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マジカルミライ2021 ライブ感想

はじめに
これはマジカルミライ2021に6日間参加したマジミラ3回目の男のライブ感想一人語りとなります。自己解釈多めなので、それでも楽しめる方はお読みください。

○開演前BGM

嘘も本当も君だから

マジカルミライ2021楽曲グランプリが開催されて、グランプリ・準グランプリが発表される前からめちゃくちゃ好きでよく聞いていました。ピアプロで楽曲グランプリタグを聞き漁ってる中でダントツに好きだった。シンセの軽快でかわいい音が好きです。
でも今回ライブ開演前にこの曲が流れるタイミング大阪から幕張までずーーーーっっっっっと会場内注意事項アナウンスと重なるタイミングだったんですよね。そのせいで音量小さくなっちゃうから少し残念でした。めちゃくちゃいい曲だからあの会場でおっきく流してほしかった…
ニセモノもホンモノもすべて受け止めて、嘘も本当も全部ひっくるめて「君は君だから」って言ってくれる感じ、真島ゆろさんらしさがすごく出てるなと思います

・その心に灯る色は

うわぁぁぁぁぁあぁぁぁ
僕が思うにオタクって色々ジャンルあるじゃないですか、でもその中でVOCALOID(ないしはそれに関わる文化)ってそこからさらに細分化されるちょっと異質な文化なんじゃないかと思うんです。
ボーカロイドのキャラクターが好きな人もいれば、特定のPや特定の曲がとにかく好きな人もいれば、創作文化自体の魅力を感じていたり、自分の思い出と結びつける中でボカロがあるから好きだとか…こんなに視点が違うのにそれ全部ひっくるめて「ボーカロイド(曲)が好き」っていって1つのライブに集まったり、ずっとコミュニティがつづいていくんですよ。
で、大事なのはそこに優劣なんて微塵もないこと。熱量にはもちろん人によって違うかもしれないけど、「好き」だってことは全部一緒じゃないですか
この曲からはその「好き」を、貴方なりにまっすぐに貫いていいんだよ、その気持ちを忘れなければそれでいいって言ってくれてるような印象を受けていました。一曲通してそこを一番伝えにきてると、僕は思っています
そういうこともあって、この曲はボカロを共通項にして集まっている自身の属してるコミュニティのことを思わせてくる一曲になってました
他なんて気にしないで、君の好きなことを好きでいればいいんです
空高く駆ける色に同じものはありません
それでいいんだよ、本当に

〇ライブ

1.ダーリンダンス 

お前アタマから来るってマ?????????
ライブが始まる前までのセトリ予想中、「何の曲が1曲目なんだろうね」ってのが1つ気になるポイントとしてありました。僕が行ったものだと、テオ→太陽系デスコって感じだったので、まぁ最初だし派手で盛り上がる明るめの曲かなとか思ってたんですが、まさかメンヘラファンタジーが初っ端から来るとは思っていませんでした…確かにアルバム収録の中でもどこで流すのか扱い難しそうだなぁと思ってたダーリンダンスですが、まさか1曲目に来るとは。でも結果的にいいぶち上がり方ができて良かったです。
てかこの曲地味に合いの手がややこしいから声出せない時で逆に良かったのかも知れない…1番と2番のサビの差とか。ハイ!みたいな掛け声も結構人によって振ったり振らなかったりしてたので。「ナナナナ〜」の掛け声の部分はくるくる回してましたね。楽しかった。
というか振付があざとすぎる、最初1~2回はペンラ振るの楽しくてあんまり認識してなかった。初音ミクの動きがあざとすぎるんですけど…なんか「ぴえん」みたいな動きしてた気がする
これはさすがに立派な地雷系初音ミクです
千秋楽最前列の時目の前で「ちゅ」ってされたときのことはもはや覚えていません、ていうか一曲目で目の前の光景が理解できていなかったのでそもそも初音ミクがあざとかったこと以外はすべて吹き飛んでいます

2.脳内革命ガール

初日最初ギターの音しか聞こえなくて「なんだ?」と思ってたら連番がそわそわしだしてじわじわと気づき始め(ここまでずっとコインロッカーベイビーって文字が頭に浮かんでた)、歌い出しで確信。
ライブにおけるイントロドンってわかんない時はほんとにわかんないんですよね。
「あ~~なるほど~~~DIVAの楽曲調べてる時にどっかで見たことある気がするからそういう事かな~~~」って頭をよぎった、結局Xでしたっけ。
改めて考えるとマジミラでMARETU聞けるって半端ないことですよね、しかも「かいりきベアの後」に。この2者のリスナー層やや似通っている気がするので刺さる人に対する刺さり方やばいんだろうなぁ、と思います。僕の価値観でいうと蜜柑星の後にナブナが流れるようなものくらいの認識。
この曲、去年のシャボンの時の赤青の衣装だったので、ペンライト迷いましたが、僕は緑と白にしてました。そういう派閥です。あの衣装ってまぁなんというかその肌面積多いじゃないですか、背中とかがっつり開いちゃってますよね?確か。その状態で後ろ向いてなんかぐわーーーーーーーーーーーーーっていうポーズとりしてたのがめちゃくちゃ印象的です。うおーーーーーーーーーーー背中ーーーーーーーーーって感じでした。
僕は結構三連符にハメてペンラ振ってたりしましたが、周りの人4つで振ってる人多かったのでややこしい男がいると思われていたかもしれないなぁと思う。最後のほうの公演は4つで振ることにしてました。この曲リズムがえぐいんで初見の人はめっちゃ混乱しそう。今年ペンライト振らせる気ないな?
MARETUさんの楽曲がマジカルミライで聞けるとは思っていなかったので大満足でした。

〜MC〜
ここでしたよねたぶん。ミクさんのMCです。会場ごとで変わってました。
・大阪→ここはとにかくミクさんの関西弁がかわいい。よう喋るなお前、可愛いなお前。
・幕張→「冬のマジミラ、寒くない~?」みたいなことを聞いてきました。去年よりは耐えられました、あの時は12月だったし。「そんな寒さも吹き飛ばすくらい盛り上がっていこー!」みたいな、全人類が好きなやつ。というかお前ようしゃべるな、かわいいな。
・千秋楽→内容変わってた。「毎日がマジカルミライだったらいいのに」
え?
初音ミクがそれ言うパターンあるのか。つまり毎日がマジカルミライということだな。
(追記)マジミラ公式が7日目のツイートしていて笑っちゃいました。

