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Teleportation feat. Aikapin (2020 Update)

2020年3月1日にリリースしたアルバム『DELUX』から

「Teleportation feat. Aikapin (2020 Update)」を解説します。

オリジナルは2013年にリリースしたアルバム「MAX」収録

札幌を拠点に様々なジャンルで活躍するAikapinをボーカル&作詞に起用しました。デモの時点で曲名は僕が決めててそれ以外とくに説明することなく作詞してもらったような気がします。壮大でロマンティックな歌詞になっていて気に入っています!

Updateはまず原曲を引き継ぐ部分と、変える部分を考えました。
引き継ぐ部分はBPMとボーカルパートの構成(ボーカルはフル尺使いたい)変える部分はそれ以外全部という感じです。

原曲が壮大な雰囲気なのでそこをブラッシュアップさせてより壮大に。Remixでコード進行が所々変わってるのが好きなのでそれもやってますね。ストリングスも結構デカめのイメージで入れてます。
そしてこれまたデカいうねるシンセリフ!デカいうねるリフフェチなのでこの部分も気に入っています。最新のHardcore Raveの醍醐味の一つと言っても良いと思っています。リフがデカいのでドロップのベースやビート周りは極力シンプルにまとめていますね。

構成は最初から「絶対にイントロ48小節!」と決めていました。
これはイントロ16小節が主流だったHardcore Raveの波にHixxyがハードコアの首領みずから「やっぱり48小節だろ!」と言わんばかりに48小節イントロのRemixワークをリリースしたのがカッコよくて、しかも新鮮な印象を受けたのがキッカケです。
伝統を引き継ぎつつより良くブラッシュアップし続ける、まさにブリティッシュマインドという感じがします(勝手にそう思ってる)
48小節イントロがあるとDJでMIXする時にかなり遊べるし混ぜて楽しい、お客さんも期待&騒げる時間が増える、その曲の世界観を把握した上で綺麗にブレイクダウンに入れる、など良いところがいっぱいです。

原曲の優しい感じや美しさをブーストし、かつエナジェティックなサウンドに昇華できたと思っています。アルバムの中でも核になる1曲だと思います。

おしまい


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