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絵本の勉強をする。(「勉強」と「学問」)

「絵本のなかの動物はなぜ一列に歩いているのか: 空間の絵本学」を読んだ。

まずは大変興味深く拝読したことを報告します。
絵本を空間構成から説明した良書だと思います。

まーわたくしは書評だったり、内容の解説には向いていないので、amazonとか、その他レビューサイトにお任せしますが、もし機会があったら読んでみてください。特に作る人にとってはヒントがたくさん。

特にワタクシが気に入ったのが、絵本=玩具というところ。
つまり、絵本を子どもに大人が読み聞かせるということは、「おもちゃで子どもと大人が一緒に遊ぶのと同じ」ということ。
これはワタクシが思っていた、「絵本は、子どもと大人が時間と空間を共有し味わうもの」をかなりスマートに表したものだと感じました。
いいな。玩具。使っていこう。


まあ、この素敵ワード「玩具」。
だとするならば、絵本は他の玩具と何が違うんだろうというところが気になりますよね。
玩具の方が良ければ、玩具が発達して絵本はなくてもいいわけですから。

何が違うのか。

たとえば、積み木やトランプは遊び方がたくさんあります。絵本は読むだけ。ページが進む方向も一方向です。(だいたいは)

絵本は派手な音もならないし、画面が変化したりもしない。

何がいいんだ。。


その答えはメンバーシップの皆様向けに書きます・・・というのは嘘で、ワタクシにも答えが見つかっていません。
それ以前に、これは答えを出すべき問(とい)なのか、ということもわかっていませんw


以下は、絵本について勉強することと学問することについて、私見満載で書きます。メンバーシップの皆様、お付き合いさせちゃってすみません・・・

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