3.テレキャスタービーボーイ

来ました鏡音レンのターンです。鏡音ゾーン早い!!
1,2,3,4!と軽快なイントロでノリノリでした。一緒に指でカウントダウンしてた、ここはコールしたかったね…
Bメロもノリ方がわかりやすいのでめちゃくちゃ楽しいですこの曲。サビも同様クソ楽しい。開放感がとんでもない。ブレイクも気持ちいい。ずっとペンライト持ってわちゃわちゃしてました。
レン君のおひざがかわいいのはそれはもういうまでもないんですが、ほかにも、髪の毛が結ばれてるのか単にはねてるだけなのかわかんないんですけど後ろで一房ぴょこぴょこしてるのがあるんですよね。あれがかわいすぎる。やや横向きになったときとかにたまにぴょこぴょこしてた
ところで基本的にノリノリな印象が強いこの曲なんですけど、「僕に感情を」か「僕に愛情を」だったか忘れちゃったんですけどレン君それ歌ってるとき表情がすっごくクシャってしてたんですよね…よく見えないけど苦しんでるみたいな。どうしたお前!?そんな表情すんの??話聞こうか???混乱してました。ただ目つむってるだけかもしれないけど僕にはそう見えました
本家動画がダンス要素が入っているのでやってくれないかな…って思ってましたが、レンくんちゃんと動画の踊りしてましたね。そういうの大好きです。

4.テルミーアンサー

レンくん来たことだし、流石にペンライトの色変えが早かった。
UFOに乗って登場してきました鏡音リンさんです。うん、可愛い。事前にアルバムを聞いている段階でもうどんな動きをするのかが手に取るように見えていました。やはり予想通り可愛いですね、とにかくもうクルクルしてぴょこぴょこしてました。なんか世界記録ホームラン打ってるし、えへへってしてるし…。少しづつのアイラブユーです。なんでしょう、いいですよね。うん。2番の「お手を拝借」のクラップのところ、声が出せないぶん手拍子とかをさせてくれるのは楽しくていいですね。
千秋楽の最前列ではマジで頭のキャパが限界値を超えてました。メーターの針が3周するくらいには意味がわかりませんでした。なんかこっち来るんですよね、あいつ。こっち来て目の前で踊ってるんですよね
は??????
今思い返してもマジで訳が分かりません。答えを教えてあげます。テルユーアンサーです。お前が困るな、こっちのほうがよくわかんないんだって
千秋楽最前列だったので会場を映す演出(客席側にカメラが向けられる)の時、横画面に映る位置にいたんですけど、別席で見てた友人曰く「明らかに呆然としててペンライト振らないノリの悪いオタクいるなぁって感じだった」って言われました。
すみませんでした、まともに振れませんあんなの
多分ボッ立ちだったと思います
この曲、テルミーアンサーは名前は知ってるけどあまりちゃんと聞いたことがなく、アルバムに追加が決定した段階でプレイリストにも入れるくらいだったのですが、とにかく可愛かったのでよかったと思います。
ありがとうキノシタさん。
来年はもっと自覚をもって鏡音リンを拝もうと思います。自覚が足りない

5.Parades

良すぎる
良すぎます
良すぎるだろ

良すぎの三段活用です。
2010年の曲で、アルバムに入るまで1ミリも知らなかった私ですが、ありえんくらいに良い曲です。メロディラインがすげえきれいなんですよね。てかここで来るのか、序盤にアルバム曲大放出祭りだなさては。雰囲気的にアンコール前じゃないかなと予想していました。
個人的にお気に入りだったのはスクリーンに映っていた映像。実写っぽい映像に手書き文字みたいな音符とかが飛んでたような気がします。映像が纏ってるオーラみたいなもののすべてが曲にベストマッチしていました。風船が飛ぶシーン、ミクの踊りと同じシルエットが映るのもよい。
あとこの曲になったらステージにもわもわ感が出てた気がするんですけどスモークが足下にあったんですかね?とにかく曲の世界観がまじでそこにあった。ここだけ会場の雰囲気が圧倒的に違いました。神秘。
初音ミクは美しいです

6.恋色病棟

一面がピンク色に染まり、病院のセットが登場。大阪初日とかこれの前のスクリーンあげる間の演出のライティングが青色で、KAITOゾーン来たと思って準備してたので頭おかしくなりそうでした。
実はこの曲の時クソデカスクリーンが出てきたことすら気づいてなくて「あれ、なんかミクさん高いな。見やすくなったな」くらいにしか思ってませんでした。鈍いとか言うレベルじゃない。千秋楽に関してはめちゃくちゃ見上げる形になったので首がしんどかったです。折れてました。
ていうかナース服のミクさんめちゃくちゃかわいいですね。Twitterで「発熱→コロナ関連か?」みたいなツイートを見かけましたがなるほどと思いました。去年もシャボンとかはさすがに意識してそうな感じあったからね、思い出振り返り懐かし選曲も兼ねてちょうどよかったのかもしれない。
この曲はミクパとかその辺でやってたって話は聞いていたので、主にその時代のイベントに行ってた人達は発狂モノなんじゃないでしょうか。僕はまだそういう感じのライブの楽しみ方ができないですが、これからもマジミラとか公式ライブイベントに行き続けていればそういった思い出からくる楽しみ方もできるかな。楽しみです。

7-1.千本桜

大阪1,3日目、幕張2日目
セトリ予想をしてる時点で、これが10周年だということは把握していたので、流石にどこかで来るだろうとは思ってました。来た。
視界上いっぱいの桜が咲いていました…(ここでスクリーンの新演出に気づく)めちゃくちゃ景色良かったですね。あのクソデカスクリーン、上と横の映像に比べると大阪ではやや画質悪い(?)からかわかんないんですけど不評な人もいたんですよね。幕張では綺麗になってました、どうやら投影の仕方が変わっていたらしいけど僕はその辺はよくわかりません。それもそれで没入感が薄れるといわれそうな感はあったけどね。ただこうした全面をふんだんに使った演出はすごくポイント高かったので、ありかなと僕は思います。
お決まりのコールもペンライトで。去年声出せなくなって思ったんですけど、コールの部分をペンライトでやるの、結構コスパ良い。声出して体力削られることなく曲にのれて一体感でて。
しっかし改めてすごい曲ですよね千本桜。ライブで流れたら誰でも乗れるもん。初音ミク楽曲の代表格として、界隈を超えて有名になっていった千本桜、めちゃくちゃ偉大。
10周年おめでとうございます。
ていうかさすがにここは固定だと思ってました。10周年だよ?これ変えるの?

