東京マンスリー生活の記録
今更ですが、2022年8月に東京のマンスリーマンションに一ヶ月暮らした記録を残していこうと思います。
簡単な自己紹介
仕事:フリーランスのプログラマー、基本フルリモート、遠征して時々アパホテルから仕事をしている
生活:いわゆる子供部屋おじさん
一人暮らし経験
大学生活4年間:ただし、旅館でバイトしていたので飯と風呂に困らなかったのと当時流行っていた大規模MMORPGにハマっていたために(いわゆるネトゲ廃人)生活力は一切身につかなかった
社会人:5年ぐらい?
就職した地方中小人月企業では早速首都圏のCOBOL現場に飛ばされた。
実質定時が10時~ 22時、酷いときは徹夜、終電、徹夜、終電を繰り返す生活だったので当然生活力はまったく身につかず精神を摩耗していった。完全に労働意欲を失ったためになんとかその仕事を抜けて地元に戻される。
きっかけ
実家に暮らしは金が貯まるのでどんどん投資に回せて素晴らしいがお金は増えても生活力含めて人としてはどんどん衰えていくことに危機感を感じた
月一遠征オタクだったけど一ヶ月の夏だけ真面目にオタクをやりたくなった
8月はオミクロンで日本が大変なことになっていたけどそうやってタイミングを待っていたら一生外に出てないと思った
住んだ家
雑司ヶ谷(池袋の近く)のマンスリーマンション
池袋駅からでも速く歩けば15分ぐらい
かかった費用一ヶ月:半額キャンペーンでだいたい20万(インターネット、水道光熱費込み込み)
1D
風呂がなくシャワールームのみ
5年以内の新築なので部屋も建物もかなり綺麗
部屋
綺麗だが狭い!
特に布団の目の前に冷房があるのが地獄で、東京に住み始めて早々に喉が破壊される。
レモネードを飲んで喉をいたわってました。
インターネット
仕事に支障はなかったがあんまり早くなかった。この辺は運不運があるので次どうなるか分からないのが難しいところ
ちなみにLANケーブルを持っていったけどルーターが部屋に置いてなかったので設定できなかったのが残念
個人的に東京のWi-FiはステルスモードにしてあとACアドレスフィルタリングもかけたいのでその辺いじれないのはちょっと不安でした
仕事で本番サーバーにsshすることもあったので、念のためにVPNサービスとか入ってもいいかもしれない(一応自分で建てた踏み台サーバーとだけ客先のIPを開けるようにしていた)
布団
タオルケットを持っていったので過ごしやすかった
布団を干すタイミングが難しく、部屋に日光が当たるのが朝の9時~12時ぐらいのみで窓の下が道路なので人が歩いていないタイミングを見計らって布団をバサバサしてホコリをはらったりしていた。
布団も日光に当てたい主義なので日照不足については結構悩ましかった。
風呂
シャワールームのみで浴槽がなかった。
一ヶ月間湯船につかれないのはなかなかつらかった。夏場なので銭湯に行っても帰りで汗をかくのでなかなかいけず…
食事
食器
どんぶり1つと平たい皿一枚、箸が一膳、コップが1つ
調理道具
包丁
まな板
鍋
電子レンジ
皿がどんぶり1、平たい皿1枚だったのでまともにものを作れませんでした。
フルーツグラノーラとかも全部箸で食べてましたが、さすがに限界を感じてスプーンを8/20ぐらいに買いに行きましたがさっさと買いに行けばよかったです。
器の重要性
皿も耐熱だし不便なことはないのですが、なんていうか味気ないというか、やっぱり焼き物で食べることはQOL加点ポイントなんじゃないかと思ったりしました。
何より味噌汁をコップで飲むのは本当に耐えがたかった。器持ち込むのは荷物になるので中古とかを買って出て行くときに捨てるかしてもいいかもしれない。
料理(自炊した場合)
朝:サトウのご飯+納豆+インスタント味噌汁+トマト
昼:近くスーパーで買ったお惣菜+サトウのご飯
夜:パスタにタマネギベーコンを電子レンジで限界まで温めたものを混ぜて後はパスタソースをかける、昼間に買った惣菜+トマト
サトウのご飯
8/29日ぐらいまで鍋でボイルしていましたが、鍋が小さくて入りきらなかったので
