絵本と漢字
絵本。
基本的には漢字はあまりつかわれません。
それはもちろん絵本は基本的に子ども向けだから。
それでも漢字が本文に使われている絵本があります。
それはどんな狙いからでしょうか。
基本、ひらがな
基本、絵本の文章はひらがなのみで書かれます。
それはひらがなを覚えたての子が読めるようされた配慮でしょう。
子どものための絵本に読めない字を使うわけにはいきませんよね。
でも、実際にひらがなだけだと読みづらい。
大人は漢字があったほうがスラスラ読めるでしょう。
だってすぐに意味がわかります。
「えがおのえがえがかれている」
より
「笑顔の絵が描かれている」
のほうがよみやすいですよね。
そこで、ひらがなだけの文章は「わかちがき」がされます。
これも漢字の方が良いw「分かち書き」
つまり字と字の間をあける書き方です。
「えがお の え が えがかれて いる」
さっきよりわかりやすい。
基本、読むのは大人
さて、このマガジンでも以前書いたことがありますが、絵本を読むのは誰でしょうか。絵本を見るのは子ども、読むのは大人。
この場合が多いですよね。
本を一緒に開きながら子どもは絵を見る。大人は字を見る。
あれ?じゃあ漢字でいいじゃん。
んだね。
ほら、ひらがなだけの理由を考えたくなりますね。漢字使ってもいいかも??
実はワタクシも漢字でもいいと思っている派です。
それでもひらがなの本が多い。
漢字が使われている絵本というと、ちょっと大きい子向けの場合ですかね。
これは、小学生低学年で習う漢字が使われたりしています。
それに文章量が多めの絵本にも漢字が使われている場合が結構見られますね。文字が多いとやはり、大人とかちょっと大きい子向けになるからですかね。
もちろん、はじめから大人向けの場合は、漢字だろうがひらがなだろうが自由です。演出の範囲ですね。
それでも「ひらがな」
でも、それでもひらがなのみで絵本を作る理由があります。
という内容を続けます。
(注意!・・・かといって、ひらがなで作らなければならないわけではないですよ。絵本は自由です。
ワタクシも漢字が使われている絵本を作りたいなーって思っています。)
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