7-2.ヒビカセ

大阪2日目と幕張1,3日目。
大阪で、恋色病棟のフェードアウトが「シュワシュワシュワシュワ…」って感じで引いて行って「あれ?なんかこれ…あの曲のイントロに…え?でもこの後千本桜じゃないんですか?え?」ってなってたら続けざまにヒビカセのイントロが始まりました。東京でもこのつなぎやってた?記憶が怪しいけど大阪だけだったような気がします。
大きなスクリーンを大活用した、本家動画にモチーフを寄せた映像演出で、めちゃくちゃ贅沢でした。あのでっかいスクリーンで「バーチャルでも愛してよ、忘れないでね私の声」って訴えかけてくるわけです。結構とんでもないことをしている気がします。僕はこの曲の歌詞についてちゃんと理解したの初見のときから数えると結構遅めなんですが、やっぱ改めて強いなぁこの曲って思います。バンドアレンジだとベースがごりごりしてだいぶいかつくなってくるのでぶち上げ案件でした。感覚即体感のくだりはペンライトを合わせて振るのが楽しい。
過去のマジカルミライのライブ映像でみたことはあったので、「画面で見たあの曲」を回収できたいい機会でした。
恋色であんなこと言ってたけど、ヒビカセって2014年投稿の曲なんですよね。僕は中学2年生の時の遠足で、この曲をずっと脳内でループさせながら歩いていました。だから自分が5年以上も前から聞いていた曲がマジカルミライのライブで演奏されているのを聞いていた時、なんかすごい変な感覚がしました。めちゃくちゃ形容しがたい感覚に包まれてました。

ライブ終わってから、なんでこの2曲を回したんだろうか考えてました。さすがに同じカテゴリとして回しているものではないとは思いますし…
勝手な解釈ですけど、千本桜-ヒビカセってのを二項対立的に見たときに前者は初音ミクの声を多くの人々に残した曲、後者は初音ミクが自分の存在を忘れないでいてほしい曲、って構図になっているんじゃないかと。こうして考えるとつながりが見えてくる気がします。ヒビカセでいつまでも忘れられないことを願う初音ミクとそれを叶えるクソデカ千本桜。こんな感じでなんとなく理由を個人的にはつけています

8.星空クロノグラフ

オフィシャルアルバムで知りましたこの曲。
MEIKOさんでっっっっっっっっっっっっっっっかい
曲通しておしゃんな雰囲気が漂っているので、指パッチンに合わせながらペンラもおしゃれに振ってました。サビのブラス「てぇーーーん!」はみんなペンラ上げてたんで上げました、楽しかった。おーえーおーでペンラを横に振らせてくるのはこれも声が出せない今年ならではの配慮って感じ。三つ目で一拍待ってからもういっかい横に振り始めるのがポイントです。クラッピョアヘンズは大阪初日あんまり周りのひとがやってなくてびっくりしました。アルバムにもあるし予習してきてみんなで手をたたくところだと思っていたけどそんなことはなかった。
あとこの曲の注目ポイントは天井の星座の演出ですね。インテックスは天井に綺麗に映っていましたが幕張はギザギザしてたのであんまりわかりづらかった。あれは逆に前過ぎても見えないから真ん中より後ろの人がうれしい演出だったのかも。

9.ダブルラリアット

はん!?けい!?はち!?じゅうごせんちの!?ここもうルカ姉がでてきてインタビュア歌ってくるところだと思うじゃん?なんで?????
19からマジカルミライに通っていますが当時はそれがあなたの幸せとしてもからの20の完全性とルカ姉に結構情緒をやられ続けています。今年もインタビュアかーきついなーとか思ってたのにもう一個そういう枠持ってくるんですか??????
歌詞の要所要所がとにかくぶっささる
東京公演見る直前に大学関係で結構つらかったので大阪公演以上にぶっ刺さってました、4回目なのにギャン泣きしてた。周りの人たちが自分よりうまく回れるの、めちゃくちゃしんどい。首が痛いって言いたくなる、生きるのがみんなうますぎる。そういう思いが重なって東京での刺さり方が違っていました。ここは複数参加の面白さだなと思いました。見るときの自分の状況で曲の見方が全然変わってくる
これもどこかの過去映像で見たことがあったので、念願のペンライト回しができたのがすっげー楽しかったです
Twitterで見た「コロナのディスタンス的な意味があっても面白いかもね」って解釈が個人的に好きです
「どうでしょう?昔の自分がみたら褒めてくれるかな」に関してはやばすぎる。てか僕ここの歌詞来た時未来線よぎったんですよね、さすがにないだろうけど来たらめちゃくちゃ怖いなって思いながら聞いてました。来ても面白い

東京3日目、クリエイターズマーケットで、去年流れた完全性コンプレックスの作者のやみくろさんにお話しにいったんですが、このへんのルカ姉関連の曲のお話で盛り上がりました。マジミラのルカ姉泣かせに来てるよねみたいな。次のルカアニバでルカコーナーがあったらどうなっちゃうのかやみくろさんオタク語りしててめちゃくちゃ面白かった。去年の大阪セトリに関しては本人が「完全性と命に嫌われているは一緒のセトリにしたらあかん!」みたいなことを自身でおっしゃっていて、去年大阪で情緒をやられた人間としては「こ”っ”ち”の”セ”リ”フ”だ”よ”!”!”!”」って感じでした。

10.First Note

2021年グランプリ曲
いやぁいいですね
結果発表されてから準グランプリとかも聞いていましたが、改めてライブのセトリの中で聞くと今年のライブではこれが一番バチっとはまっていたように思えます。形容するのがすごく難しいけどなんとなくそうなんだよね
初音ミクと、創作と、ハジメテと、そのミライ。そのすべてがつまってる

私は何を歌えばいい?何を歌って欲しい?

by初音ミク

飾り気のない世界だけにただ恋をしてた

好きで作られた作品たちで紡いでいくセカイ

嗤われていた歌も今は懐かしいけれど

かつての話

心配ないよ 
貴方はちゃんと歩いているよ

泣く

この辺が僕が特に”何か”を感じた歌詞です。ほかにも細かく見ていけばもう少しあるし、ここであげたものもまったく感想にもなってないんですが、わかってください。
Twitterで見かけたラスサビのテーマソングトリックはとても好きです。植えられた木は遥かに大きく育った、そうだね、うれしいね

~MC~
ミクさん登場。「KAITO準備おっけ~?」「おっけ~みたいだね!」
絡みが尊い
KAITO 15th Anniversarynoの文字がバンと出てきます

11-1.みかぼし

大阪1日目、幕張1日目
さすがにKAITOゾーンは過去曲が来るとは予想していてどこかで来るとは思っていたので、初日の段階で「開闢神話もあるからみかぼし来た日はペンラがとんでもないことになるなw」とか話していたのですが、まさかの初日から来ました。世界一この二日間がペンラが迷子になる回だったでしょう。ギターを弾きながら歌うKAITO兄さんほんとにかっこいいですよね。去年この曲を聞いた時の気持ちがよみがえってきて感慨にふけってました。

