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【拷問】パリピジムの体験行ってきた

今年の目標「運動を習慣化する」を達成すべく、
近所にある暗闇フィットネスの体験に行ってきた。

以下に感想をまとめておくことで、己への戒めとしよう。
※戒め目的なので記憶を強めに誇張しています。

【到着】着くや否や疎外感

エレベーターで着くとすぐに受付が現れた。
なるほど。このタイプか。
奥から人の話し声が聞こえるけど、視界には誰もいない。
とりあえず受付で2分ほど立ち尽くしたが
人が現れる様子はない。

よく見ると受付に呼び鈴(チーンていうタイプ)があったので、
普段は押さずに待つ派だが、勇気をもって押してみた。

すると奥から「はーい!」っと図太い男性の声が。
え、女性専用サロンじゃなかったの?
予約する時は女性のスタッフっぽかったのに。
た、確かに女性スタッフのみとは書いてなかったか。。

と、勝手に少し萎えていると、
若男のスタッフが小走りで出てきた。
「どうされました?」と聞かれたので、
「体験で予約している〇〇です」と伝えると、
「え?!あぁ、体験!了解っす!」と。

え、大丈夫?予約取れてる?てか体験私だけ?てかパリピだな。
などと狼狽えていると、
「今ちょっと忙しくて案内できないんで、ゆっくり着替えてください!」
と言われ、更衣室に誘導された。

ゆっくり着替えるってどのくらいだ?
と思いつつ気持ちゆっくり目に着替えてみた。
その後は指定された受付前のベンチで待ちつつ、
ジム内の様子を観察していた。

若男スタッフはどうやら2人いるようだが、
2人とも忙しそうで私の前を何往復もしている。

5分くらい経つと、
前のレッスンに参加していた人たちが
ぞろぞろ受付のエレベーター前に集まってきた。

かなり狭いスペースなので、
私の座っている周りはすぐに
エレベーター待ちの人たちでいっぱいになった。

【苦行】若男トレーナーとオバちゃま常連の長すぎる絡み

最後の方に出てきた3人組のオバちゃま達は常連なのか、
若男トレーナーが「今日はどうでしたか?」
「次はいつ来るんですか?」などと色々話かけていた。
それに対し3人のオバちゃまは忙しなく話続けた。
受付に座る私を囲んで。

何を話していたかは全く覚えていないが、
とりあえず元気な声で10分ほど話し続けていた。
私はひたすらに気まずかった。
目のやり場もなく、
オバちゃま達の隙間から廊下を見つめることしかできなかった。

そんなオバちゃま達の洗礼を受けながら、
もう帰りたいくらい待ちぼうけたところで、
若男トレーナーが私の元にやってきた。

【毒?】不気味なウェルカムドリンク

「これ、飲まないと明日立てなくなっちゃいますよ」
真っ赤なドロドロしたドリンクと
絵の具のように黄色いドリンクを渡された。
明日立てなくなるのは流石に困ると思い、
勢いで飲み干した。

さすがは女性向けジム、
味はアセロラやらレモンやらで美味い。

飲み干したドリンクのゴミを回収され、
ついにレッスンの部屋に案内された。

【反省】陽気な音楽では誤魔化しきれないキツさ

ついにレッスンが始まる。
室内の音楽が暗くなり、クラブのようなライティングになった。
赤になったり緑になったり、目がチカチカするな。
「では、始めて行きまっしょーー!」
「はい、ワントゥ、ワントゥ!」
うぅ、数ヶ月に動かした筋肉達が悲鳴を上げているのがわかる。
もうちょっと普段から運動しとけばよかった。

【音割】次どうすればいんですか

音楽がクラブのようにガンガン流れているので、
若男トレーナーはマイク越しに指示を出してくる。
レッスンのメニューが進むにつれ、
若男のテンションも上がっていく。。
「ゔぁい!つぎはあsdjっkじゃsdkjf」
え?なんて?
音が割れて聞きとれない。
が、周りの先輩達は気にすることなく
次のポーズに移っている。
いかん、置いていかれる。
そこから若男の指示を聞き取るのは諦め、
周りをキョロキョロしながら
それっぽく真似することに徹した。

息も上がり、
どんどんスピードアップするメニューに追いつかず、
ワンテンポ、ツーテンポ遅れるようになった。
チラチラするライトに目がやられ、
音割れの音声が耳を突き刺す。
辛い。うるさい。帰りたい。
みんなこれを楽しんでやっているのか?

そんなことを考え始めたころ、
レッスンは終わった。

【拮抗】入会させたいトレーナーと早くシャワー浴びたい私

レッスンの部屋から出ると、
別の若男に面談室のようなところに案内された。
「お疲れのところすみません、プランの案内させていただきますね」
あら、私汗でびっちゃびちゃですよ?
シャワー浴びたいですわよ?

まあ次のレッスンの予定もあるのだろう、仕方ない。
事前にネットで調べていた通りの
料金プランなどの案内があった。

前述の通り、
レッスンがあまりにも自分に合わないと感じたので
今日は一旦持ち帰ろうと判断した。

「では、一週間後にお電話しますのでその時ご回答ください。」
「はい。ありがとうございましたぁ。」

やっとシャワーが浴びられる。
そんなことしか思っていなかった。

【次の日】あ、歩けない

次の日起きると、全身に衝撃が走った。
全身が痛い。。
太ももなんてどう動いても激痛。
あ、歩けない。。

これがパリピジムの代償か。。
ちょっと嬉しくなった自分がいた。
(その日は足をいつもの倍時間をかけて通勤した。)

【その後】

そして明日、ジムから電話がくる。
どうやって言い訳しよう。
もういっそ、インキャなので耐えれませんと言おうか。

そうしよう。
なんだかんだあったが、いい勉強になった。

適材適所。
きっとそういうことだ。

今年もこうして、
運動習慣化できずに年末がやってくるのだろう。

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