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2022年10月のワーク②「目指す本を分析する」

少し前のワークで目指す絵本、こんな絵本をつくりたいなーと思う絵本をあげていただきました。今回のワークはその絵本を使います。お手元に準備してください。以前と変わっていたりしたらその本でも可です。
目指す絵本が手元になければ2番手3番手のものでもOKです。

題して、「目指す本を分析してみよう」です。

目的:目指す絵本の構成を把握する。

絵本にはいくつか構成上の特徴があります。
その構成を確認することでご自身の絵本を作るときの指針にすることができます。もっとぶっちゃけていうと構成はパクってしまいましょう。
構成なんて基本的すぎて同じ構成のお話を作るなってほうが無茶ってもんですw

絵本の構成上の特徴

絵本の構成上の特徴をいくつかあげます。あるあるではありますが、当てはまらない絵本ももちろんあります。これらを踏まえて分析してみましょう。

  1. 繰り返しがある

  2. 冒頭の1-2見開きで主人公や物語の舞台のほぼ全てが紹介がされる

  3. 途中で色合いの異なる見開きがある(インパクトシーン)

  4. 言いたいことやクライマックスは最後の少し手前

では、さっそくお手元の絵本を開いてー。
こんな感じに書き出してみましょう。
ポイントは1見開きを1行で書きます。ぐりとぐらは13見開きですね。
自分でわかればOKです。
できれば手書きで。手書きのほうが文字に感情が乗って場面ごとの雰囲気が伝わります。
右側に後で書き込む用のスペースを開けておいてください。

「ぐりとぐら」13見開きです。よくあるのは15見開き。

待った!字の汚さには触れるな!!(笑

ここまでできましたか?
ではここから分析をしていきましょう。(そんな大層なものでもないのですがw)

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