11-2.ドクター=ファンクビート

大阪2日目、幕張2日目
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大☆天☆才!!!
過去の映像で爆上がりしていたのでずっと聞きたかった一曲です。コールはできないけど、ペンラもぶんぶん振ってコール再現してました。最高。
隣にMEIKOさんとレンくんがいてコーラスしてるのも「映像で見たことあるやつだーーーー!!!」ってなってました。掛け合いがかわいい。
テンションぶちあがり

11-3.Pane dhiria

大阪3日目、幕張3日目
KAITO曲予習しててよかったーーーー!!!
さすがに全然このあたりの曲知らなかったので過去曲とか見て事前にプレイリストを作って予習していた甲斐がありました、ぱーねじゃ
これに関しては青廃の人おめでとうございますというのがすべて

12-1.スノーマン

大阪1日目、幕張1日目
これも予習プレイリストの中に入ってました。イントロが始まった瞬間にドヤ顔してました。やっぱな、みたいな。
この曲歌詞をよく聞いたらめちゃくちゃ切ないんですよね、KAITO儚い…

心の黒を吸いだすため 真っ白に僕はできてる

なんだこの歌詞、えぐすぎる。
消えていくスノーマン…切ない

12-2.千年の独奏歌

大阪2日目、幕張2日目
この曲も例によって来ると思っていた一曲です。民族楽曲のような曲調なこともあって、RPG感が強いので今年の「メルヘンファンタジー」とのフィーリングがとてつもなく高い。なんならこの辺で流れてるこの時代のKAITOの曲、使ってる音色の影響で全部それっぽいんですよね。
ここでは横笛吹いてます。
大阪では「あ~やっぱり来たか~!」くらいにしか聞いていなかったんですけど、東京までの間よく聞いていたらこの曲しっかりと歌う機械の話してるんですね。上の映像が歯車だったのも東京で納得してました。
KAITOは千年後も鉄の体で歌い続けているんでしょうか

12-3.あったかいと

大阪3日目、幕張3日目
ねえこれだめ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
KAITO兄さんに関して完全に浅い私ですが、この曲はなんでかもう耐えられませんでした。予習している段階では「あ~そっかこの曲昔のマジミラでやってんのね。コールもしっかりあるからペンラ振るのが楽しそうだなぁ」くらいにしか思っていませんでした。
結果二日とも泣いてました。
KAITOは俺だけのプリンスなんですよね…「笑わせたい」なんて言われちゃったら、笑顔になるしかないじゃないですか。「泣いていいよ」なんて言われたら、泣いちゃうじゃないですか。涙ぼっろぼろ流しながらニッコニコしてました。
個人的ハイライトとして、大阪3日目。連番の片方が空いていたのでTwitterで探して現地でドッキングした方と一緒に見てたんですけど、「ほら一緒に」のところでこっちに来てくれて、なんかもう嬉しすぎました。一緒にohohできました。

13.サンドリヨン

確かこの辺も予習プレイリストに入っていたんですが、知識不足ゆえに大阪1日目が終わった直後カンタレラと完全に混濁していました。
ミクとKAITOの身長差やばい…尊いです。
二人が並んで真っ白い衣装で踊ってるのがよすぎて、おててつなぎながら社交ダンスみたいな動きしだしたときはうわーおって感じでした。
大阪終わった後に「KAITOがミクの手にキスしてる!」って感想を投げている人がいたので東京ではその辺よく見てました。あの瞬間のミクとKAITOは完全にお姫様と王子様でした。この辺になるとKAITOに恋に落ちているのでKAITOパートになったら「イケメンだなぁ」という感想しかでてこなくなってきていた。
Aメロのブレイクしてるところに合わせてペンラ振ってるのが楽しかったです、止まるところで止まるのがとにかく楽しい。

14-1.erase or zero

大阪1,3日目、幕張2日目
えあ!?!?!?
ステージ演出の色が青と黄色になったのでびっくりしました。去年のMEIKOゾーンが確か3,4曲だったので、今年もそうかと思ってそろそろ書き下ろしが来るもんだと思ってました。めっちゃ豪華!そりゃ15周年だしね!!!!
一応存在は認知してました。過去のマジミラのリンレン曲をまとめてるときに見かけて面白いデュエットだなぁと。僕が持っている情報だと2014年が最後だそうで、昔の曲を聴けるいい機会だったと思います。これがマジカルミライ
印象的だったのはレンとKAITOの息のあったキレキレなダンス。かっこよかったです

14-2.on the rocks

大阪2日目、幕張1,3日目
デュエット枠の日替わりに来るならこれだよね。ちょうど去年のMEIKOアニバでも聞いていなかったのでこれも回収できてよかったです。
ピアノを弾きながら歌っているKAITOも、自由に動き回りながらたまにピアノに近寄りながら歌うMEIKOも、どちらもすごく楽しそうというか、魅力を持ってました。
この曲では「KAITOがMEIKOにウィンクするぞ!」という噂を聞いていたので、一番表情がよく見える千秋楽で今か今かとみていましたが、結構終盤のほうでやってましたね。いやかっこよ…あぁ…
アイコンタクトしながら歌うとかオタクが幸せになることをやってくれるのいいですね。

ここの枠、11,12曲目と比較してデュエット曲日替わりかなというのは大阪2日目でほぼ判明していたので
「あれ…?これ明日…まさか大江戸来たりしませんよね…?さすがにそんなことはしない…?」
とちょっとビビってました。KAITOアニバの枠で、あの曲やるんだろうか…と。
さすがにやりませんでした。出番的に危ういもんね…

~KAITO MC~
王子が出てきました。「ここまでこれたのはみんなのおかげだよ、ありがとう」的なことを言ってました。
いや、お前も頑張ったんやで…!自然とそういいたくなりました
そしてKAITOゾーンを締めくくる最後の曲が始まります

15.レイニースノードロップ

声をあげろ 黙った僕の存在意義なんて
どこにもないんだ

この歌詞で始まるの、やばくない…?KAITOの決心みたいに聞こえます。

代わりはいくらでもいて
選ばれない自分

KAITOさん!?!?!?!?
わかんない、こんなことを言ったら青廃の人たちに怒られてしまう気がするんですが、このあたりとかKAITO発売当初の話をしているのかなと思ってしまいました。日本語版では初めての男性VOCALOIDとして発売されたのに、売り上げは伸びず、その後発売された初音ミクがVOCALOIDとして大きく界隈を変えていきます。
そんなKAITOがこんなこと言ってしまうんです。
しかし落ちサビでは

