流出した資料に含まれています。

■「世界最大」の総選挙を実施中のインド、政府運営サイトから有権者情報漏洩

•現在、総選挙が実施されているインドの有権者情報が流出し、ハッキングフォーラムで無料で共有されています。

•ハッキングフォーラム「Leakbase」で活動するハッカー「8xexe8」は5月22日、インド政府が運営する有権者登録サイトからハッキングしたデータを公開しました。

•インドの総選挙、下院議員選挙は4月19日に始まり、6週間に渡って実施されています。選挙結果に応じてインドの首相が選出されるため、世界中から注目されている中、選挙の最後に有権者ポータルサイトが攻撃を受ける事態が発生しました。

■ダークウェブ掲示板にて米軍のIPアドレスが公開される

•数百件以上の米軍部隊のIPアドレスを公開する投稿がダークウェブ掲示板で確認されました。

•5月22日、ダークウェブ掲示板サイト「Doxbin」で匿名ユーザーの投稿で約800以上に及ぶ米軍部隊で使用するIPアドレスが無料で公開されました。
公開された内容には各軍部隊名と該当部隊のIPアドレスが記載されており、その中には在韓米軍も含まれています。

•IPアドレスが外部に公開された場合、該当IPアドレスに対するサイバー攻撃が実行される怖れがあります。通常セキュリティが重要な組織の場合、IPアドレスを非公開にしており、軍部隊のIPアドレス流出は重大な軍事法違反になる可能性があります。

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以上、5月4週目のニュースをお届けしました。
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