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ヴァンパイアアタックからみるエアドロップチャンス


2020年9月に起きたSushiswapによるUniswapに対するバンパイアアタックと同じ様な状況がNFTマーケットのOpenseaとInfinityで起きるのではと言われています。

ヴァンパイアアタックとは、同じタイプの機能をもつ新興のBプラットフォームが有力なAプラットフォームを使ってるという実績を基にBプラットフォームで使えるトークンをエアドロップして、BがAに預けていた流動性・資金とユーザーをBに移動してしまって、Aの力を吸い取ってBに持っていくというクリプト界隈で使われる用語です。

ユーザー視点では、大手のマーケットの取り合いでトークン配布エアドロップのチャンスがあり、下の図を見るUni/Sushiのケースにおいてはマーケット全体が拡大するので大いに結構なことだと考えられます。

という事で過去の事例を元にヴァンパイアアタックからみるエアドロップチャンスを見ていきたいと思います。

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こちら@CoinGeckoJapanさんから拝借したUniswapとsushiswapで起きたケースの図解です。
Uniswapは最終的にトークンを発行し、流動性を奪い返しています。

エアドロップというと、2016年頃はハードフォークでのエアドロがあったことを思いだします。コインを持っているだけでBTC→BCH、ETH→ETCが無料タダでもらえました。
2020年からは多くのETHチェーンDefiでトークンロック、触っておくとトークンが貰える流れが続いていますね。
$ATOMのエアドロップでおいしい思いをしている方も多いのでは?
この流れがNFTマーケットプレイスで起きるのではと言われています。
Infinityという新しいNFTマーケットが有力NFTマーケットOpenSeaを利用したことがあるユーザーに対して、Infinityトークンをエアドロップしています。

そして、Openseaがマーケットを保持する為に独自トークンを発行するかどうかを皆固唾をのんでまっています。
ま~どちらにせよ2021年10月4日までに触っていた人にしか権利がないので、私は蚊帳の外なのですが。。。
バンパイアアタックは運営側からすると不測の事態に対応する為のエアドロップになります。
ユーザーの立場から言えるのが「とりあえず触っておけ」ということだと思います。
*質問がありましたので追記:「触る」というのは、ステーキングする、流動性を提供するなどになります。例えば、uniの場合だとuniのdefiを$100以上使った初期参加者にトークン配布があったようです。著者の場合、dododexでETHをステーキングしてdodoトークンを貰いました。
ステーキングや流動性の提供が基本ですが、uniの様にシステムを使っていたという事でもエアドロップが発生する可能性がある為、「触る」という広義の意味になっていると思われます。

英語圏では、エアドロップが出そうなプロジェクトを探してまとめたり、情報共有されています。

エアドロップに至る背景としては、プロジェクトが潤沢な資金をVCから調達完了しているまたは大手VCがスポンサードにしっかりついてる。尚且つ、プロダクトがトークン発行前に完成していればベストだと思われます。
そして、プロダクトが軌道に乗った時点でトークンを発行し、初期ユーザーにエアドロップを行うという流れを運営側がトークンエコノミクスの観点で初期設定している事が予想されます。(ホルダーの流れを見て流動的にという見解もあり)
運営側からするとステーキングしてもらう事でセキュリティを高めると同時に、大口になる初期ホルダー・ユーザーを市場参加者よりもそれだけ大事にしていきたいという考えからです。
POSプルーフオブステークのような仕組みですね。

様々なトークンを保持したり、情報収集したりと面倒な事は多いですが、トークン配布の可能性が高く、宝くじより資金が増える確率は高いのではと思います。
触れる方限定になりますが、時間のある方は集中して界隈勉強して早めに触っておけば数年後には大きな資産になるかもです。
私が大学生ならバイトせずに毎日触りますw
*情報の精査、取り扱いは自己責任でお願いします。


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