過去も傷もこの苦しみも 手放さずに向き合うことを決めたんだ
落ちる雪と 孤独に凍えた背中は
遠い記憶

こう言ってるんです。上記したように歌詞をとらえてしまうと、ここはそんな過去を受けて未来へと歩き出そうとしているように聞こえてきます。
そしてラスサビ

青く揺れる理想と夢が
また不甲斐ない僕を衝き動かすから

本家動画でのこのシーンって……ライブ会場で青色のペンライトが揺れているんですよね。
KAITOを衝き動かすものってもしかしたら今この光景なのかなって思って、ペンラ振りながら周りをちらっと見渡して感極まっちゃいました。

あとずるいのがやっぱり上の映像。いろんなファンが書いたKAITOのイラストが出てきます。上手なものも拙いものもすべてあって、技量なんか関係なしにKAITOがどれだけ愛されているのかが伝わってきます。
下のスノードロップの花畑も綺麗でした。花言葉は「希望」「慰め」だそうです。

16-1.まるいうなばら

大阪1,3日目、幕張2日目
ちーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大阪1日目ではもう無条件に頭抱えて座り込んでました。
各年のグランプリ曲はその年しか聞けるものではないと思っていたので、まさか今年もこの曲が聞けるとは思いもよりませんでした。
去年聞いた段階で正直ほかに類を見ないレベルで好きだったんですこの曲。優しい音に乗せられて届いてくる歌詞が、とにかく、いい。
良いなんて言葉では片づけたくはないほど、大好きな歌詞なんです。
細かいことを言い出すとたぶん歌詞のほぼ全編を引用することになってしまいそうなので、控えますが例えば

私だけの世界を作ろう 歪でもいい一つだけのモノを (1番)
あなただけの歌を歌おうよ 変でもいいあなただけの音を (2番)

ここなんですよね。
歪でもいいって、変でもいいって、そういってくれるんです。どんなものでもいいから、まずはあなただけの唯一のものを作ろうって。
もはや教訓となりつつあります。
あぁあぁあぁ
だめだ、好きすぎる

去年の話になるんですけど、海浜幕張駅前でサックス吹いてた人のまるいうなばらを聞いてたんですよね。本人曰く数日前に耳コピをしたらしく、少し音が外れていたりもしました。
でも、それこそが「まるいうなばら」なんですよね
私が「そういうことね!」っていってそのまま幕張メッセに向かっていった記憶があります。
たぶん一生好きであり続ける曲です。もう一回聞けて良かった。

16-2.ある計画は今も密かに

大阪2日目、幕張1,3日目
これもだめだった。
大阪1日目が終えた時点でどこかしらで来るだろうという話にはなっていたので、わかってはいたんですが
私が初めてマジカルミライに参加した2019年、この曲がグランプリ楽曲でした。ですが初めてのマジミラ参加なこともあり、企画展もライブも興奮しっぱなしで頭の中があたふたしてて、なに一つとして覚えていなかったんです。それをまたもう一度聞くことができているわけです、2年越しに。
こないものがないわけありません
千秋楽では2019を共に見た友達が隣やその会場にいたので、涙がとまりませんでした

遠く離れた声繋いだオリジナル
弾め遊び心僕らの歌になれ

コロナになって、人間同士の距離を意識せざるを得なくなった状況で、この歌詞が刺さってしまうわけです。それでも歌にして遊びごころは弾ませられる

今度は君の番だよ

はい、もうだめでした
千秋楽とか目の前でこんなこと言われてたわけです。
俺の番です
2年経て初めて聞いた時とは違う、自分の中で特別な意味を持った曲になったような気がします

手拍子楽しいですよねこの曲、後半はほとんどペンラを捨ててクラップしてました。大阪のクリエイターズマーケットで我慢できなくなって新羅さん本人に感想を伝えにいきました。できるだけ周りの人に配慮してぼかしたりしながら話したのでネタバレになっていなければいいな…

~バンメン紹介~
かっけえ~~~~
なんだかんだこのコーナー好きです。バンドの皆さんがとにかく楽しそうなんですよね。
ちょっとおちゃらけたり、かっこよく決めたり、様々なパフォーマンスを見せてくれるので好きです。スキルがえげつない
いつもいつも本当にありがとうございます

17.二息歩行

はえ~~~~~~~~~!!!!!

「これは僕の進化の過程の1ページ目です」

ほえ~~~~~~~~~!!!!!
後で調べたらミクパでやっていたようですね。なるほど
バンメン紹介で上がりに上がったボルテージを一度この部分の静寂で包むの、痺れる。そしてまたぶちあげイントロで盛り上がる
この曲はステージ演出およびパフォーマンスが最高でした。
バンドメンバーのソロの直後なので、メンバーがステージ中央に出てきてミクさんと共に演奏をします。自分、人間とVOCALOIDが同じステージでパフォーマンスをしているのが大好きなんですよね。
過去の僕が見たことあるライブであれば、UntitledのkzさんのHand in Handや、他の会社ですけどインターネットのSPACE DIVEなど、VOCALOIDと人間…特に作曲者だったら尚更好みです。アーティストとして初音ミクがステージ上で人間のアーティストと対等に立っているのがうれしいんですよね。
複数公演見ていてびっくりしたのはセンターに出てくるメンバーが変わっていたこと。てっきりギタリストのお二人が出てくるもんだと思っていたんですが、クロエさんと西村さんが出てきたときがあったのです。ファ!?
寺前さんと三沢さんのお二人は、とにかくかっこいいであふれていたんですが、この女子お二人は可愛さも相まってきます。花がありました。目を見合わせながらノリノリで演奏しているの、よき…。
ミクさんが下手側のクロエさんに向けて「じゃーん!」みたいな動きをしてクロエさんがそれに応えているときがありました。上手もそういうのあったんでしょうか、可愛いです。
あと、上手側だから寺前さんでしょうか、西村さんのほう寄っていったんですよね。背中合わせで演奏してました。ひょえ~~~~~~すき
スモークもバチバチでトリ曲か?って思うくらいステージが派手で明るかったです。

18-1.Singularity

大阪1,3日目、幕張2日目
いやあああああああああああああああああああああ
今君と迎えるシンギュラリティ
keiseiさんによる2017年のグランプリ曲です。この曲生で聞けるとかまじ?????
クッッッッッッッソいい曲
楽曲の幸がありすぎて3回も見たのにあまり細かいことを覚えていません。幸せな気持ちにあふれまくってました。
とりあえずペンラ振りが楽しかったのは覚えています。君の夢地帯で片方→片方→両手上げでミクさんの真似しながら振っていました。「みんなの夢」でミクさんが両手上げるのめちゃ好きなんですよね…この会場のここにいるみんなの夢だよって言ってくれているようで、泣いちゃいました。
君の夢が、僕の夢になって、みんなの夢になる。
そういうことなんだよなぁ…(語彙力)

