見出し画像

観光列車の旅3

SAKU美SAKU楽編

中国地方を走るJR西日本の観光列車、実は結構たくさんある。その中で岡山-津山を往復する「SAKU美SAKU楽」に2022年夏に乗った時のことを記事にする。

読み方は「さくびさくら」だ。井上咲楽がどんどん売れてきた頃に重なるので、「SAKU楽」も抵抗なく「さくら」と読める。

津山駅にて 一両編成


この観光列車はJR西日本岡山支社がおそらく期間限定で突貫工事で車両を仕立て上げたのだろう(想像です)、内装がややチープで通勤電車感がしっかり残っている。吊り革もあるし。絵画やのれんなどが車内吊り広告として展示されているのも何ともいえない通勤電車感だ。テーブルもシートも簡素でクッション素材は通勤電車のそれだ。しかし、だからこそ気軽に乗れるのだ。運賃+指定席券530円で乗れるのだから、普通電車の指定席感覚で使える。

仮設折りたたみ机、ペラペラなパーテーション・・・。

とは言っても観光列車だ。事前予約の弁当がある。岡山県北イロドリちらし(お茶付)3200円。これを予約しておくと、車内で鮮やかな野菜たっぷりの弁当が味わえる。

岡山市内有名店のシェフ監修の豪華弁当
ご飯が見えないくらいの野菜。ローストビーフの量にも満足

その他、スムージーなども購入できる。マスキングテープまで買ってしまった。

スムージー
オリジナルのマステ

津山を13時前に出発して岡山に14:30に到着するので、土日なら帰宅して競馬中継も観られる。非日常になりきれない日常の観光列車、というこの惜しさ、嫌いではない。

ちなみに行きは朝、岡山から普通電車に乗って行き、1時間半ほどで津山に到着。駅周辺や津山城(鶴山公園。桜の名所だ)を散策、というプチ観光をした。

津山駅前。津山といえばこのアーティスト。

最後は駅前の喫茶店「カフェKakuzan」で発車時刻まで時間調整。カレーを食べている人が複数名いてちょっと惹かれたが、このあと車内で豪華弁当を食べるので何とかガマンしてスイーツドリンクセットにしたのだった。

本日のスイーツはバウムクーヘン