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【現代・起亜の部品メーカー「瑞延理化」のデータが漏洩か】サイバー脅威と政策に関する重要ニュース

こんにちは。S2W NOTE編集です。
今回の記事では、グローバルニュースを元にサイバー脅威や関連政策に関して重要なニュースを抜粋してお届けします。

以下、2024年6月21日の韓国のニュースメディア『保安ニュース』の記事を翻訳・編集した内容になります。

現代・起亜の部品メーカー「瑞延理化」のデータが漏洩か?ダークウェブに販売ポストが投稿される

ハッキンググループ「Space Bears」、2日間の交渉の期限を告知...300万ドルを要求

ハッキンググループ「Space Bears」が、自らのダークウェブページに韓国自動車メーカーの部品専門メーカー瑞延理化(ソヨンイファ:Seoyon E-Hwa)のデータを300万ドルで販売するというポストを投稿したことが確認されました。
このハッキンググループは、瑞延理化のデータベース資料、財務報告書、その他機密情報を保有しており、ファイル形式には、Excel(.xls)、PDF、Word文書(.doc、.docx)、PowerPoint(pptx)など、さまざまな形式のファイルが含まれていると説明しました。
ハッキングした企業のホームページアドレスを掲示し、アドレスの最後が「eng」であることから、瑞延理化の英文ホームページから侵入したものと思われます。
このダークウェブページには、ハッキングした企業の資料を公開するまで本稿のリリース時点基準で2日残っていると告知しています。

瑞延理化のホームページを確認した結果、ハッキングの被害事実に関する内容は何もなく、ダークウェブに投稿されたポストにはサンプル資料も掲載されていないことから、実際にハッキングされたどうかかはまだ確認されていません。

瑞延理化は1972年の創業以来、ドアパネル、バンパー、シート、ヘッドライナー、リア貨物棚、パッケージトレイ、スクリーンアセンブリ、フィラーポストなどを韓国内外で生産してきた韓国を代表する自動車の内装部品専門メーカーです。
瑞延理化は現代自動車と起亜自動車で生産する自動車の内蔵部品を納入している企業として知られています。同社は現代自動車ポニーの内装品生産を皮切りに韓国内の完成車(CBU)企業を含め、メルセデスベンツ、フォード、フォルクスワーゲン、アウディ、日産など主要グローバル完成車企業も新規取引先として確保しています。