この曲も我慢できくて大阪のクリマでkeiseiさんのところに行きました。こちらもできるだけ周りの方へのネタバレを気を付けなきゃなと思っていたんですが「幕張終わるまでTwitter言えないんですよ!」ってご本人が普通にしゃべってて笑ってしまいました。周りの人、ネタバレになったらまじでごめんなさい…。去年もクリマで訪ねたときに思ったんですけどkeiseiさん気さくな兄ちゃんって感じで話してて面白いです。来年もいたら絶対行く。

18-2.METEOR

大阪2日目、幕張1,3日目
ぐわああああああああああああああああああああああああ
DIVELAさんによる2018年のグランプリ曲です。
DIVELAさんそれまでにRemixとかいろいろ出していましたが動画サイト上で上がってるオリジナル曲としてはこれは処女作でいいのかな?バケモンか
印象的なドラムから始まるこの曲、あれを聞いた瞬間に「きたぁぁぁ」って気持ちになります。

この歌をこの声をずっと忘れないでいてね

ヒビカセとそろってこの歌詞が一つのライブの中で歌われるの、えぐい。大阪の同日に関しては千年の独奏歌もあるし
忘れるわけがない
2018年にDIVELAさんが『シグナルが青に染まる』って歌詞を入れた曲をグランプリに出すってすごいことじゃないですか?だって当時のテーマソンググリーンライツセレナーデですよ?応募の段階でグリライ公表されてたんか?って思うくらいテーマソングとの親和性が100点満点のこの曲です。
要するに「進め」ということ
あとこの曲の踊り、初音ミクがほほに指当ててニコッってする仕草があるんですよ。『笑って 笑って 飛ばせ 笑顔咲ける明日へ』ってことです。あの笑顔は反則でしょ泣くが。

君に伝えたいこの歌を今 全力で歌っているから

目の前でこんなこと言われたらたまったもんじゃありません。
落ちサビはもうペンラずっと突き出してました

駆け出して それだけで
きっと夢は叶うから

とりあえず走り出してみろと、それでいいと、背中を押してくれる一曲でした。マジでありがとう

19.インタビュア

はい、もう、ダメ
ライブアレンジでピアノのフレーズがメインではじまりました。
マジミラさんこういうの最近ほんとに好きね!?!?去年の大阪での命に嫌われているアレンジでぶっころされていた私です。まああの時は最後に「生きろ」って言われたので生き返ったんですけどね。

「掛け替えのない命だと流行りの歌は言うけれど
誰かが僕と変わってても誰も困りはしない

たすけてーーーーーやみくろさーーーん!!!!ルカさんに今年も情緒をやられるのか。ライブで聞きたい聞きたいとは思っていましたが、それ以上のものが来てしまいました。サビも拍の置き方が半分になってて(?)クソ沁みるアレンジになってました。
そして歌詞つよ曲には恒例のText alive演出。あれマジでずるですよね、歌詞が強調されることによって攻撃力が何段階もあがります。
いやぁきつい
ちょうど幕張1日目は朝から授業を受けてから向かっていて、それこそ当日憂鬱な午前七時前に一人でぐずってたので親近感以上の何かがありました。
ラスサビ前『景色の向こう側が滲んで』の部分の演出が個人的には超好きです。上の映像も涙がたまってるみたいな滲み方するし、ステージの照明も一気にぶわーーーーーって広がっていきます。鳥肌モノでした。
てか待って歌詞書き起こしてて今更気づいたんですけどこの曲ほとんど「」の中身で構成されてるのね。ラスサビまでが独りよがりな諦めでそれを踏まえた上で最後のフレーズに繋がってるんですね。はぁぁ知らなかった

年をとってやっと気づきました
ねぇ まだ
まだ間に合いますか

ルカ姉の曲、20歳を過ぎたあたりから刺さり方が半端なくなってきました。ダブラリもそうだし、他にもNo Logic とかHello workerとか。思い当たる節ができてきてるからなんだろうけど。
まだ間に合いますかねぇ、最後は少し前を向ける終わり方で何とか生命を保つことができました。

20-1.ロミオとシンデレラ

大阪1,3日目、幕張2日目
ここでまたクソデカスクリーンが登場し、お城のセットが出てきます。
あーーーーーーーーね!!!!
ここは完全に懐かし枠なのかなぁと思って見てました。なんだかんだ公式ライブの登場率高そうなんだけどどうなんでしょう
僕はあまり家虎は好きじゃない、というかやりたくない派なんですけど、この時は声出せないからなんとなく心の中でサビ前家虎やってました。おもろい
あとBメロPPPHの前にペンラで「ハーイハーイハイハイハイハイ!」の動きしてるオタクいて面白かったです。声出してないけど完全に聞こえた。
あのお城セットはクソデカスクリーンの活用の仕方としては結構好きです。ステージの一部としてとらえやすいので、違和感というか、乖離感がさほどありませんでした。

20-2.ワールドイズマイン

大阪2日目、幕張1,3日目
大阪2日目で初めて見たとき、頭がバグりました。
だってセット一緒なんだもん、しかもどっちも「お姫様」的な印象があるので違う曲が流れているのと脳が理解するまでに時間がかかっていました。
この曲はやっぱコール代わりのペンラ振りですかね。「おーひーめーさーま」では皆さんしっかりピタッと揃って止まっていました。
とろけるぷりん!!!!
まじでオタク教育が完璧に行き届いていて面白い。
あと最終日は我慢できなくてヘドバンしてました、だってかっこいいんだもん。ヘドバンあまり好んでいないツイートも見かけたので自重はしなきゃだよなぁとも思いますが…(去年のハイパーリアリティは例外、あれは礼儀)
この曲はセットの見方が少し変わったというか、ロミシンは「とらわれているお姫様」って感じがしていたんですが、こっちでは「見下ろしてくる高飛車お姫様」感が強くなってました。まぁそれぞれそういう曲なのでそうだろといえばそうなんですが…同じセットなのに面白いなぁと思いました。
まあつまりあのセットのおかげでワールドイズマインを聞きながらミクさんを見上げることができたわけです。僕は別にそういう趣味はないですがさすがにうまみはありました。あるでしょ?ね?わかるよね?
てかこの曲略すならなにが一般的なんですか?ワイズマですか?ワズマイが個人的に言いやすいんですけど。誰か教えてください