なんでトマトばっかり食べてるかというと夏なので季節感をあわせました。後切るだけで食べれるので楽ちん
鍋と電子レンジだけでは限界過ぎたので、次にマンスリーで生活するときはレミパンを買っていくこと、器は安くてもいいので焼き物がいいので現地調達現地処分をする。
飲み物
ペットボトルは高く付くので電子ケトルで沸かしたお湯で麦茶をひたすら量産していた。作れば安い
仕事
フルリモートなのでほぼ全く影響なし
椅子はあんまり良くなかった
配線が微妙で何度か線に足をひっかけた
モバイルディスプレイを持っていったのは大正解。今回は一ヶ月なので持っていかなかったけど普段使ってるでかいモニターも送って使ってもよかったかもしれない
着るもの
Tシャツ5枚と下着4着、薄い上着を2着、部屋用の半ズボン一枚、外行き用のズボン一枚を持っていった
部屋に洗濯機があるし在宅勤務だったのでいつでも洗濯機を回せたので特に不便はしなかったが、服に全くこだわりのない自分でも選択肢の少なさに辟易することはあった。が、ここはしょうがないと思う。
チェキを撮る都合上、アイドルさんにいつも同じ服だなと思われることを考えると少し悲しみを覚えた。
一応部屋干し用の洗剤を使ってましたが部屋干しってなんか気持ちの問題で物足りない。やっぱり洗濯物は日光に浴びせたいなと思うんだけどそこはやむなし。
現場
雑司ヶ谷から電車で一本で渋谷に行けるし池袋に出れば新宿も赤羽も近かったので当日仕事が早く上がれそうなタイミングで当日思い立ってふらっと現場にいけるのがとてもよかった。これが都民の日常!!!と思うと都会に生まれる才能が欲しかった。と思った。
とはいえ、8月はフェスや主現場が多く一ヶ月限定だからと推しメンへのリミッター解除してチェキを取りまくったら、だいたい160枚ぐらい(明細は数えてないのですが、多分AMEBAちゃんだけでも100はいってると思われる)
やれば良かったこと
自分が入っているオンラインサロンのメンバーともっと交流すれば良かったかなと思う
美術館とか展示会にも行っておけば良かった
とはいえ土日はだいたいライブで埋まっていたので難しい、日本の展示会は少し夜遅くまで営業して欲しい
ノルディックウォーキング
都会は歩いていて楽しいので次回までに折りたためるノルディックポールを調達しておこうと思う。
生活
朝起きてお湯を沸かしてレトルトご飯を作りながら掃除機をかけたりする、生活をすることがとても心地よく、人間にはある程度リズムとルーティンが必要でそれをこなすことで一日一日をよくできるような気がした。
家事をするとやることが多いので夜には23時頃にはもう眠くなって眠れるし、ライブがある日には早起きして仕事に取りかかれるので、リズミカルに過ごせたように思える。
実家暮らしだとまじで用事がないのでいつも朝会の時間ギリギリまで寝てしまうし夜も遅くまでだらだら仕事をしてしまうので実家だと仕事のメリハリもつかないし良くない
18時ぐらいに仕事と並行して飯を作って食べながら仕事ができたのでさっさと飯が食えたのがよかった。個人的には18時ぐらいにご飯食べて20時ぐらいにお風呂に入って、23時までのんびりして寝るぐらいの生活ができたときが一番心地よかった
まとめ
東京という土地は本当にテーマパークのようなところで、金さえあれば無限に楽しいところですが、こんな生活を何年もしていたら間違いなく遊びの基準がどんどん上がっていくので怖いなと思った。
その一方で実家を出て1人で暮らすというのはいいもので、実家で風呂や飯の時間が指定されている刑務所のような暮らしよりはよっぽどストレスがなかった。
とはいえ金はどんどん流出していって貯金のペースが大分落ちたのでしばらくは実家で静養してまた冬に3ヶ月ぐらいまた東京で暮らそうと思う。
こうやってあんまりどこかに定住しないであちこちでクラスのも良いかもしれない、アイドルオタクじゃなかったら夏は北海道、冬は九州みたいな暮らしをしてもいいかもしれない。
まー結局anywareな生活ができることはありがたいことです。