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消せない想い

一夜明けたキャンプオーバールック。サンクレッドからアルフィノに連絡があり、どうやらあちらの調査でもイシュガルドの刻印のある木箱が見つかったらしい。

とはいえ最早犯人確保も時間の問題。アイメリク指示のもと神殿騎士団が全力で捜査しているそう。任せて安心アイメリク。(語呂がいいな…)

そろそろ出発の時間なのでアリゼーに声を駆けに行く。彼女はやっぱりガ・ブと居た。

アリゼーの準備はばっちりだが、問題はガ・ブのこれからについてだ。

彼女の中にはガ・ブを連れて行くという選択肢もあったのだな…。私だってもちろん処分はしたくないけど、かといって冒険に連れて行こう、とは思わなかった。アリゼーはあくまでガ・ブの体調含め状態を慮って、黒渦団に任せると決めたらしい。

そうか…。柔軟で優しい考え方だなあ…と私は思ったのよね、ここ。

他の人が言ったらもしかしたら嘘かもと思うかもしれないけど、気風のいいリムサの男、それもこのブルーエイディン少甲佐が言うのであれば、きっとひどい扱いはされないだろうと安心できる。任せました。

最後に、別れのあいさつの代わりにアリゼーはたくさんの言葉をガ・ブに贈る。

この言葉、ノーベル文学賞じゃない?悲しみや怒りってなかなかなくならないし、本当の意味で手放せることってあんまりないんだと私も思う。だから心の、胸の奥に沈むまでという表現をしたのが本当に好き。だってアリゼーも私も、ガ・ブの悲しみや怒りがどれだけのものか知ることができないから。勝手に人の悲しみを自分の物差しで測っちゃだめだと私は常々思っててさ。だからアリゼーのこの選択がガ・ブのことを尊重していて本当に好きだなあと思ったの。

アリゼーの言葉全部が優しくて真摯で感動する…。最後「私も」寂しいわって言ってるのもめちゃくちゃ良いよね…。いわゆるアイメッセージってやつだ。

!!!!!ガ・ブが…ガ・ブが喋ってくれた…!ここでアリゼーもアルフィノもジョシュアも「!!!!」ってびっくりするんだけどそりゃびっくりするよなあ!?オカジもメチャびっくりして、そんで嬉しくてちょっと泣いちゃった。

きっと大丈夫だよね…。お別れ前に希望を抱くことができて良かった…。

バチバチにカッコイイアリゼーちゃんに惚れてまうやろしながら、ウリエンジェに事の次第を報告するため砂の家に寄って行く。

ハイ

さらにウリエンジェからは報告があるそう。まずはアリゼーが依頼した「世界の統合」についての調査結果のことだ。

そもそも統合とはどんな現象なんだろうね?と思ったらゲルンの託宣にはバッチリ綴られていたらしく、ウリエンジェが解説してくれた。

でもエーテルに還っちゃったら意味なくない?そうでもないのか?

あ、そうそう、これが言いたかったの。そうだよね、理論上そういうことになるよね?

アリゼー(とオカジ)の疑問に、ウリエンジェは「少なくとも、肉体は消え失せる」と説明する。そもそも第一世界が瀕している光の反乱の危機が、ヴォイドと同じく完全な「無」の世界ならば生も死もないのである。

切ないんだが、マジで。その光の氾濫ってのがもう第一世界の中ではどうしようもできないから闇の戦士たちはこの世界に渡ってきているのだろうし、どうしたものかな…。かといって「はい、そうですか」ってこちらが引いて霊災が起きるなんてことあっちゃいけないし。

ウリエンジェからの報告はそれだけではなかった。クリスタルの件なんだけど、取引先が分かり、アラミゴ人がどうやら受け取ったらしいのだ。意外ではあるが、アシエンがリトルアラミゴの若者たちを唆してラールガーを降ろさせようとした前例もある。しかも…。

なるほどなあ。エリヌ・ロアユは存在自体が伏線だったのか…というシナリオに対する感慨深さを感じてしまうな…。

とにかくリトルアラミゴで捜査をするため、ウリエンジェに別れを告げ部屋を出たところで、ちょうどサンクレッドから通信が入った。

良かった!マジで早かったね。おかげさまでクリスタルの取引はここで打ち止めになる、のだが、すでに1件取引が完了してしまっているそう。相手はアラミゴ人で、場所は南ザナラーン。リトルアラミゴ周辺とのこと。お、さっき聞いたばっかりの情報や。っていうかこの世界にも速報って言う概念あるんだな。(今更)…?ン?速報?????ウリエンジェ知ってたけど??

引っかかりつつも「まあウリエンジェ(仮)がアシエンと闇の戦士と内通しとるからそりゃサンクレッドより情報は早いか…」などと失礼なことを考えてしまった。

同じ情報を手に入れたのでリトルアラミゴで落ち合おうと話す、アルフィノとサンクレッド。

アリゼーが通信に割り込み、サンクレッドにこの情報を誰かに話したかと聞くが、もちろん答えはNOだ。いよいよウリエンジェが黒なんですが、でもシンプルに裏切ったとは思いたくなくて…何か理由があったと思いたくて…。

流石にアルフィノもアリゼーとウリエンジェがぎこちない…というかアリゼーのウリエンジェに対する態度がおかしいと気が付いちゃった。

当時、アリゼーとウリエンジェがルイゾワを挟んで3人で過ごして居るのを見かけない日はないほどだったそう。仲良かったんだな~…。ちょっとジェラ…(なんで?)

リトルアラミゴについてから、早速ウリエンジェのことを突っ込んでみるヒカセン、強すぎる。メンタルが。

おお…アリゼーもまだウリエンジェが何か策があってのことで裏切ったわけではない、と思いたいんだな。私もそう思いたいよ…。それにしても全力であいつを止めるなんて、随分かっこよくなっちゃって。アリゼーは一歩ずつ、エオルゼアの剣になりつつあるんだなあ。

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