ここは日替わりでしたが、ryoとdorikoがローテするってめちゃくちゃ豪華だなと改めて振り返ると思います。

21.リモコン

やっっっっっっっっっっっっ
たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マジミラで生で見ることができていなかった曲です。映像では死ぬほど見たことあるのに、やっと回収できました。
ペンラ横振りできるーーーーーーー!!!!!!
画面でっかいからどっちから振り始めたらいいのかもわかりやすかったです。いやぁマジで楽しい。大阪2日目で確かA席のほぼ会場のほぼ最後右端とかいう会場全体が見渡せる席で見てたんですけどペンラめちゃくちゃ綺麗でした。好きだぞオタク。
おっきな画面で鏡音がわちゃわちゃしてるのとてもいい、可愛いです。
まじで可愛い、自然と笑顔になる
去年は曲数の関係もあったのでリンレンのソロがなくなっていたわけなんですけど、逆に今年はアルバムでソロが確定していて、二人そろってでてくることあるかなぁと思っていましたが、来ました。「わんちゃんここ日替わりでもうれしいなぁ」とも1日目終わった段階で思っていましたが、結果的には、リモコンが6回も見れるんですか!?ありがとうございます!!!という気持ちでした。最後にやったリモコンがちょうど2018で自分が行くようになってからはやっていなかったので、すげえうれしかったです。
千秋楽では連番がペンラを一つしかもっていなかったので「2本で振りなさい」という確固たるエゴでもう1本押し付けていました。

ちなみにTwitterを見てもらうとわかるんですが僕の鏡音デュエット曲はスキキライ予想でした。ソロ曲とのバランスも考えて昔の曲が来るだろうなと思っていたので。昔演奏されてるからアルバムに入っていなくても納得がいきます。あとシンプルに好き。ちなみに大穴として「しんでしまうとはなさけない!」あたりもワンチャン…?と思ってました。プロセカに入ってて流しやすそうってのが理由です。
スキキライ、残念ながら外れてしまったわけですが、来年こそは来るんじゃないかと思ってます。てかやるなら来年な気がしてきました、なぜなら鏡音リンレンが「14歳」だから。ということで僕はたぶん来年も鏡音デュエット枠はスキキライで予想するでしょう。てか来るまでずっと言い続けている説があります。日替わり枠はキミぺとかどうでしょう。他にいいのあったら教えてください

22.Tell Your World

『Last Song』の大がかりな演出が出てきます。
気持ち的には終わってほしくないんですけど、それでは物寂しいので感謝の念を込めて拍手をします。そして大きくスクリーンに表示された文字

Tell Your World

あかん
あかんです
地球を模した光のエフェクトの中でミクさんが歌っています。
サビでは例のカラフルな衣装にチェンジしてました。スパーン!演出もあった。
世界をつなぎ、人と人とをつなぐ初音ミク。えぇ…存在が大きすぎる。
確か公式の物を生では見ていませんでしたが、過去のライブ映像とかではさんざん見ていたんですよね。でもこうして実際に目にすると衝撃が止まりませんでした。

教えてよ 君だけの世界

あかん
今回この「教えて?」っていうスタンスをライブ全体を通して強く感じました。歴代グランプリがあったからこそ、よりそう感じやすかったのかもしれません。いやあ初音ミク、その概念そのものがクソデカです…
そういえば、初日の時からこの曲でコールが聞こえてたんですよね。多分実際には誰もしてないんだけど、誰かの「こーとーが」って声が、マジで聞こえたんですよ。
来年は、コールしたいですね。

~アンコール~
今年も声出しはできないので、すぐにアンコール音楽が始まりました。
オタクたちも手拍子をしますが、まばらで拍手みたいになってしまいます。でもそれもそれでなんかいとおしくてすきでした。
比較的前の方の席の公演では、アンコール中後ろを振り返っていました。オタクがいっぱいいます。エモい。すげえいい景色でした。他のペンラ振ってる方と手振り合ったりしてました。
最前の千秋楽では出てきたクロエさんに媚びを売って、camachoさんとテレパシーを送り合ってました。えったのしいなにこれ

23.愛されなくても君がいる

大阪公演→冬衣装、幕張公演→夏衣装
イントロでミクさんと一緒にポージング、去年の学習のたまものです。みんなやってましたね。2020のこの曲の後の「愛してる~!」で僕は当時生かされました。
この曲については去年のライブの時点でとんでもない衝撃を受けているので今更語るのも逆に難しいんですが、とにかく初音ミクということです。お前が初音ミクであり俺が初音ミクだ
今回話題にしたいのは衣装の話!
大阪1日目で見たときはなんとなく頭の隅で「あっ冬衣装なんだ~」とだけ思ってました。なんならここはテーマソングで回すのかな?って感じだったので。でも2日目、冬衣装を着て再びミクさんが出てきて、「あれ…まさか…!?」ってじわじわ気づき始めました。そう、去年の大阪ではこの曲を夏衣装で歌っているんです。それが今年は冬衣装、ということは幕張は…そう夏衣装なんです。去年どっちも見ていたんで個人的に気づきづらいところではあったんですが、去年各地域のみ参加だった人たちはすぐ気づいたんではないでしょうか、とても粋な計らいやなと思いました。
今年の気づきとしては、『音楽に変わる』『今歌に変わる』の歌詞のところの振り付け。”音楽”と”歌”のところでミクが自分の胸のあたりをトントンってやってるんですよねおそらく。ありがとう初音ミクって感じでした。やっぱりお前が初音ミクだ。

24.Hand in Hand

もうあの始まり方にも慣れてきて、すぐ気づけるようになりました。それが嬉しい。ステージパフォーマンスで下手側の2人がcamachoさんに絡みに行っていったりしてて楽しそうなのが印象的でした。

