見出し画像

ショート小説「1日の始まり」

目覚ましが鳴り,僕は浅い眠りから目覚める.

フラフラとよろめきながらカーテンを開ける.

「まぶしいっ」

今日はいい天気だ.

おぼつかない足取りで洗面所に向かう.

冷たい水で顔を洗うと意識がはっきりしてきた.

「ふう」

顔を拭いていると,ぐぅーとお腹が鳴った.

そういえば昨日の夜は何も食べていなかった.

冷蔵庫を漁ってもいいものがなく,仕方なく卵がけご飯を食べた.

お腹が膨れたところで時計を見たら,時間があまりなかったので,急いで仕事着に着替えた.

「よし.今日も頑張るか」

すっきりとした気持ちで一日が始まる.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?