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Vitalを音MADで使う方法

こんにちは。だれか(故)です

皆さんはサンプラーを使っていますか?フリーのサンプラーといえばREAPER標準のRSO5000GraceなどのVSTが思い浮かぶと思います
私は音MADを、特にYTPMVを作るときは必ずと言っていいほどVitalという厳密にはサンプラーではない(←!?)ウェーブテーブルシンセサイザーを結構無理やりサンプラーとして使っています
今回はそのやり方を説明するんですが、この記事では既にシンセサイザーの使い方を知っている、ということが前提条件になるので分からない人は調べてね!普通にここで説明するより調べたほうが早いので!

サンプラーとして使う方法

まずVitalのOSCに単音化した素材をD&Dでぶち込みます
ここで選ぶピッチモードは一番下のPitchSpliceです

無料版とは違うUIですがサブスクか一括で買うとスキンを指定することができます。
音MADで使うだけだと買う利点はないです。スキンが変えれてモチベが少し上がる程度でしょう

ただ素材を入れるだけでは表示されている波形を繰り返している状態なのでここからLFOを使い、波形を動かします

LFO

初期設定のLFO画面はこんな感じです

それをこうじゃ

変えるのはLFOの形状、MODE、FREQUENCY←ここはLFOの動く速度になるので素材や好みによって変えたりしてください

LFOの形を変えたら左上にあるLFO1をD&Dで波形の横にある細いバーに置いてください

この細いバーは波形の位置を決める所です
下から上に動かすことで波形の開始位置を変えれます

このバーをLFOで動かすことで疑似的にサンプラーのような効果を出しています
おそらく画像と文字だけだとよくわからないと思うので動画を撮りました

そのままオブジェクトとして置くよりは原型は薄くなりますがかなり良いんではないでしょうか

これはLFOの再生速度に依存しているので通常のサンプラーとは違い、ピッチを変えても再生速度が変わらないのと、最後に到達した地点で波形が止まるため単音素材をわざわざ長く作らなくてもループが出来るのがこの方法を使う利点です
(ちなみにピッチを変えても再生速度変わらないサンプラーもありますが知っている限りでは有料です;)

短いですが以上でサンプラーとして使う場合のVitalの解説は終わりです
なにかしら質問が来た場合は追記で何か書くかもしれない

エンベロープで制御する方法

にすさんがYoutubeでエンベロープで再生位置を制御する方法を解説していたのでそちらもどうぞ
https://youtu.be/udp-qRL54rs

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