銅鑼!どら!ドラ!
母上は、子供の頃に淡路島に住んでいた。
当時は、夏になると腰にソラマメを麻袋に入れて括り付けて、海で遊んでいるうちに海水でいい塩梅になったそれをオヤツにしたり、今では完全なる観光地になってしまった淡路島で楽しんでいたらしい(*'ω'*)♪。羨まし!
そんな母上の一家は、転勤族だった為一つの場所にいることが長くなかったらしい。
それでも、淡路島滞在は、その中でも長かったようで母上の口からよくその当時の話を聞く機会が多い。
母上が中学生の頃、母上のお父さんの転勤が決まった。
今度は、大阪。今ならば、橋も出来て近くなっているが当時は、橋もなく船のみ。しかも、今と違って個人でスマホなんて持ち合わせていない。
母上は、お友達の誰一人にもお引越しをすることを言わなかったらしい。
なんかその気持ちは、私も分かる・・・。
そして当日、家族で船に乗り込もうとすると・・・
('Д')!!!!
同級生のほとんどが、テープをもってお見送りに来てくれていたらしい。
母上は、お友達みんなからテープを貰うとそれを持って甲板で出航の銅鑼が鳴り響くのを聞いていた。
そのときの銅鑼は、母上にとっていまでも大切な思い出らしい。
我が母上、転勤族だった為、卒業アルバムや写真などほとんどもっていない。
それにコロナ禍前にお出かけしたときスマホで写真をとることが全くなかった。
何故なんだろうときいてみたら
「頭の中にあるからいいの(*'ω'*)♪。」
というその姿、子供から見ても男前すぎる(*'ω'*)♪
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