映画大好き❣️おばさんの独り言 その3

映画「モリーズゲーム」


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出演者

モリー・ブルーム   ジェシカ・チャスティン

チャーリー・ジャフィー  イドリス・エルバ

モリーの父       ケヴィン・コスナー

子供のころから厳しいトレーニングを課せられてきたモリー・ブルームは、モーグルでオリンピック出場を嘱望されるまでになった。しかし、ソルトレイクシティ五輪の出場資格を得るために出場した大会で重傷を負ってしまい、それが原因でスキー選手の道を諦めざるを得なくなってしまった。法律家の道を歩もうとしたモリーだったが、どうにも決心を固めることができなかった。そこで、彼女はロサンゼルスに移住し、自分を見つめなおす日々を送ることにした。引っ越してすぐ、モリーはクラブで働き始め、そこで不動産業を営むディーンと知り合いになった。不動産業に関心を持ったモリーは彼の事務所で働き始めた。その直後、彼女はディーンの勧めで非合法のポーカーゲームの運営に携わるようになった。ポーカーの参加者は錚々たる面子であった上に、チップで途方もない金額を稼げることを知ったモリーはどんどん深みにはまっていった。(Wikipediaより)

ジェシカ・チャスティンという女優が好きだ😃

特別美人ではなくスタイルが良い訳では無いけれど、とても雰囲気のある女優だと思う。

笑ったら可愛いし❤️

何故か色っぽい格好ばかりさせられてるけど、演技力は凄く高いし😃

そんなジェシカが実話を映画化した、しかも本人は存命の作品に出演するというので興味深々で観た。

まだ20代でポーカールームを自分で立ち上げ、巨額の富を得ながらも客選定のミスから転落しFBIに逮捕され、財産も取り上げられてしまい自分を守る事すら出来ない状況でもがきながら戦う女性のお話。

この作品も、もう何十回となく観ているけど飽きない😃

法科大学院に進学し法律家を目指すモリーが、学費を稼ぐ為に勤めた先で出会うチャンスに飛び付く気持ちはよく分かるし、有能な故に自分でポーカールームを立ち上げ富を得る辺りは展開もテンポ良く、台詞・ナレーション・映像で説明もスムーズ。

法律家を目指しながら段々とその夢から遠ざかり、それに気付きながら歯止めが効かなくなって行く辺りは良く分かる。

前半でモリーの置かれている状況が説明されるが、この映画の見どころは中盤以降にある😃

弁護士チャーリー・ジャフィーとの会話シーンが素晴らしい❣️

弁護士役イドリス・エルバはこの作品の為に多忙なスケジュールの中10日間しか撮影期間が取れなかったそうで、そういう事情も相まってモリーとの会話シーンはお互いに密度の濃い演技が展開されている❣️

たくさんの有名人を顧客に持ち、多額の未収金がありながら債権を売り渡す事をせずに放棄し、顧客情報をFBIに提供すれば没収した財産も戻ると説得されながらそれを拒否して有罪を申し立てると言い張るモリーと、身の安全を守る為にFBIへの協力をしろと迫る弁護士…

裁判の為に話し合う内に、弁護士はモリーの人間性に気付き真剣にその身を案じてるのが分かるその演技力😃

ロシアンマフィアに目を付けられ襲われて、撲る蹴るの暴行を受け殺すと脅されながら、誰にも頼ろうとせずにひとり後始末をするモリーの姿や、弁護士にどれほど説得されようと顧客の破滅を防ぐために情報提供を拒む姿は涙無くして観れない程の大熱演です😃

それ程に顧客を守っても、社会的地位の高い顧客はモリーを守ろうとも助けようともしないと怒る弁護士にモリーが言い放つ台詞が凄い❗️

人としての矜恃を持つという事が如何に力を与えるかを思い知らされる一言…

人は生まれて名を持った時から死にゆくまで、否死後まで何を失ってもただひとつ失わないものが有るという事を思い知らされる一言でもありました(T-T)

父との確執も解消され、最後はハッピーエンドの爽快な作品です😃

そして、モリー・ブルーム本人は法律家になる夢は叶わなかったけれど最終目標だった「働く女性の起業を支援する仕事」には付けた事がエンドロールで流れます😃

同じ女性として、思わず拍手👏してしまいました😃😃

140分の長い作品ながら、観ていて時間を感じさせない作品です❣️



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