今年のHiHは、過去3回参加したマジカルミライの中で、一番素敵なHiHになりました。
時は大阪3日目、僕は昼の公演を友達からもらったチケットで1人で参戦する予定だったのですが、連絡ミスで2人分を確保してしまいました。しかし今ではこのおかげで最高の体験ができたといっても過言ではありません。
直前までリセールには出していたんですが、A席ということもあってか、前日までには売り切れてくれませんでした。そこで、当日の開場1時間前になった段階でTwitterで呼びかけて、連番してくださる相方を探したのです。一人連絡をくださる方がいました。正直席を空けさせるわけにもいかないし、一人で二席分の金額を払うのは厳しいので、買い取ってくださる方がいるだけで万々歳でした。
連番ということもあり、ライブ前に少しおしゃべりをしてました。僕はコミュニティがあってからマジカルミライに参加しているので、イベント先で新しく人と繋がったことがほとんどありません。去年ヘドバンしてたら声かけられて名刺をいただいたのが初めてのオタクとの関わりと言っていいくらいです。それくらい現地ではほんとになかったんです。しかし、今年、その日に会場で出会った人と、隣同士で手拍子をして、HiHを聞いている…この事実が僕にはたまらなくうれしかったです。この時ペンラが邪魔で持っていた2本とも捨てて両手掲げてたんですけど、一緒に同じように手拍子できるってだけでこんなにも幸せになるもんなんですね…。
気持ちが昂って自然と握手を要求していました。めっっっちゃ固い握手。
まさにHand in Hand
イベント先で知り合った人とライブでHiH聞きながら握手してるんですよ??????エモすぎん???むりむりむり死んじゃう。
この一件があってHiHの時には誰かと握手するのが癖になってしまいました。この方とは別の曲でもハイタッチしていた気がします。改めて思い返すとウケる。
千秋楽ではいつメン連番だったのでもはや手をつないでました。このコミュもこれはこれですごいつながりであつまってるんでエモさが尋常じゃないんですよね。手拍子ができないのに気付いてすぐ外しちゃいましたけど。
人と人とをつないでくれるHiHに感謝です。
来年はもっとイベントでエンカしにいきたいなと思いました。勇気をだして過去に知り合った方々に挨拶しに。

~MC~
お花の妖精が現れる例のmcです。ほんとにミクさん今年よくしゃべりませんか?おまかわってこういうことを言うんだなって学びました。
「みんなのために頑張って歌います♪」
っていってくれるけど、僕はワクワクの反面、これから流れる曲で腕が破壊されることにびくびくしてました。頑張ってペンラ振ります

25.初音天地開闢神話

今年のテーマソングです。
大阪前に同行者のレクチャーもあって変拍子はそれなりに振れるようにしていきました。まあ高速詠唱は理解していても腕が耐えきれないんだけどね…まじで何日か手首吹っ飛んでたと思います。ライブ終わった後手首くっついててびっくりしました。
一番Aメロにょきっと出てくるダンスよかったですね、じゃーんでてきました初音ミクです!みたいな感じだったと思います。「休符の静寂」の部分は演奏も静かになるし振り付けも確かなんかそんな感じの振り付けしてた気がします。忘れた。衣装もすごかったですね。スカートの中に花を詰め込むデザインめっちゃ好きです。
テーマソングなので解釈のしようが大いにあるんだろうけど、よくわかりません。千秋楽前にテーマソングの展示に行って映像をもっかい見て「なるほどなぁ」とか言いながらライブにいっていました。実際よくわかってません。
ただ絵コンテからわかることはいくつかありました。事前物販でビジュアルブックを買っていて、その中に絵コンテがあったので、楽曲の世界観が少しつかめました。展示で見るのもいいですけど、ビジュアルブックだと手元でじっくり見ることができるんで結構楽しいですよ。あの初音ミクは時計塔を中心にいろんな時空を生きてるんですよね多分、イントロの絵コンテにそんなことが書いてあったし、最後のライブシーンは現代のマジカルミライモチーフっぽくて急に世界観変わっているので。「次は君のいる世界にこの歌を届けにいくよ」ってことだと思います。
個人的に興奮したのはミクをみている若い人のシーン。絵コンテには「グリーンライツセレナーデみたいな感じ」みたいなことが書いてありました。
おまえっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ

その歌声は未来に彩を与えた
これから世界は変わっていくのだろう

多分彩を与えられて、今度はあの人自身が新たな世界を創りだすんでしょうね…
あとは『決して忘れられる事無い永久の歌声』って歌詞は、前述したヒビカセとかMETEORのアンサーというかつながりになっていてよかったです。忘れられることはない

そして最後に
「それぞれの物語をまた、マジカルミライで、一緒に奏でようね!」
多分こんな感じ。
創作文化のことかなって僕は思いました。ってか創作文化って概念が好きなので、すぐそう思っちゃう節があるのは確かですが。テルユアとかまさにそれじゃないですか?まるいうなばらを始めとしたグランプリ曲も同様です。お前の、お前たちの紡ぐ物語を早く教えてくれよって言われているような気がしました。

~終演MC~
とうとう全員しゃべりだしました。ワオ
なんかああやってみんながしゃべってると、アナウンス用のマイクの前に6人でひしめき合っているのが想像できるので最高でした。クリプトン尊い…
昼公演は「この後もマジカルミライを楽しんでね!」、夜公演は「忘れ物しないで帰ってね!」でした。

〇千秋楽特別演出
唐突な暗転
Twitterでも結構皆さんおっしゃっていますが、ミクさんが「みんなと一緒に作り上げてきたマジカルミライ、来年で…」といったとき確かにちょっとびっくりしました。終わるみたいな言い方するから。
でもそんなことはしないだろうと思っていたので「来年で10回目を迎えます!」っていわれた瞬間に、あぁ、あの告知が来たんだとこれから知らされる情報を察して連番にしがみついていました。というのも、千秋楽の直前に「次回予告するなら、例年通りみたいな感じじゃなく、10周年であることに触れてくれたらうれしいな~」なんて、思っていたので、ほんとにその話してくれるとは思ってなくてびっくりしてたんです。

マジカルミライ 10th Anniversary
開催決定!

マジ?????もはやマジカルミライ2022ですらないわけです。思った以上に10周年を前面に押しだしてきました。仕方ない、あと一年生きるしかないじゃないか。
クリプトン組のコメントもマジミラ10thに触れたものになっていました、鏡音リンさんは歌って踊って練習するそうです。頑張ってください。応援しています。ルカ姉は「レベルアップして帰ってきます」っていってました。貴女がこれ以上レベルアップすると死者がでるぞ…
会場や日程の詳細は来春発表とのこと。ここ気になりますよね。コロナが収まるのを見計らって開催時期を戻そうとしてるから、まだ確定できていないだけなのか、もしくは10thで会場・開催地に何かしらの変化があるのか。楽しみです。

あとがき
以上でマジミラ2021ライブ感想オタク語りは終了になります。2万字を越えていました。びびる。ライブ以外のところとか書きたくなったら、別で余談noteを作るかもしれない。
ここまで読んでくださった猛者の方、ありがとうございました。(いるんだろうか?)
今回6回見たのに毎回見方が変わって面白かったです。これがライブの予讃でしょうね。また来年も、全通できたらいいなとは思ってるんですけどまぁその時の状況によります。目標はそこですけど。
また来年のマジカルミライで!!!!!

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闇雲

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