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もう1人の私


もう1人の私という題名だが
別に私は解離性同一性障害ではない

じゃあ何故このようなnoteを書いたのか
それは高校生の時の私が私では無かったためである

軽く掘り下げていこう

私は部活動奨学生で高校に入学した
学科も少し珍しい学科であった

元々の私は反応が薄く、人と話すことが苦手でずっと本を読んでいて、そしてネガティブというか【The陰キャ】というのに相応しい人間であった

高校に入学するという事は人間関係も変わるし、環境も大きく変わるということである

そして高校に通って少しした後に気付いた
『弱みを少しでも見せたら潰れるし周りからも潰される………』ということに


学科や部活の圧が凄かった
なんというか……
『出来なきゃ悪口言われて当たり前
  出来ても悪口言われる
  とにかく一瞬でも綻びを見せれば途端に
  皆で寄って集って潰す』
みたいな

まぁ思春期ってそれが当たり前みたいな空気感あるよね

そんな私は潰されないように必死に頑張った
ニコニコ笑顔で毎日を過ごし、ポジティブ人間になった

そうしてるうちに私が私で無くなった
元の私が消えて新しい私が乗っ取るみたいな
新しい自分を演じるというよりも乗っ取られてる感が強い

私なのに私じゃないみたいな

周りから見れば『あの子高校に入って明るくなったよね〜』くらいにしか見えてないのだろう

それでなんとか3年間乗り切れた
まぁ集団無視に合ったりしたのだが…
それくらい何ともない


大学生になってあの環境から離れて、もう1人の私が必要無くなった

必要無いということは消えるのだ

まぁ元の私ともう1人の私50:50で過ごしてるのだが
でも表にずっと出しとく必要が無くなったのはとても大きい

もう1人の私の存在はきっと私しか知らない
だからnoteに残しておこう

ありがとう
3年間私の代わりに盾になってくれて
私を守ってくれて
貴方が居なかったらとっくに潰れてた
ここまで生きてるのは貴方のおかげだよ


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