春風 職場を離れて
現職を修了した☆
昨日とは違う風が吹いている。
やわらかく暖かい南風。
いつまで外にいても
待っていられる、春の風。
*
最後、集大成とも言うべき
すごいてんこ盛りの案件が来て、
いけるか?いけるか?
丁度時間ピッタリに問合せの電話が終了し、
(その間に、新しい上長が、
足を運んでくださり、)
書類をまとめて挨拶して、
1秒の隙間もなく終了。
ピッカピカの笑顔に囲まれた!
お花をいただいて、
「お疲れさま」と言われ…
単純に嬉しい。
(生前葬ってこんな気分?)
*
この集大成が押しかけてくる感じ、
知ってる。
幼い頃に「ラング世界童話集」が
大好きだった。
その最後の巻が「くじゃく色の童話集」
という。
その最後の最後に、
一冊の半分を割くほどの、
長ーい長ーい長ーーーーーいお話が!!
ひとつの話の中に、
いくつもの要素が絡み合って、
三つくらいの話が、次々に
繰り出されていく。
そういう、襲いかかってくるような
まだまだまだまだ、
たっぷりと、
読んでも読んでも終わらない。
物足りないなんて思わせない。
もう本当に堪能しました!
っていうようなのが、
いつもよりも三倍とか五倍とかの
ボリュームが来るのを知っている。
*
そういうのに恵まれたのだ。
もう思い残すことはない。
ほんとうに、
遊園地のアトラクションに入ったのかと
思うほどに、
いつまでもいつまでも、
終わらない飛沫の中にいた。
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